ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『フォースポークン』賛否両論?スクエニから発売されたオープンワールドの異世界もの探索アクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、賛否両論?スクエニから発売された異世界もの探索アクションゲーム『フォースポークン』のレビュー記事です。

 

遂に発売されたフォースポークン。

去年からずっと気になっていた作品で発売日が延期されてからずっと待っていました。

 

実際に遊んでみると美しいグラフィックと分かりやすいストーリーでゲームの世界にすんなり入り込めたし、戦闘が全て魔法で戦う新しい戦闘アクション、さらにはオープンワールドでサクサク進む探索、どれをとっても最高のゲームでした。

 

ただ、個人的に気になった所も多くありました。

 

そんなフォースポークンを最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

オープンワールドが好きの方、異世界ストーリーが好きな方、探索ゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • オープンワールドをパルクールという爽快感ある魔法で自由自在に駆け回れる

  • 美しいグラフィックとド派手な魔法が組み合わさり爽快感がある

  • ストーリーのボリュームがあまりにも少ない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Forspoken(フォースポークン)
ハード PlayStation5
ジャンル アクションロールプレイングゲーム
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 Luminous Productions
発売日 2023年1月24日

 

プレイ後の感想

世間で言われているほどクソゲーとは思えないし僕は普通に面白かった。ただ、定価9,000円と思うとボリュームが圧倒的に少ないし人にオススメはできいないゲームでした

 

どういうことか詳しく書くと、まず「ストーリーの短さ」「ボリューム不足」にはびっくりした。

 

ストーリーの内容を簡単に説明するとニューヨークに住んでいたちょっと悪の女の子が突如『カフ』という腕輪と出会い、気が付いたら異世界転生していて、異世界を救うっていうもの。

 

最近アニメとかでもよく見る異世界もので、ストーリーの内容自体は分かりやすいし、すんなり入ってくる内容だったんだけど、とにかく短い。

 

オープンワールドということもあり、僕は元々探索好きなのでゆっくりじっくり遊びましたが、それでも15時間程でクリアできた。

 

ストーリーだけ追えば10時間も掛からずクリアできるほどあっさりしていたし、中盤から終盤にかけて一気に駆け足気味に進むので、「え?このまま終わらないだろうな?」って思っちゃいましたね。

 

ストーリーについては理解しやすいと言えば良く聞こえるが、悪く言えば『ありがち』な展開で先が読める。

なので、人によって賛否が分かれるかな。

 

それとは別にアクション性、戦闘、オープンワールドについてお話しさせてもらうと、まずアクション性。

『パルクール』という高速移動魔法を使ってオープンワールドを駆け回りながら探索をするんだけど、これがとにかく楽しかった。

 

どんな障害物でも崖でも塔でも、ぴょんぴょんジャンプしながら越えたり、だだっ広い草原をソニックのように高速移動する様はマジで気持ちよかった。

 

もちろん戦闘中にも使えるしパルクールと攻撃魔法を組み合すこともできるので、爽快感MAXでしたね。

 

そんな魔法もと様々な属性の魔法が使え、敵の弱点に合わせて切り替えることができ、さらには綺麗なグラフィックのド迫力アクションを体験できるので楽しかった。

 

もちろん不満点もあって、結局戦闘に使う魔法って大体固定されてくるし、魔法の数は多いもののショートカットキーのようなものはないので、属性ごとにいちいち切り替える面倒さはあった。

そして、オープンワールドについてですが、本作では街となる拠点が一つしかなく、街の外には瘴気が漂っていて、それに人が触れるとゾンビのようなものになってしまう為に、外には人が誰もいない。

 

別のオープンワールドゲームって、目的地へ行く道中にNPCにしゃべりかけて本編とは関係ないサブミッションだったりサブストーリーが進むようになっていると思うのですが、本作にはそういったものは全くなかった。

 

だって人が1人もいないですからね

 

その代わり、村に住み着いた敵を全滅させるミッションやちょっとしたダンジョンが用意されていて攻略したら報酬がもらえるなど、一応遊べるようなものはあるものの、報酬がショボくてあまりやる意味がなかったかな。

 

世界観を考えると外に人がいない理由も分かるけど、ゲームとしては面白みがなかった。

 

本作は全体的に見てクソゲーとまでは思わなくても、色々勿体ない、惜しいと思えるところが多くて、期待していたようなゲームではなかった。

 

ただ、何度も言うように綺麗なグラフィックだし、魔法はド派手なので、あまり多くを期待せず遊べばそれなりに面白いと思う。

 

よかった所

分かりやすいストーリー

ストーリーが良かった悪かったと思うのは人それぞれなので、そこはあえて触れませんが僕は分かりやすくて世界観に惹きこまれました。

 

同じオープンワールドのゲームで、ホライゾンデイズゴーンバイオミュータントと色々なゲームを遊んできましたが、どうも分かりづらく置いていかれがちでしたが、フォースポークンはそんなことなかったです。

 

さすがスクエニと言うべきなのか、日本人にも分かりやすくストーリー構成を作ってくれたのかは分かりませんが、とにかく世界観に没入できたことは楽しく遊べた。

 

アニメでも流行っている俗にいう『異世界もの』ということがあり、すんなり入り込めたのかもしれませんね。

 

ド派手な魔法アクション

本作の目玉の一つでもあるド派手な魔法アクション。

 

魔法には攻撃魔法、補助魔法、遠距離、中距離、近接と色々な種類の魔法が用意されており、自分のスタイルに合わせた魔法使いになれる。

 

タンタと呼ばれるボスを倒すことによって魔法のスキルツリーが解放されていくよ

 

敵によっては弱点魔法だったり、不利な魔法だったり、戦力も組めるようになっていましたが、時にそれが面倒くさくなる場面もありました。

 

僕の中では大満足とまでは評価できないものの、低評価ということもなく、ちょっと惜しいの一言でしたね。

 

エフェクトはド派手で美しく綺麗なのですが、敵に与えた際の攻撃してやったぜ!感が薄く、爽快感のようなものは少なかった。

 

もう少し敵に魔法攻撃を当てたときの爽快感あるSEのようなものが欲しかったかな。

 

サクサク進む探索

オープンワールドと言えば探索も魅力のひとつですよね。

 

探索の中にはサブクエストが用意されていることが多く、メインストーリーそっちのけでついついストーリーから逸れてしまってなかなか進まないんだよなーっていう人も多いかと思う。

 

でも、フォースポークンではそういったサブクエストがフィールドに一切用意されておらず、簡単なミッション程度しかありません。

 

これをボリュームが薄いと感じるか、寄り道せずサクサク宝箱やアイテム回収ができると感じるか人それぞれだとは思いますが、僕はどちらかと言えばサクサク進める良かった所と感じました。

 

どうしても性格上サブクエストも全て埋めていきたくなってしまってなかなかメインストーリーが進まなくなってしまうので、アイテムだけ効率よく回収しつつストーリーに没入できたので、楽しく遊べました。

 

ダンジョンとボス戦

フィールドにはサブクエストが存在しない代わりに、ちょっとしたダンジョン攻略ができるようになっていました。

 

ダンジョン攻略の報酬は装備品が多いのでついついクリアしたくなるようになっていました。

更にはボスも用意されていたので、攻略のやりごたえがあった。

 

ただ、ダンジョンと言ってもほぼ一本道なので、謎解きやギミックというものはなく、ボスを倒してアイテムを回収するだけと、淡泊なものになっていたので、これを面白くないと感じてしまう人も多い。

 

僕の場合は強いボスと戦いたいという欲求があるので、ボスと戦えるだけでも楽しめました。

 

クラフトでオリジナル装備

フィールドには至る所にクラフト素材が落ちていたり敵を倒すことによってドロップする素材があります。

 

これらの素材を使い装備品であるマントとネックレスにステータスアップの能力を付与することができるため、敵に合わせてカスタマイズできたり、自分の戦闘スタイルにあったステータス付与ができるため面白かった反面、装備品がマントとネックレス2種類しかないことが少なく感じたし、ステータスアップもこれをいってパっとしないものが多く、面白いんだけど物足りなさは感じた。

 

気になった所

操作性が安定しない

一番気になったのは操作性の安定性。

 

敵をロックオンするシステムがあるのですが、いまいちロックオンできていなかったり、敵を魔法で空中に打ち上げるとカメラが上を向いてままになってしまい、手動でカメラ位置を戻す必要があったり、戦闘ではストレスを感じた。

 

また、本作の魅力のひとつでもある『魔法パルクール』ですが、この魔法はフィールドを高速移動でき爽快感があるように思えるのですが、どうも制御が難しい。

 

止まりたいときに止まれず行きすぎたり、逆に移動したい方向に移動できないなど、一直線に高速移動するぶんには爽快感があるのですが、急な方向転換には向いておらず、爽快感を感じる場面もあるものの、戦闘ではあまり使えず、あくまで遠い場所へ早く移動するためだけのものっていう感じだった。

 

敵、アイテム、背景が一体化していて分かりづらい

本作のフィールドは森や湖などはなく、ほとんどが荒野です。

そのせいか背景とアイテム、敵などが見づらかった。

 

急に敵が現れた音楽が流れたと思い周りを見渡すと『そこに居たのか』と気がつかないことが多かった。

 

また、フィールドには特殊個体となる強いモンスターが居るのですが、倒してもこれといって報酬があるわけでもなく、そもそも数が少ない。

 

グラフィックは最高峰ではない

オープンワールドでグラフィックが最高峰のホライゾン フォービドゥン ウェストと比較すると綺麗な綺麗なんだけど、人物の表情の表現がPS4っぽかったりグラフィックは満足いくものではなかった。

 

まとめ:フォースポークン

全体的な評価は50:50で良くも悪くもなかったという印象。

世間の声を聞くとどうしてもマイナス面が頭に残り先入観で悪く見えてしまう部分があるので、今回は誰の評価も見ずに遊んだけど、結果としてこうなった。

 

正直にいうと9,000円も出して遊ぶゲームではないことは確かなので、今買うかどうか迷っている人はセールなどで安くなってから遊んでも遅くないと思う。

FORSPOKEN(フォースポークン)-PS5

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