ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『RiskOfRain2(リスクオブレイン2)』時間経過と共に難易度が上がっていく惑星探索型ローグライクTPSアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、時間経過と共に難易度が上がっていく惑星探索型ローグライクTPSアクションゲーム『RiskOfRain2(リスクオブレイン2)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は4年前に発売されたちょっと古いゲームなのですが、前から気になっていて今回このタイミングでプレイさせていただきました。

 

TPSのローグライクと言えば2021年にPS5専用ソフトとして発売されたリターナルを思い出しますが、それよりも前に発売されていたと知り少し驚き。

 

今回はそんなRiskOfRain2(リスクオブレイン2)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

TPSゲーム好きの方、探索ゲームが好きな方、ローグライクゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • プレイする度にダンジョンが分かるローグライク

  • 爽快感あるTPSアクション

  • 何周もしたくなるクセになる戦闘

 

作品紹介

作品紹介
製品名 RiskOfRain2(リスクオブレイン2)
ハード PlayStation4、Switch、XboxOne
ジャンル ローグライクTPS
発売元 Hopoo Games、ギアボックス・ソフトウェア、Gearbox Publishing
開発元 Hopoo Games、PlayEverywhere
発売日 2019年8月31日(switch)2019年9月2日(playstation4)

 

プレイ後の感想

ローグライクということでプレイする度に宝箱の位置や入手アイテムが変わるので、何度周回しても飽きないし、アーティファクトという謎解き探索もあり、十分満足するまでプレイすることができました

 

本作はストーリー性はほとんどなく、アクションが9割を占めるゲームでした。

 

ジャンルがローグライクということで1度ゲームオーバーになると今まで手に入れたアイテムや成長したレベルなどが全て無くなってしまい、再びプレイすると1からやり直しとなるので、常に緊張感をもって手に汗握る体験ができました。

 

本作の魅力はただのローグライクではなく、他のゲームにはあまり見られないシステムがあり、ダンジョンの中に入ると時間経過と共に敵の難易度が上がっていくというシステム。

 

はじめはイージーでスタートしても、のんびり攻略していると、ノーマル、ハードとどんどん難易度が上がっていき、最終的には化け物みたいな強さになってしまう。

 

初見でプレイした時は、とにかく上がっていく難易度に焦ってミスが多くなり思うように進めなかったんですよねー。

 

でも、だんだん慣れてくると敵の攻撃パターンだったり、アイテムを有効活用できるようになるので、後半意外とあっさりクリアすることができました。

 

ただ、本作をプレイして「え?」と真っ先に困惑することがあり、それは「ゲームの説明が一切されない」こと。

 

ゲームを始めると、いきなり未知の惑星に放り出され、攻撃手段も回避手段も何も説明がない、アイテムの手に入れ方やどうしたらクリアできるのか、ゲーム全体の8割ほど説明が一切されないので、いきなり手探りから始めることにビックリしました。

 

それに加えてローグライクというジャンルなんでゲームを普段あまりプレイしないユーザーはまずここで心が折れそうなハードルだった。

 

そういった意味も含めて探索だったり謎解きだったり楽しめる要素がありましたね。

 

ゲームそのものをクリアするのには全体を理解すれば何も難しくなく1日あればあっという間にクリアすることができますが、本作の本質はクリアすることではなく、色々と探索し隠されたアイテムを集めることが本来の目的だったりもする。

 

なので明確にラスボスを倒したら終わり!というものではなく、プレイヤーひとりひとりに目的や目標があって、それを目指して進めていくゲームでした。

 

ゲームが好きな人みんなにおすすめ出来る作品ではなく、自分で考え、組み立て、探索し謎を解くというようなことが好きな人におすすめです。

 

よかった所

周回が楽しいローグライク

本作をただクリアするだけなら60分から70分あればクリアできるもので、これだけ聞くとボリュームの無いスカスカなインディーゲームに聞こえますが、本作の魅力はただクリアするだけではなく、他にありました。

 

10人ほどいるプレイアブルキャラクターを解放したり、アーティファクトと呼ばれるアイテムを見つけ出し回収したり、プレイする度に変化するダンジョンの探索だったり、ゲームをクリアするという目的以外にスポットを当てたゲームで、本作をいつ終わらせるかはユーザーによって違うということ。

 

その為、必然とダンジョンを周回するようになり、この周回している時が一番楽しいと思えるのが本作でした。

 

プレイアブルキャラクターによって、使える武器種の違いやスキルの違いがあり、キャラクターによって攻略法も違うのでキャラクターを変えれば別ゲーをプレイしているような感覚で周回を楽しめました。

 

時間経過と共に変わる難易度

ゲームスタートした段階ではイージーから始まり、ノーマル、ハードと時間が経過するほど難易度が上がっていくシステムで、今までプレイしたゲームの中でこういったシステムのゲームがなかったので、僕は斬新に思いましたね。

 

ステージ1からラスボスまで大体70分ぐらいでクリアできましたが、後半の難易度は『無理ゲー』『正気の沙汰』『近くにいる』『後ろにいる』など普段見たことも聞いたこともない難易度になってきて、敵が化け物になってくるんですよね。

 

なので、急いで各ステージをクリアし難易度イージーのままでラスボスに行くか、じっくり探索して主人公を強化するけど、難易度『後ろにいる』などの高難易度でクリアするか、こういった楽しみもひとつの魅力できた。

 

プレイアブルキャラクターが豊富

はじめはバランス型の2丁拳銃のキャラクターと体力が低いが命中率が高い弓を持ったキャラクター2人のどちらかを選択してゲームを進めることができました。

 

本作は10人ほどのプレイアブルキャラクターが存在しており、選択可能にするには各キャラクターの解放条件をアンロックさせる必要がありました。

 

例えば「30回以上ステージをクリアする」「1回も死なずに3つ目のテレポーターまで起動する」など簡単な条件から隠し条件まで幅広くあり、解放条件が難しくなればなるほど、解放されたキャラクターのステータスが高いものとなっていました。

 

本作はクリアするだけなら1日あればすぐクリアできますが、こういった隠し要素や全てのコンテンツを遊び尽くそうと思えば、いくらでも長く遊ぶことのできる、飽きが来ないボリュームたっぷりな内容になっていました。

 

気になった所

一切の説明がされない

本作はゲームが始まったと思ったらいきなり未知の惑星へ放り出され、いきなりゲームがスタートする。

 

どう攻撃すればいいのか、回避は?必殺技は?アイテムはどうやって手に入れるの?など、ゲームにおいて基本情報は一切説明がされない。

 

はじめは意味不明でゲームが進み、なんとなくプレイしていると色々なことが分かってきて面白さが増してくるようになっていました。

 

個人的には謎に思っていたことや疑問に思っていたことが、ひとつひとつ解けていく楽しさ、ボスを攻略できたときの喜びは楽しめましたが、こういったゲームに慣れていない人は意味が分からないといってゲームを投げ出してしまうかもしれないほど、説明が一切ありませんでした。

 

中断セーブがない

冒頭にも出てきたPS5専用ソフトリターナルやローグライクでお馴染みの「不思議なダンジョン」シリーズなど、ローグライクのゲームってダンジョン内でセーブすることはできないものの、中断セーブといって、現状を保存する機能はありますよね。

 

しかし本作の場合、セーブはもちろんのこと中断セーブもなく、一度ダンジョンに入ってしまうとゲームオーバーになるまでプレイしなくちゃいけなかったのが気になりましたね。

 

今回僕はPS5でプレイしましたが、もし途中で止めたい場合、ダンジョン内で一時停止しPS5本体をスリープして中断させていました。

 

中断セーブないことによって更に緊張が増し面白くなっているのかもしれませんが、個人的には中断セーブほしかったです。

 

まとめ:RiskOfRain2(リスクオブレイン2)

一通りクリア後も何故か何度もやりたくなるほどクセになっていた自分が居て知らず知らずにハマっていました。

 

何も分からない状態でスタートさせるもいいが、事前に色々と調べてからプレイした方がより楽しめる内容になっていたと思います。

 

難易度的にはリターナルよりも簡単だったので、ローグライクTPSに興味があるユーザーは是非プレイして欲しいです。