ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Hollow Knight (ホロウナイト)』探索すればするほど世界観にハマっていく高難易度横スクロールアクション!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、探索すればするほど世界観にハマっていく高難易度横スクロールアクション『ホロウナイト』のレビュー記事です。

 

ずっと前から気になっていたホロウナイト。

キャラクターは可愛いし、世界観が独特で映画監督ティムバートンが描いたような不思議な世界。

 

さらに高難易度アクションゲームと聞き更にワクワクしていました。

 

そんなホロウナイトを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

独特な世界観好きの方、ダークなストーリーが好きな方、探索ゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • アクション、探索共に作りが凝っていて高難易度

  • 後半になるとボス戦はもちろんのこと、そこまでの道のりもかなり過酷になる

  • 世界観の作りこみがしっかりしている

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 Hollow Knight
ハード SwitchPlayStation4
ジャンル 横スクロールアクション
発売元 Team Cherry
開発元 Team Cherry
発売日 2018年6月13日

 

プレイ後の感想

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無限に続くと錯覚するほどの迷宮ダンジョンの探索で、泥沼にハマるように夢中になれた作品でした。

 

本作は、複雑な罠を避けながら曲がりくねった洞穴を進み、己を見失った生き物と戦いながら、隠された古の謎を解き明かす、メトロイドヴァニアとなっています。

 

前半はまず探索をし、中盤からボスが出始め、ボスを倒すと新しいアクションを覚える事ができ、終盤になると新しく覚えたアクションでダンジョンの奥へ奥へ進むというような内容でした。

 

中盤までは、難易度は優しくサクサク進められたのですが、後半からダンジョンもボスも一気に難易度が上がり、かなり苦戦しました。

 

特にボスが強敵すぎて1人のボスを倒すのに2時間も掛かったり

 

そんなホロウナイトですが、去年レビューを書かせてもらった『Seasons after Fall』のようなゆったりとした時間が流れるゲームでした。

 

マップは地下深く続いていて、色々なエリアに分かれており、ひとつひとつの世界観がしっかり作りこまれているので地下に潜れば潜るほど、その世界観に引き込まれるような感覚でした。

 

はじめて訪れるエリアでは、全ての分岐点を攻略することができないようになっており、ボスを倒すことによって新しいアクションを覚えられる。

 

新しいアクションを覚えてから、再び同じエリアに訪れると行けなかった分岐点が行けるようになるので、一度クリアしたエリアも再度楽しめるようになっています。

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ボスにも色々なボスがいて、個性豊かなキャラクターのひとつ。

 

ボスを倒すには単純なものではなく、しっかりと攻略法を見つけないと倒せないようになっており、唯一アクション要素が求められる難易度が高い設定になっていました。

 

本作は、敵を攻撃すると『ソウル』というゲージが貯まり、ソウルを使用することによって体力を回復することができるので、ボス戦でも有利に回復することができます。

 

体力はゲージではなく個数表示でした。

例えば体力が5個あるとすれば、5回敵から攻撃を受けると死ぬというようなものです。

 

また、一度死んでしまうとそれまでに集めた貴重な残金が0になってしまうが、死んだ場所へ戻ると自分のゴーストが待ち構えており、自分のゴーストを倒すと死ぬ直前の残金を取り戻すことができるので、死んでも諦めず何度でも挑戦することができます。

 

ただ、最後に休憩したベンチからリスタートなので、死んだ場所が最後に休憩したベンチから遠ければ遠いほどかなり面倒な事になるので、こまめに休憩はしておくといいです。

 

とにかく死なないように、こまめに回復しながら探索する本作はハラハラドキドキするものでした。

 

そんなホロウナイトの『よかった所』『悪かった所』を詳しくご紹介したいと思います。

 

よかった所

探究心がくすぐられる探索クオリティ

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どこから進めていけばいいか分からず、迷っているうちにどんどん世界観にのめりこみ、気がついたらダンジョンの奥へ奥へと進んでいました。

 

ここまで引き込まれるとは思わなかった

 

マップはかなり広大で各エリアを攻略していくのですが、7割ほど攻略したところですでに30時間ほどかかり、全てマップを埋めようとすれば50時間は余裕で遊べる内容です。

 

探索好きにはたまらない作りになっていました。

 

個性豊かなキャラクター

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味方、敵ともにクセのある個性豊かなキャラクターが勢揃いしていました。

 

フンころがしのボスだったり、蜘蛛、変な虫、騎士、さまざまな見た目のボスがいて、キャラクターのバリエーションの多さには驚きました。

 

ちょっと可愛いダークホラーなキャラクターが好きな人は絶対好きになるキャラクターデザインばかりでかなりオススメです。

 

アニメチックなグラフィック

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『Seasons after Fall』『レイマンレジェンド』のような手書き風のグラフィック、アニメチックな動きが独特な世界観を作り出していて、このゲームの重要な要素のひとつとも言えるものでした。

 

基本的には黒や白といったモノクロなイメージが強いのですが、草木の緑だったり、水、雲、光の表現も絵本の世界のような表現で柔らかく、優しさを感じました。

 

今でこそ、3DやCGといった高画質のグラフィックが求められていますが、こういった手書き風な柔らかいグラフィックもまた、落ち着きがあってゲームの世界観を引き出してくれていました。

 

こまめにセーブができる安心感

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いつでも、どこでもセーブができるというわけではないのですが、各エリアには『ベンチ』が配置されており、ベンチに座ると自動セーブしてくれるシステムです。

 

死にゲーとも言われているホロウナイトですが、意外とセーブポイントの多さに安心感がありました。

 

チャームでオリジナルカスタマイズができる 

ボスを倒したり、隠しアイテムとして入手できるのがチャームという装備品。

 

チャームには色々な特殊な効果があって、回復スピードが上がったり、攻撃範囲が広くなったり、ダンジョンを進むのにかなり手助けになるアイテムです。

 

全部で40種類もあるので、自分オリジナルのチャームを装備して自分だけのオリジナルカスタマイズでゲームを楽しめる事ができます。

 

チャームによってはボス戦が有利になったり、逆に縛りプレイすることも可能なので、探索する面白味のひとつともいえるアイテムです。

 

難易度が高いのでゲーマー向き

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後半とにかく難易度が異常なまでに難しくめちゃくちゃ苦戦させられました。

 

特にボスの強さが異常で、普段アクションゲームをやらない人は正直ホロウナイトをオススメできないほど難しかったです。

 

逆に言えば、普段アクションゲームばかりやっている人は燃えるようなボス戦が体験できるので、かなりオススメ。

 

さらに、ボス戦以外にもボス部屋に行くまでの道のりが鬼畜過ぎて悲鳴がでるほど難しかったし、苦痛の道と言われるエリアをクリアするのに僕は5時間ほどかかりました。

 

それほどまでに道のりすら難しいのがホロウナイトです。

 

エンドコンテンツがある

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エンドコンテンツとしてマップを全て埋める、チャームなどのアイテムを全て集める、闘技場をクリアするなど、様々な要素があるので一通りクリア後もまだまだ遊べるボリュームがあります。

 

また、ストーリー上ではラスボスになっているボスも実はラスボスではなく、裏ボスを倒すことによって真のエンディングを観ることができたりするので、人によっては半年、それ以上遊ぶことのできるゲームです。

 

気になった所

終わりが見えない

ボリュームに関してはめちゃくちゃ多く、かなりの時間遊べますし、自分なりに好きなように攻略できる反面、『先が見えない、終わりが見えない』部分があります。

 

何かハッキリとした目的、目標に向かってゲームを進めるのが好きな人にはちょっと向いていないゲームですね。

 

ファストトラベルが中盤で欲しかった

本作は広大なマップを行ったり来たりする探索ゲームなので、何度も同じところを通らないといけません。

 

すると誰しもが思うことがファストトラベルだと思うんですよね。

 

ゲーム終盤にある一定条件を満たすとファストトラベルできるアクションを覚えられますが、本当に終盤の為、あまり使うことがなくクリアしてしまいました。

 

もう少し早めの中盤かつ一定条件ではなく必然的に手に入るようなアクションだったらもっと楽しく探索ができたのになーと個人的には思いました。

 

まとめ:Hollow Knight (ホロウナイト)

こんなにも面白く、楽しく、遊べたゲームは久しぶりだったので、かなりオススメできるゲームです。

 

とにかく、探索が好きな人は絶対にプレイすることをオススメします。

また、ダークソウルに似たシステムだったり、雰囲気もあるので、そういった死にゲーが好きな人もひょっとしたらハマるかもしれません。