【レビュー】『Returnal（リターナル）』何故？どうして？無限ループから抜け出せるのか？これにまでにないホラーSFアクションのローグライクゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

本日は、PS5独占タイトルである『Returnal（リターナル）』のレビュー記事です。

ローグライクのアクションゲームと知り、クリアできるか不安だったリターナルですが、世界観が僕の大好きな映画『エイリアン』や『プレデター』のようなSFホラーだったことから早速遊んでみた。

今回はそんなリターナルをプレイして思った率直な感想とともに『よかった所』『気になった所』などをご紹介したいと思います。

ローグライクゲームが好きの方、SFホラーが好きな方、TPSシューティングが好きな方におすすめのゲームです！皆さんが本作を知るきっかけになれば嬉しいです。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

• 死んだら初めからやり直しという極限の緊張感が味わえる

• 何度も何度もループすることにより成長できる

• 一番難しいのは初めだけ、後になればなるほど楽になる

作品紹介

白い影を追って不時着した謎の惑星。

そこでは死ぬとループしてしまう謎の現象が起こり、先へ進めなくなる恐怖や不安に襲われる。一体ここは何処で、何故ループを繰り返すのか？

その謎を解き明かすため、ループからの脱出を試みる。

作品紹介
製品名	Returnal（リターナル）
ハード	PlayStation5
ジャンル	ローグライクアクション
発売元	ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発元	Housemarque
発売日	2021年4月30日

プレイ後の感想

ソウルライクのような死にゲーにローグライクがくっついた、めちゃくちゃ難しいゲームに仕上がっていました

即死級の攻撃はされないものの、敵の攻撃が高い、体力が高い、回復アイテムがほとんど落ちていない、という条件に加えて死んだらステージ１からやり直しという鬼畜さ。

途中で手に入れた強い武器、装備品、消費アイテム、レベルも全てリセットされてしまうので、文字通り１からやり直しになる。

ただし、キーアイテムは引継ぎが可能になるので、やればやるほど確実に前には進んでいる実感が持てました。

まず、何が一番難しいって、ゲームの細かい設定を理解することから始まります。

色々細かい設定が用意されているものの、細かい説明特になく、いきなりループの世界に放り込まれるので、「どういうこと？」と主人公と同じ感覚に陥り、没入感もありました。

ただ、何度も死んでループしていくうちに、そういった細かい設定や、敵の攻撃パターンなど、身体が覚えていき、理解し始めたころからスタートとなりました。

何度も言うように、死んだらステージ１からやり直しなのですが、ステージを進むにつれて武器の種類やアイテムの種類も増えていきます。

一度新しく手に入れた武器や装備品は死んだら無くなってしまいますが、今までステージ2で手に入れていた強い武器が、ステージ1でも手に入るようになるので、進めば進むほど、ループしたとき楽にリスタートできる。

いわゆる『強くてニューゲーム』みたいな感覚ですかね

なので、結局ゲームを始めた一番最初が難しくて、奥に進めば進むほど武器が強化されていくので、ラストになればかなりサクサク進められるようになっていました。

結局、一番の敵は【ループに耐えられるだけの忍耐力が自分にあるか】だったように思えました。

初めのころは何が何だか分からず死にまくるので、「このゲーム本当にクリアできるのだろうか？」という絶望感みたいなものを感じて諦めてしまう人が多いゲームだと思いました。

何度も言うようにこのゲームは『ループして強くなる』ゲームなので、ループした数こそ、必ず成長しているので、諦めない気持ちが重要ですね。

敵の攻撃は雑魚敵、ボス関わらず、とにかく数多い弾幕で攻められるのですが、これが意外と避けるのが簡単。

敵の攻撃パターンはほとんどが決まっているので、動きさえ覚えちゃえば、ほとんど回避できるようになるので、これもまた繰り返し戦って覚えていけるようになる。

とにかく、強い武器にしろ、装備品にしろ、敵にしろ、ループを繰り返すことで確実に前に進めるようになっているゲームでした。

よかった所

やればやるほど成長する

死んだら１からやり直しですが、1度倒したボスは復活しないし、ステージ3で手に入れた強い武器がステージ1でも入手可能になることから、奥へ進めば進むほどリスタートはある程度楽になるよう設定されていました。

更に、『この雑魚敵にはこの立ち回りが最適』といったプレイヤースキルが確実に身に付くので、やればやるほど楽にはなります。

ただ、楽になると言っても『楽にクリアできる』という意味ではないのが本作の難しく面白いところ。

繰り返しになりますが、細かい設定など全てを理解したところから本作がはじめてスタートとなるので、そこからめちゃくちゃ面白くなってきます。

気になった所

武器の種類が少なめ

ステージを進めば新しい武器が追加されていくのですが、種類としてはあまり多くなかった。

なので、必然と強い武器っていうのが決まってくるので、強い武器が手に入らなかった時はクリアが難しくなるといった武器の種類の少なさが勝敗にも関わってくるところが多かった。

これはアイテムにも言えることで、回復アイテムがストックできない状況でボス戦に挑むことで難易度が必然と上がってしまったりするので、結局いい武器、アイテムを見つけられないとクリアは難しい。

時間がかなり必要

本作はまず、所見では絶対にクリアでできないように作られており、数回ループしたとてクリアできるような難易度ではなく、僕の場合ですがステージ2をクリアするだけでも８時間程かかりました。

一時中断という機能はあるものの、セーブ機能がないので、とにかく死んではやり直しを繰り返さないとクリアできないようになっているので、全ステージクリアするには相当な時間が必要になります。

運もかなり関わる

何度もループする中でプレイヤースキルは格段に上がり楽にはなるのですが、結局雑魚敵にしろ、ボスにしろ、強い武器や装備品が手に入らない事には苦戦します。

ローグライクなのでステージ構成が毎回ランダムに設定される他、アイテムの入手場所なども毎回変わるので、強いアイテムが手に入らない場合は運が悪くクリアできないということがあります。

達成感よりも疲労感

これだけ高難易度のゲームなのでボスを倒した時にはすごい達成感があるのでは？と思っていたけど、全くの逆で僕の場合は疲労感のが勝りましたね笑

そもそも、ボス戦よりもボスに行くまでの道中の雑魚的が強すぎるので、ボスに辿り着いたころには既に疲れていました。

まとめ：Returnal（リターナル）

現時点では数少ないPS5独占タイトルだったので、絶対に遊びたいという気持ちもあり、本作を遊んでみたのですが、ロードがほぼなかったり、アダプティブトリガーが採用されていたり、【PS5のゲーム】というゲームを肌で感じることができました。

PS5を買った際には是非遊んでほしい作品です。

【PS5】Returnal