ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Tunic(チュニック)』難解な謎解き超高難易度のソウルライクが楽しめるとっても可愛いジオラマ風な3Dアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、難解な謎解き超高難易度のソウルライクが楽しめるとっても可愛いジオラマ風な3Dアクションアドベンチャー『Tunic(チュニック)』のレビュー記事です

 

ずっと気になっていたチュニックがようやく遊べたんだけど、とにかく難しくて面白かった。

 

最近のアクションゲームはボタン連打でただ進むだけという作品が多い中、本作はインディーゲームでありながら、精密に作られた謎解きだったり、高難易度のボス戦だったり、久しぶりに夢中になれた作品でした。

 

そんなチュニックを最後まで遊んだプレイ後の感想とともに【よかった所】【気になった所】をご紹介させていただきます。

 

謎解きパズルが好きの方、ソウルライクなゲームが好きな方、3Dアクションアドベンチャーがが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • ゼルダの伝説のような探索型謎解きパズルが楽しめる

  • ダークソウルのようなソウルライクな戦闘が楽しめる

  • 見た目は可愛いキャラクターだが完全に大人向けに作られている

 

作品紹介

公式サイトより


小さなキツネと一緒に大きな冒険に旅立って、数多の伝説、古代の力、恐ろしいモンスターがいる土地を探索しよう。 
たどり着いた荒廃した土地で、己の好奇心だけを武器に巨大な獣に立ち向かい、奇妙で強力なアイテムを集め、長きにわたって失われていた秘密を解き明かそう。

作品紹介
製品名 Tunic(チュニック)
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Finji
開発元 アンドリュー・ショウルディス、 UNIC Team、 2nd Century Toys LLC、 sometricorp Games Limited
発売日 2022年3月16日

 

プレイ後の感想

ゼルダの伝説のような探索型謎解きとダークソウルのようなソウルライクな戦闘が楽しめる、見た目とは裏腹に奥深い内容に仕上がっていた高難易度な3Dアクションアドベンチャーでした

 

まず、本作の特徴でもあるページを集めるというシステム。

これはゲーム内の説明書を自分で集めて完成させるもので、本作ではチュートリアルやヒントというものが全くなく、いきなりこの世界に放り出されます。

各ダンジョンやメインマップに隠されたページを手に入れることによってゲームの説明書が手に入り、アイテムの効果や謎解きのヒントなどが分かるようになっているので、ページを手に入れることが最優先。

 

ただページがどこに隠されているか、手に入れるには難しい謎を解かないと手に入らないというものばかりで、どの道序盤で集めるのが困難で面白い反面、難しさを感じました。

 

さらにページを全て集めてラスボスを倒さないとクリアしたことにはなるが、ゲームオーバーと表示されされてしまいます。

 

多分マルチエンディングが用意されているのかな?

 

また、ソウルライクというもの特徴で、ボスが強いのは当たり前ですが雑魚敵の強さにもビックリしました。

 

序盤では体力が低く設定されているので、雑魚敵の攻撃を3発ぐらい食らうだけで死んでしまう程、主人公が弱いため、かなり苦戦します。

ダンジョン内にはステータスアップができるアイテムだったり、特殊なアビリティを得ることができるカードだったり、主人公を強くするアイテムが色々隠されているので、探索がとにかく面白かった。

 

その他にもストーリーには関係ないのですが、隠しアイテムだったり、隠された妖精集めだったり、様々な収集アイテムが用意されていて、とにかくボリュームたっぷりで長く遊べるゲームでした。

 

よかった所

ゼルダのような謎解きパズル

一見どこからでも攻略可能なフィールドが広がっているが、実は順々にクリアしていかないと進めないようになっている謎解きパズルのような構成で物語が進んでいく。

 

一本道ということではなく、特定のアクションがないと攻略できないような作りになっており、新しいアクションを覚えるたびに新しいダンジョンへ行くことが楽しくなるように作られていました。

 

また、一度クリアしたダンジョンでも新しいアクションを手に入れてから訪れると、隠された宝箱やアイテムが手に入るようになっていて、一度クリアしたダンジョンにも行く意味がでてくるので、止め時を忘れさせてくれます。

 

頭を悩ませるほど難しい謎解きはないものの、ついつい世界観に魅了されてしまいました。

 

ソウルライクな高難易度

死にゲーのようなソウルライクが楽しめるのがひとつの魅力で、ボス戦では相手の動きをしっかりと観察し、覚え、挑まないとゴリ押しでは絶対に勝てないようになっていたり、雑魚敵に関しても複数に囲まれたらほぼやられてしまうなど、とにかく一戦一戦に緊張感があり、手に汗握る戦いが楽しめました。

 

序盤から終盤まで楽になることはなく、アクションゲームが得意な人向けに感じました。

 

見た目や世界観が可愛いのでお子さんでも遊べる雰囲気がありますが、正直言うとお子さんには難しすぎるやりごたえのあるソウルライクでした。

 

ジオラマのような可愛い世界観

本作を最初に遊んだ時の第一印象がジオラマのような世界でとにかく可愛いという印象でした。

 

switchで発売された『ゼルダの伝説 夢をみる島』を思い出すようなグラフィックで、そんな『ゼルダの伝説 夢をみる島』をソウルライクに仕上げたのがチュニックという感じですね。

 

自分で作る説明書

本作にはチュートリアルも説明書もなくゲームを始めた時にはアイテムの名前や効果など全て伏字になっている状態で始まる。

 

ダンジョンのマップなどに書き込まれた重要なことも伏字になっていて、全く何も分からないところからスタートする。

 

ゲームを進めていくと本作の説明書のページが落ちていて、それを拾っていくことによって重要なことが分かったり、アイテムの効果が分かったり、ゲームの全貌が理解できるようになってくる。

 

こういったシステムって今までに体験したことがないのでワクワクしながら遊べました。

 

使ってみないとアイテムの効果が分からないっていうのが『風来のシレン』を少し思い出した。

 

攻略を見ないと謎が解けない

本作をクリアするだけならゲーム内のヒントを頑張って解き、進めることがラスボスを倒すことができますが、それとは別に隠しアイテムだったり、宝箱に閉じ込められた妖精など、ストーリーには関係ない要素がこれでもかというぐらい詰め込まれています。

 

ただ、ゲームを進めているだけでは隠されたアイテムや妖精を見つけることができず、攻略サイトなどを使って調べる必要があり、自力ではほぼ不可能でした。

 

それぐらいやり込み要素が詰め込まれているので、かなり長く遊べるようになっています。

 

気になった所

移動が少し面倒

本作は探索がメインなのですが、ダンジョンからダンジョンへ気軽にワープすることができず、いちいちメインマップを通して移動しなくちゃいけないのが少し面倒だった。

 

何度も同じダンジョンを行き来することも多く、ダンジョン内での探索は面白いのですが、どうしても移動にかかる時間を短縮したいと思ってしまいましたね。

 

ただ、言うほどマイナスではないのですが、あえて気になった所を書くと移動面かなーと思いましたね。

 

まとめ:Tunic(チュニック)

フロムゲームのようなダークファンタジーが苦手な方でソウルライクのゲームを楽しみたいという方にはオススメできる本作でした。

 

終始雰囲気は可愛くオモチャのジオラマを触っているかのような感覚があり、ソウルライクゲームとして難しいところもありますが、探索要素の作り込みもあり、全体を通して凄く面白かった。

 

playstationとswitchで配信されているので、是非遊んでみてほしい作品です。