ゆあのゲームブログ

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【レビュー】ペニーの大脱走 (Penny’s Big Breakaway)ヨーヨーを使ってトリックを決めろ!ソニックマニアの開発チームが手掛けるアクロバティックな3Dアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ヨーヨーを使ってトリックを決めろ!アクロバティックな3Dアクションゲーム『ペニーの大脱走 (Penny’s Big Breakaway)』のレビューをさせていただきます。

 

本作はソニックマニアの開発チームが手掛けているヨーヨーを使ったアクロバットな動きで縦横無尽にアスレチックステージを攻略していく3Dアクションゲーム。

 

見た目がカラフルで可愛く、主人公にのペニーに襲ってくるのはなんと可愛らしいペンギン!

様々なギミックを乗り越えていくアクションゲームなだけに、やりごたえがあるゲームです。

 

そんなペニーの大脱走を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

 映画好きの方、ダークなストーリーが好きな方、サバイバルなゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • ヨーヨーを駆使してアスレチックステージを楽しく攻略できる

  • 難易度は少し高めだが子供もプレイ可能

  • 収集アイテムやタイムアタックとやり込み要素が充実している

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ペニーの大脱走 (Penny’s Big Breakaway)
ハード PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Private Division、テイクツー・インタラクティブ
開発元 クリスチャン・ホワイトヘッド、Evening Star
発売日 2024年2月21日

 

プレイ後の感想

ソニックマニアの開発チームが手掛けているだけに、ワクワクするステージ構成や難易度調整が絶妙に難しくやりごたえのある正統派3Dアクションゲームでした

 

本作の世界観をご紹介すると、

「主人公ペニーは大きな夢を持つ大道芸人

 

とある国の皇帝エディが新しい宮廷で行うパフォーマンスをしてくれるパフォーマーを募集していると聞き、大道芸人として夢を持っているペニーもこのオーディションに参加することとなります。

 

そんな時、コズミックストリングとの奇妙な出会いのせいで、ペニーのヨーヨーに命が吹き込まれることに。

 

命を宿したヨーヨーはおやつを欲しがるようになる。

そして、あろうことか皇帝の服をビリビリに破いてしまったヨーヨー。

 

皇帝エディはペニーの仕業と怒り狂い、ペニーは犯罪者にされ皇帝のペンギン部隊から追われることとなります。

 

ペニーはペンギン部隊から逃れ、コズミックストリングの謎を解き明かすことができるのか。」

 

というのが本作の世界観ですが、おとぎ話のようなファンタジー溢れるストーリーと世界観は、ペニーという人物やそれを取り巻くキャラクターと相まって、とても面白く、ワクワクさせてくれるゲームでした。

まず本作の一番の魅力はペニーとヨーヨー。

ペニーのアクションは主にヨーヨーを使って行うのですが、様々な技を使い分けながら、アスレチックのようなステージを攻略してくることとなります。

 

ただ、技を出して適当にステージをクリアする単純なものではなく、使いどころを見極めないとすぐに落下死してしまったり、追いかけてくるペンギンに捕まってしまったりと、意外と難しい場面が多く、難易度は少し高めでした。

 

3Dアクションゲームでありがちな2段ジャンプが使えない代わりに、ヨーヨーを使って滞空することができたり、ヨーヨーの上に乗りスピードを付けてジャンプしたりと、他のアクションゲームではあまり見られない斬新なアクションが体験できます。

 

そんな斬新なアクションを使いながら攻略するステージには様々なコンセプトがあり、ステージのコンセプトにあった敵やギミックには、飽きさせない工夫がされていました。

また、ステージ内には困っている人を助けるサブミッションや、ステージ内に隠されているコイン集めなど、収集要素ややり込み要素もあります。

 

また、ゲーマー向けにはタイムアタックも用意されているし、ステージは全部で43ステージプレイすることができ、ボリュームは十分あります。

 

ステージの長さは、長くも短くもない丁度いいバランスでできているので、プレイしていて疲れないんですよね。

 

次はどんなステージで冒険できるのだろう?とワクワクしながら攻略することができました。

 

そこの調整もバッチリでしたね

ただ、操作性に少しクセがあり、慣れてくるまでは取っつきにくく、人によっては面白くないと感じてしまうことがありますが、ワールド3あたりまでクリアしてる頃には、操作性にも慣れ、爽快感あるアクロバットな面白いアクションが楽しめているはずです。

 

ボス戦はあまり手応えを感じませんでしたが、ひとつひとつのステージが楽しいので、あまり気にならない程度でした。

 

最近発売された豆狸のバケルや少し前に発売された星のカービィ ディスカバリーなど3Dアクションゲームが好きなユーザーなら絶対に満足いくゲームなので、強くおすすめします。

 

よかった所

アスレチックなステージ

全43ステージある本作は、どれも面白いギミックばかりでアスレチックで遊んでいるかのような体験ができます。

 

後半になると空中を飛びながら移動するステージも多くなり、一気に難易度が上がるため、ゲーマーも楽しめます。

 

ペンギンから逃げたり、ハンマーで岩を砕いたり、ヨーヨーに乗ってレースをしたり、色々な遊びが詰まった本作は主人公ペニーのように大道芸人になったかのようなヨーヨー使いになれるので、アクロバットはアクションゲームが好きなユーザーは是非プレイしてほしいですね。

 

また、タイムアタックはゲーマー向けに設定されており、いかに早く効率よくゴールできるのか、頭の中でシュミレーションしながら攻略していくことになるのですが、これがものすごく難しく、かなりやりごたえがありました。

 

気になった所

壁すり抜けバグ

本作の唯一気になった所と言えば壁すり抜けバグ。

見た目は壁なのにバグのせいですり抜けてしまい、そのまま落下死するということが頻繁に起きました。

 

壁としての判定がなくなっているんでしょうね。

 

また、オブジェクトに埋まってしまったり、見えない壁が阻まれたりと、致命的なバグではないものの、タイムアタックで遊んでいる時と少し邪魔だなと思ったバグでした。

 

普通にプレイしていればあまり気にならない程度なので、今後のアプデで修正されるといいですね。

 

まとめ:ペニーの大脱走

ソニックマニアの開発チームが手掛けたと知り、イメージではスピード感あるアクションゲームかと思いきや、どちらかと言うとその場で頭を使いながらアクションをするような感覚だったので、イメージしていたゲームとは少し違ったものの、アクション、ステージ構成、難易度とバランスの取れたゲーム性にカラフルで可愛い世界観を冒険できるワクワク感は最高に面白かった。

 

インディーゲームの括りではあるが、3Dアクションゲームとして完成されている本作を是非プレイして欲しいおすすめの作品です。