ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Unruly Heroes(アンルーリーヒーローズ)』レイマンレジェンド製作スタッフが関わった手書き風グラフィックが美しい西遊記の全く新しい2D横スクロールアクション【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、レイマンレジェンドの製作スタッフが関わった手書き風グラフィックが美しい西遊記の全く新しい2D横スクロールアクション『Unruly Heroes(アンルーリーヒーローズ)』のレビューをさせていただきます。

 

レイマンレジェンドが良ゲーすぎて、その開発スタッフが関わっていると知り早速プレイさせていただきました。

 

個性豊かなキャラクターや手書き風のグラフィック、さらには難易度が高いギミックなど、西遊記を題材にしているが中身がレイマンレジェンド風で本作もかなり良ゲーでした。

 

そんなアンルーリーヒーローズを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

手書き風の優しいグラフィックが好きの方、西遊記がモチーフのゲームが好きな方、2D横スクロールゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 手書き風のグラフィックが美しく世界観に惹きこんでくれる

  • カンフー風アクションで爽快感ある戦闘が楽しめる

  • ギミックな高難易度でゲーマーも満足いく内容

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Unruly Heroes(アンルーリーヒーローズ)
ハード PlayStation4、Switch、XboxOne
ジャンル 2D横スクロールアクションゲーム
発売元 Magic Design Studios
開発元 Magic Design Studios
発売日 2019年8月1日

 

プレイ後の感想

レイマンレジェンドの開発スタッフが関わっているだけに期待通りの内容で人におすすめ出来るほど面白かった

 

まず、本作のストーリーを簡単にご紹介すると、

『この世界の均衡を保っていた聖なる経典が引き裂かれてしまい、奇妙で恐ろしい怪物たちが国中で争いと混沌の種をまき散らしているところに、英雄と呼ばれる4人、三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を操り悪のボス牛魔王を倒すことが本作の目的となっている。』

 

この英雄4人は本作の魅力のひとつでもある個性豊かなキャラクター達。

西遊記を題材にしているから、キャラクターの情報だったり、ストーリーの展開だったり、なんとなーくわかっている分、世界観に入り込むのに時間は掛からなかった。

 

ただ、沙悟浄は河童のイメージだったけど本作ではハルクみたいなキャラクターだった

キャラクターごとのアクションも魅力的で、悟空は如意棒を使ったり、三蔵法師は光る球を操ったり、攻撃方法も個性豊かだったが全員がカンフーアクションが使え、戦闘も面白かった。

 

カンフーアクションは約20種類以上の攻撃パターンとコンボがあるので、一度コンボが決まると爽快感もあって雑魚敵と戦うのが苦じゃないんですよね。

 

また、ステージも多く大きく分けて4つのワールドがあり、1ワールドの中に5つほどステージが用意されている。

 

個性豊かなステージをアスレチックで遊ぶかのような感覚でプレイすることができる。

そんなステージをより魅力的に見せてくれるのが手書き風の優しいグラフィック。

 

水彩画のような優しく淡いグラフィックは独特の雰囲気を醸し出し、西遊記特有の世界観により惹きこんでくれました。

 

こういったところもレイマンレジェンドに通ずるものを感じました。

 

よかった所

キャラクターごとの特殊能力

本作は西遊記を題材にしているので、プレイアブルキャラクターは三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄の4人。

 

それぞれに適したスキルが備わっていて、敵に合わせてキャラクターを変更し戦闘を有利に進めたり、4人のキャラクターを使い分けて高難易度のギミックをクリアしていくことができます。

 

キャラクターを変更する場合、L1ボタンを押せばいつでも何処でも瞬時に変更することができる。

 

例えば、三蔵法師なら光の玉を飛ばし、手が届かないスイッチを押せたり、悟空なら如意棒で足場を作ったり、沙悟浄は怪力で岩を砕いだり、猪八戒は風船のように体を膨らませて空を移動したり、それぞれの個性を生かしてギミックをクリアしていくので、謎解き要素もしっかり作りこまれていました。

 

また、悟空と沙悟浄は二段ジャンプが使えて、三蔵法師と猪八戒は滑空が使えるようになっていて、キャラクターごとにここまで個性を持たせているので、4人ともをそれなりに使いこなせるようにならないと、クリアするのがかなり難しくなる場面が多かった。

 

むしろアクションよりも謎解きやギミックがメインとなっていて、レイマンレジェンドよりも難易度は難しかったです。

 

探索要素がある収集アイテム

 

本作には、コイン100枚、巻物、目標クリアタイムと各ステージ内に収集アイテムがあり、これらが探索要素となって更にゲームを面白くしていました。

 

コイン100枚集めるにも、隠されたコインを探す楽しさがあったり、巻物は各ステージに1つ隠されていていたり、探索好きのユーザーも満足する内容になっていました。

 

コイン100枚なんてすんなり見つかるだろうと余裕でプレイしていましたが、意外と見つけることができず、僕は100%クリア諦めてしまうほど難しかった。

 

手書き風のグラフィック

レイマンレジェンドのスタッフが開発に関わっているだけあって、グラフィックはそっくりで、美しく優しい手書き風のグラフィックでした。

 

雰囲気はどちらかといえばダークファンタジーな雰囲気で暗く重たい印象なのですが、個性豊かなキャラクター達とのギャップが良い味を出していました。

 

3つ目のステージは唯一明るいステージで、ジェットコースターを乗っているかのようなギミックや明るい音楽を相まって、レイマンを思い出させてくれました。

 

気になった所

キャラクターの動き

2D横スクロールアクションゲームにおいて素早い動きを重要視するユーザーも多いと思いますが、僕もその一人。

 

本作はどちらかと言えば、もっさりした動きで操作に少しクセがありました。

 

少しだけ飛距離を伸ばせるダッシュはあるものの、常に早く走ることができないので、通常クリアするだけなら、そこまで気にならなかったけど、取り逃した収集アイテムを探すのには面倒くささを感じました。

 

まとめ:Unruly Heroes(アンルーリーヒーローズ)

インディーズゲームで日本ではあまり認知されていない本作ですが、グラフィック、アクション、ギミック、ボリュームと全てが程よく難易度もステージを選択する度に選べるので、ゲームとしてかなり良ゲーだと思いました。

 

これを機に2D横スクロールアクションゲームが好きなユーザーの方には一度プレイしてほしいおすすめのゲームです。