ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこ』前作と比べパワーアップしたスマーフ!今後の冒険はTPSアクションシューティング!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、前作と比べよりパワーアップしたスマーフ!『The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこ』のレビューをさせていただきます。

 

前作の『スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦』は、激しい戦闘やボス戦、そして謎解きなどはなく、ただただステージをクリアしていくだけのアクションゲームで物足りなさを感じていましたが、続編である本作は前作のスマーフとは異なり、TPSアクションシューティングになっており、戦闘が激しくなり、強化要素も増え、やりごたえが増していました。

 

そんな『The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこ』を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

スマーフが好きの方、3Dプラットフォームが好きな方、分かりやすい簡単なゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • 3Dプラットフォームのアクションゲーム

  • 続編であるがストーリーは繋がっていない

  • 前作よりも戦闘は派手になったが探索はあまり面白くない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこ
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox Series X/S
ジャンル 3Dアクションゲーム
発売元 ミクロイズ
開発元 OSome Studio
発売日 2023年11月2日

 

プレイ後の感想

前作で気になっていた戦闘部分は派手さが改善され面白くなっているが、探索においては前作の方が面白かったりと、良くも悪くも普通といった感想ですね

 

まず、本作のストーリーを軽くご紹介すると、

「ある日スマーフ達はスマーフォミックスという新しい発明を完成させるために必要なグリーンストーンを探していたところ、前作の宿敵であるガーガメルが持っていることが分かる。

ガーガメルの家から盗み出そうとしたところ、誤ってグリーンストーンを壊してしまう。

するとグリーンストーンに封じられていたストラスという邪悪な魔神が復活してしまい、各世界に悪いことが起きてしまう。

そこでスマーフ達はポータルを使い各世界を救いつつストラスと和解を試みる」

っていうのが大まかなストーリーなんだよね。

 

ストーリー自体は分かりやすいしポータルで各世界を冒険するというところが今っぽい作りになっていて面白いんだけど、色々言いたいことがある。

 

まず、前作と大きく違うところはアクション性。

本作はTPSアクションが主体となっており、とにかく敵が現れたら撃ちまくるスタイル。

これに関しては不満点はなく、前作は戦闘に派手さがなかったので、TPSアクションで派手さが加わり面白かった。

 

ただ、どの世界を冒険しても同じ敵しか現れなかったこと。

これが面白くなかった。

それに加え、各世界では雪山火山などステージに特性が見られるように見えつつ、ステージ構成だったり、ギミックに個性がなく、ただ景色が違うというだけ。

 

これは、冒険していて面白い!ワクワクする!とは言えなかった

 

探索面でも前作では収集アイテムが隠されており、それを探す楽しみが探索であったが、本作は全くない。

チャレンジモードというミニゲームのようなものが追加されているが、このミニゲーム数多く用意されているものの、内容はほとんど同じで決められた時間内に敵を全滅させられるかというもの。

 

初めは必至でクリアを目指そうとするものの、後半になってくるとやっていることが同じなのでどうしても飽きちゃうんですよね。

ただ、ゲーム全体を見てみると人によっては本作が好きという人も出てくるかな?と思った要因としてはダークファンジーという点。

 

前作はスマーフの村があったり、ゲーム全体が妖精の世界というかメルヘンチックな可愛い世界だったのに比べ、本作は冒頭から暗く、ダークファンタジーな雰囲気に仕上がっていること。

 

個人的には前作の世界観がどちらかと言えば好きですが、こういう雰囲気が好きな人にはハマるかも?といったところ。

 

また、ステージのボリュームは多く、ステージ移動もシームレスで移動するので、止め時が分からず、サクサク進める点ではストレスなく夢中にプレイすることができました。

 

本作は2ということですが、前作とのストーリーに関連性はないものの、まずは前作の雰囲気を楽しんでから2である本作をプレイすると、良くも悪くも楽しめるのではないかな?と思いましたね。

 

よかった所

基本アクションがTPSアクションに進化

前作は植物が邪悪化してしまい、そんな植物を掃除機型の武器で浄化しながら進むアクションになっており、戦闘も近距離攻撃が主なスタイルだったのに比べ、本作は逆に近距離攻撃ではなく、TPSアクションすなわち遠距離攻撃が主なスタイルになっていました。

 

TPSアクションは今の流行ということもあり、ゲーム性は昔ながらの3Dプラットフォームだけれども、アクション面では最近の流行のTPSを取り入れていましたね。

 

武器は1種類ですが、いわゆる弾丸は数種類あり、蜂蜜を発射して敵や障害物の動きを止めたり、鎖の様な弾を発射し周りの敵を1ヵ所に拘束する効果があったり、戦闘面において遊び心があったので、飽きずに楽しめました。

 

また、これらの特殊な弾を使って障害物をどかしたり、止めたり、くっ付けたりと謎解きにも使えるようになっており、探索面においても前作よりも工夫されていました。

 

が、収集アイテムがなく、繰り返し同じステージをプレイすることがないので、一度プレイしたら終わりという感じなので、物足りなさは感じた。

 

ステージがシームレス

前作は各ステージの入り口から入り、攻略しながら先へ進むスタイルだったが、本作はステージを選択しながら攻略していくのではなく、シームレスでマップ移動をしながら攻略していく。

 

ひとつひとつのステージが用意されているよいうよりも、ストーリーに沿ってステージも変化していくので、止め時が分からず、勢いと流れで夢中になってプレイすることができました。

 

本作は武器やスキルの強化ができるので、強化に必要なアイテムを探しに探索しながら先へ先へ進めるので、サクサクプレイすることができるんですよね。

 

気になった所

戦闘が単調

前作は戦闘に派手さがなく、面白くないと感じた部分もありましたが、本作のTPSアクションは派手さがましており、そういう意味では面白かった半面、ひたすら撃つだけの戦闘なので、どのステージもやっていることは同じで単調で中盤辺りから飽きてきた。

 

ハチミツだったり爆弾だったり、色々な能力を持った武器も使えるが、使いすぎるとオーバーヒートしてしまい使い物にならなくなるので、結局初期武器を強化して使った方が安定して戦えるので、初期武器最強ってなっちゃうんですよね。

 

あくまでTPS風アクションという感じで派手さは増したものの、いまひとつ魅力に欠けました。

 

まとめ:The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこ

僕の中では結構期待していた作品だっただけに、ちょっと残念な部分もあったけど、こうして続編が発売されたことが何より嬉しかったですね。

 

日本ではそもそもスマーフのゲームが発売されていることすら知らない人も多いと思うので、3Dプラットフォームのゲームが好きな人が少しでも知っていただけたら嬉しいです。