ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『デストロイ オール ヒューマンズ』人間が敵⁉宇宙人となって地球を侵略する3Dプラットフォームゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、人間が敵⁉宇宙人となって地球を侵略する3Dプラットフォームゲーム『デストロイ オール ヒューマンズ』のレビュー記事です。

 

本作はリメイク作品となっており、オリジナルは2007年2月22日にPS2で発売されました。

PS2版は既に持っていたのですが、いつか遊ぼうと積みゲー状態になっているところ、PS4とSwitchでリメイクが発売されたので、今回PS4版を遊ばせていただきました。

 

圧倒的にグラフィックが綺麗になっていました

 

そんなPS4版デストロイ オール ヒューマンズを最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

アメリカのポップカルチャーや政治情勢のパロディが好きの方、クセのあるゲームが好きな方、3Dプラットフォームゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • アメリカのポップカルチャーや政治情勢がパロディとして表現されている

  • アメリカの町を好き放題暴れられる

  • ゲーム性は箱庭でミッション形式でストーリーが進む

 

作品紹介

作品紹介
製品名 デストロイ オール ヒューマンズ
ハード PlayStation4Switch
ジャンル 3Dプラットフォーム
発売元 THQ Nordic
開発元 Black Forest Games
発売日 2020年7月28日

 

プレイ後の感想

もうちょっと地球に対して侵略的作戦だったり、はちゃめちゃド派手な戦闘を期待していたけど、実際に遊んでみると、同じミッションの繰り返しだったり、ド派手なアクションはなく、人間に一方的に攻撃されるだけという感じだった

 

僕の中ではグラセフのようなアメリカの街で人間に対して好き放題暴れたり、戦略的なアクションができるかと思っていたけど、それとは逆で箱庭ステージ内で決められたミッションを淡々とこなしていくアクションゲームでした。

 

中でも、人間に見つからないように進めるミッションが一番ストレスが溜まったかな。

とにかく人間の数が多すぎる。

 

もちろん一人でも見つかったらその時点でアウトなのですが、こちら一人に対して人間が30人、40人と配置されているのでクリアするのに結構時間がかかった。

 

また、ステルスミッション以外にも人間に対して攻撃するミッションにしても、人間が多すぎてまともに相手にできず、宇宙人のスキルをある程度強化しておかないと、すぐにやられてしまいました。

 

ただ、宇宙人のステータスを強化するのに必要なアイテムが人間の脳というところが個人的には面白かったですね。

 

人間の脳がいわゆる通貨みたいな役割をしていました

 

アクション面では色々と残念なところがあったけど、ゲーム全体を見ると楽しめました。

 

箱庭タイプのステージにも関わらずオープンワールドと思わせる工夫がされており、実際は狭いステージでも広く、広大なステージを侵略しているかのような錯覚ができたので、PS2時代のゲームにしてはかなり評価できます。

 

ただ、ここも少し残念なところがあり、ステージ数が少なかった。

 

ホワイトハウスが出てきた時はアメリカを感じることができたのですが、それ以外のステージは特にアメリカと関連があるわけではなく、ただの田舎町というステージが多かった。

 

アメリカと言えば、自由の女神、マンハッタン、スクエアタイムズなど、有名な観光地や場所ができてもよかったのに。

 

ただ、今年の2022年8月に続編『デストロイ オール ヒューマンズ!2 - リプローブド』が発売されるので、続編に期待ですね。

 

よかった所

アクションがぶっ飛んでる

ただ、銃で人間を攻撃するだけではなく、サイコキネシスで物や人を浮かして攻撃できたり、人の脳内を操り人間同士で戦わせたり、脳を摘出することで宇宙人のステータスを強化したり、アクションが色々クセが強くて面白かった。

 

宇宙人ならではのアクションが豊富ですし、UFOも強化することができるので、街の中をグチャグチャに暴れまわることもできます。

 

PS2版と比べて圧倒的に美しいグラフィック

オリジナルのファンの人は絶対に綺麗なグラフィックに感動しますし、リメイクから初めた人でも古臭くない綺麗なグラフィックなので違和感なく世界観に入り込めることから、どちらのユーザーにも良い影響を与えていました。

 

オープンワールドの様な箱庭

本作はステージ選択型で箱庭の中で色々なミッションやミニゲームを遊べるようになっているゲームなのですが、遠くの景色まで細部のこだわりがあり、オープンワールドのような感覚で遊べました。

 

ただ、一定の範囲外へ出てしまうとステージに戻されるので、実際にはオープンワールドではなく、どちらかと言えばちょっと狭い箱庭なのですが、そう錯覚させる工夫がされていることが僕の中ではかなり評価できました。

 

クリア後はミニゲームで遊べる

ストーリーを一度クリアしてから、再度訪れる街ではミニゲームが遊べるようになっていました。

 

ミニゲームではレースのようなタイムアタックを競うものや、牛を決められた時間内にさらうミッションや結構豊富に揃っていた。

 

ただ、ミニゲームをクリアしたからってこれといって報酬などはなく、遊ぶ意味があまり感じられなかったのが残念。

 

気になった所

敵のフリーズやクラッシュなどバグが多い

原因は分かりませんが、プレイ中にゲームがクラッシュして落ちてしまったり、人間がフリーズして攻撃してこなくなったり、ゲームの進行には影響はないものの、小さなバグが多かった。

 

敵(人間)の数が多すぎる

ストーリー上ミッションをクリアしながら先へ進むのですが、人間の数が多すぎて時にはイライラすることもあった。

 

こちら宇宙人ひとりに対し人間が30人ぐらい出てきて銃を連射されたり、戦車で大砲撃ちまくられたり、後半は結構苦戦した。

 

また、人間に見つからないように勧めるステルスミッションもあるのですが、人間が多すぎてステルス無理だろと思う場面も多かった。

 

なので、多少ストレスを感じるところがありましたね。

 

爽快感がなく単調

ミッションは基本的に、目的地まで行く、人間に見つかるな、〇〇を守れ、というようなミッションが多く、暴れるミッションが少なったことが爽快感があまりないと感じました。

 

ストーリーは進むのですがやっているミッションは常に同じようなものばかりなので、単調過ぎて中盤から飽きてくる

 

まとめ:デストロイ オール ヒューマンズ

僕が過度に期待していた分、今回のような評価になってしまいましたが、あまり過度な期待はせず、純粋に3Dプラットフォームゲームとして楽しめる要素もたくさんありました。

 

ただ、同じようなミッションを使いまわしにしているのは納得できませんでしたけどね。

 

ということで、やはり2022年8月に発売する続編『デストロイ オール ヒューマンズ!2 - リプローブド』にますます期待が高まります。