ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Horizon Forbidden West(ホライゾン フォービドゥン ウェスト)』前作と比べストーリー、アクション、戦闘が大幅にパワーアップしたオープンワールドアクションRPG【評価・感想】

f:id:kennzya:20220312221201j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、全世界が待ちに待ったホライゾンの続編『Horizon Forbidden West(ホライゾン フォービドゥン ウェスト)』のレビュー記事です。

 

遂に発売されたホライゾン フォービドゥン ウェストなんですが、冒頭でいきなり感想を言うと『むっちゃくちゃ面白かった』

 

詳しくは率直な感想でお話ししますが、とにかく前作遊んだ人なら分かる、面倒くさいなーと思っていたところが結構クリアになっていて、遊びやすく改善されていました。

 

ストーリーにしても戦闘にしても探索にしても、どれをとっても前作を超えるほどだった。

 

ただ、あくまで前作の続きなので、ホライゾンはホライゾンでしたね

 

そんなホライゾン フォービドゥン ウェストを遊び尽くした僕だからこその率直な感想と共に『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

前作を遊んだ方、オープンワールドアクションゲームが好きな方、次世代ゲームを遊びたい方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • 前作を超える広大なオープンワールド

  • 前作を超えるアクション、戦闘スタイル、グラフィック

  • 意外とあっさりな結末で少し物足りなかった

 

作品紹介

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前作では踏み入ることができなかった禁断の土地『アメリカ西部』。

ここで待ち受ける本当の真実とは?どうして地球が荒廃したのかその謎が全て明らかになる。

作品紹介
製品名 Horizon Forbidden West(ホライゾン フォービドゥン ウェスト)
ハード PlayStation4PlayStation5
ジャンル アクションロールプレイング
発売元 ソニーインタラクティブエンタテインメント
開発元 ゲリラゲームズ
発売日 2022年2月18日

 

プレイ後の感想

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前作と比べグラフィック、アクション、戦闘、ストーリーとどれをとっても壮大で迫力のある仕上がりになっており、マイナス要素がほとんどない完璧な作品でした

 

とにかく前作と比べて遊びやすく調整されていた。

 

なかでも機械獣との戦闘がものすごく遊びやすく調整されていた。

前作の機械獣と言えば僕の印象では固く、ダメージがなかなか通らず結構面倒くさいと思い、戦うのを避けていました。

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武器を強化したり、スキルを覚えていけば戦闘が楽になるだろうと思っていたけど、強化に必要な素材だったり経験値を得るには結局、機械獣を倒さないと手に入らないというジレンマがあり、寄り道はせずストーリーだけを進めて遊んでいました。

 

これってオープンワールドのゲームでは勿体ないことだよね

 

今作はむしろ逆で機械獣と戦うのが楽しいとさえ思えるほどでした。

 

弱点部位を攻撃すれば大ダメージを与えられるのは前作同様なのですが、今作は弱点部位じゃなくてもダメージが通る為、意外とあっさり倒せたり、爆発する武器の威力が高かったり、弱点属性でのダメージもかなり通りやすく、サクサク敵を倒せることから無駄にサブクエばかりやってしまい、時間がいくらあっても足りないと思えるほど楽しかった。

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前作にも居た逆賊(人間の敵)も登場するのですが、今作では敵がシールドを張って防御したり『グラップル』という、崖などを一瞬で上り下りできる新しいアクションが増えたことにより、戦闘スタイルが前作と比べ大幅に広がった。

 

逆賊から逃げる際もグラップルを使い、崖を一瞬で登って、上から奇襲をかけたり、逃げるふりをして崖の上から回り込んだり、とにかく戦闘が楽しく思えた。

 

罠の威力も上がっていたしね!

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次にグラフィックですが、PS5版を遊びました。

想像の上を軽く超えたグラフィックでとんでもなく綺麗だった。

 

こういったアクションゲームの地面って画面をアップすると画質が荒々しくなったりするものですが、今作においてはアップにしても画質が乱れることなく、リアルな質感で再現されていました。

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僕の大好きな水の表現だったり、草木の動きまでこれまで遊んだゲームの中で1位と言えるほど美しかった。

 

あとは探索とストーリーが壮大すぎた。

 

もちろん今作もオープンワールドでめちゃくちゃ広いマップを縦横無尽に走り回れるし、今作では鳥形の機械にオーバーライドして空も飛べるようになるので、ものすごく気持ちがよかった。

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探索に至っては、前作は陸を走り回って移動するか、ファストトラベルするかしか選択肢がなかったのに比べ、今作は水中も増えたことにより、陸、海、空すべてが探索できるようになっている。

 

移動距離が面倒でファストトラベルするかーって思うところ、空が飛べるようになった途端、景色を眺めながら移動できるから、マジで探索している気になれました。

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また、ストーリーについてですが、詳しく話すととても長くなるのでギュッと縮めて感想を言いますが、前作からの続きということもあり、前作をプレイしていないと内容が入ってこないと思う。

 

ただ、前作をプレイしたのが去年の8月ということもあり正直言うとストーリーを覚えているか?と言われるとめちゃくちゃ曖昧でしか覚えていませんでした。

 

それでも、楽しめたストーリーなので、ひょっとしたら初見でもそれなりに楽しめるのでは?と思ったけど、最後の最後でふわっとした終わり方をしたのが残念だった。

 

結局、あの終わり方ってバッドエンドしかなく、アーロイや他の地球に住んでいる生命は膨大で狂暴な『データ』に食い尽くされて絶滅するのでは?

そもそも、これまた続編へのフラグ?

 

など、自分の中で色々考察するものの、ハッピーエンドと言えるような終わり方ではなかったように思いました。

 

でも、そこまでの道のりは胸熱な展開が続いたり、新しい部族やキャラクターなどが織りなす人間ドラマもあるので、前作をプレイした人は絶対にプレイすることをオススメします!

 

ここからは『よかった所』『気になった所』を詳しくご紹介します。

 

よかった所

前作よりも分かりやすいストーリー

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今作はメインの目標がハッキリしていて、何所へ向かって何をしたらいいのかが分かりやすかった。

 

今作が分かりやすいというよりも、前作からの予備知識があったからこそ分かりやすかったのかな?とも思ったけど、それを踏まえても今作は分かりやすかった。

 

あくまで僕の主観ですが、前作は主に部族同士の争いがメインで何故世界が荒廃してしまったのかという謎が、ストーリーの後半で一気に紹介され頭に入ってこなかった。

 

部族同士の争いに関しても様々な部族が出てくるし、登場人物が多すぎて名前も覚えられないし、僕の頭では処理できなかったですね笑

 

ただ今作でも部族同士の争いや新キャラが増えたのは間違いないのですが、ここまで分かりやすかったのはやはり『散らばったガイアの副次機能を回収し世界を救う』という明確な目標、目的があり、それを達成するためには、『どこどこへ行く必要がある』というふうに道しるべがあったからなのかな?と個人的には思います。

 

前作はオープンワールドを活かし、好きに自由に動ける分、どこから何をしていいのかがハッキリしなかった。

それを経験したからこそ、今作はすごく分かりやすく遊びやすかった。

 

もちろん今作もオープンワールドを十分に活かしつつなので本当に名作だと思う。

 

圧倒的なグラフィック

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今回PS5版をプレイして驚いたことは、地面や草木をアップしても画質が荒れず、人の肌の質感光の射し方機械の冷たい無機質な感じなど、こと細かくリアルに再現されていたことが驚きました。

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でも、一番驚いたのは画像を見てもらうと分かる様に、メニュー画面。

ゲームを起動すると一番初めに表示される画面で、これがどう見てもリアルにしか見えず、綺麗すぎて驚きを超えて笑いが出ちゃいました笑

 

前作よりも遊びやすい戦闘アクション

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前作では弓で攻撃するか罠を張るか、さらにはステルスキルをするか、主にこの3つで戦闘を楽しむようになっていましたが、今作では勇技という必殺技が追加されていたり、グラップルで建物に素早く上り、上から奇襲をかけたり、戦闘アクション、戦闘スタイルともに大幅な改善がされていました。

 

更に前作の敵は固く、ダメージが通りにくく面倒くさいなーと思っていたけど、今作は前作に比べてダメージも通りやすいイメージでしたね。

 

そこの調整も上手くされているのかもしれません。

 

とにかく機械を相手にしようが、逆賊を相手にしようと、幅広い戦闘スタイルで遊べたのはアクション好きの僕としても評価が高かったです。

 

新しいアクション

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今作から追加された新しいアクション『勇技』『グラップル』『水中』

細かく言うともっと増えたのですが、この3つのアクションが増えたことにより、探索、戦闘に大きな利点が増えました。

 

勇技

まず、『勇技』ですが簡単に説明すると必殺技です。

それも1つ2つではなく、10種類以上あり戦闘スタイルだったり、敵に対して使い分けることができるので、今までにない戦闘を楽しめるようになりました。

 

グラップル

『グラップル』に関してはグラップルポイントがある場所なら素早く岩山を登ったり、見張り台など高台に上ることができるので、逆賊の野営地を襲撃する際にかなり役立つアクションでした。

 

敵に見つかっても素早く移動することができるので、爽快感だったりスピーディーな戦闘が楽しめました。

 

水中

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水中に関しては探索の幅がめちゃくちゃ広がった。

前作では主に地上メインでの探索だったので、オープンワールドがさらに拡大され、いつまでも探索できる楽しみが増えました。

 

前作を超えるボリューム

前作もボリュームたっぷりに作られていたけど今作はそれを凌ぐほどのボリュームでした。

と、いうのも水中での探索が増え事により、探索の幅が広がったしサブクエもやればやるほど深みにハマって行くようなストーリー展開が用意されているので、サブクエばかりにハマってしまってメインが全然進まなくなってしまうこともしばしば。

 

端から端まで遊び尽くそうとすれば数か月は余裕に遊べる内容になっていました。

 

気になった所

良くも悪くもホライゾン

よかった所で色々アクションなどが増えた!とご紹介しましたが、良くも悪くもホライゾンなのは間違いなかった。

 

真新しいものもあるけど、基本操作だったり、基本アクション、ストーリーの道筋は前作からの続きなので『期待を裏切る展開』というものはなかった。

 

ボス戦が呆気ない

前作のボス『ハデス』には結構苦戦させられ、手に汗握るボス戦が楽しめたのですが、今作はめちゃくちゃ呆気ない。

 

適当に爆弾投げていれば倒せちゃうほどで、「え?これで終わり?第二形態あるやろ」と思ったらそのままエンディングという感じでしたね。

 

今回、難易度をノーマルにして遊んだからなのかちょっと呆気なすぎました。

 

まとめ:Horizon Forbidden West(ホライゾン フォービドゥン ウェスト)

前作を遊んだことがある人は絶対に買って損はないと胸を張ってオススメできるし、あえて前作を遊んでいない人にもオススメしたくなるような超大作だと感じました。

何かオープンワールドのゲームやりたいなーと思う方は是非一度遊んでみてはいかがでしょうか?あ

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