ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『kao the kangaroo(カオ ザ カンガルー)』PS2時代から大幅にパワーアップした本格的3Dアクションアドベンチャーの新作!クラッシュバンディクーにかなり影響を受けている【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、クラッシュバンディクーに影響を受けて新しく開発されたKAOシリーズの最新作『kao the kangaroo(カオ ザ カンガルー)』のレビュー記事です。

 

約17年ぶりに続編が発売され、かなり期待していた本作。

クラッシュバンディクーに影響を受けただけあって、ステージ構成やギミックなど所々クラッシュっぽさを感じた場面もありました。

 

前作と比べると、グラフィックや操作性が全て一新されており、最高に面白かったです。

 

そんなカオ ザ カンガルーを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

マリオのようなアクションゲーム好きの方、可愛いキャラクターゲームが好きな方、3Dアクションアドベンチャーゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 正統派3Dアクションアドベンチャー

  • 謎解きは少ないもののアスレチックなステージを楽しめる

  • ボリュームが少々少ない

 

作品紹介

主人公カオの妹が行方不明になってしまい、妹を探す旅に出たところ亡き父親が使っていたグローブと出会う。
グローブには不思議な力が宿っており様々な能力を駆使して悪と戦いながら冒険に出る正統派3Dアクションアドベンチャー。

作品紹介
製品名 kao the kangaroo(カオ ザ カンガルー)
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、XboxOne
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Tate Multimedia、タイタス・ソフトウェア、Cenega、アタリ
開発元 Tate Multimedia、タイタス・ソフトウェア、ナムコ
発売日 2022年5月27日

 

プレイ後の感想

想像以上に面白く、今後3Dアクションアドベンチャー界隈を引っ張っていくであろう作品だと感じましたし大人から子供まで幅広い層にオススメできる最高のゲームでした

 

前作にあたる『Kao the Kangaroo: Round 2』と比較すると驚くほどパワーアップしていました。

 

まずはグラフィックの美しさ。

元々PS2時代のKAOも綺麗なグラフィックでしたが、switchやPS5で表現されたKAOの世界はカラフルでカートゥーン調に仕上がっており、クラッシュバンディクーやスパイロのようなファンタジー溢れる色使いがされていました。

 

グラフィックに続き操作性もかなり向上していました。

キャラクターの動きがコミカルに表現されているほか、動きがサクサク。

やはりアクションゲームは最新機種で遊ぶにかぎりますね。

 

ただ、いいところばかりではなく気になったところもチラホラありました。

一番はボリュームの少なさ。

 

シリーズ最新作のクラッシュバンディクー4に限ってはクリアするのにも骨が折れる程難しかったりステージのボリュームがあったのに比べ、本作もシリーズ最新作ということもあり期待していたのですが、あっさりクリアできてしまうほどボリュームが少なく感じました。

 

なにより、本作はエンドコンテンツもなく、クリアしたらそれで終わり。

一応、ステージ内に「KAO」の文字のプレートダイヤモンドなどがあり収集アイテムはありますが、探索して見つけるほどではなく、すぐ集まってしまうんですよね。

探索要素は薄いし、集めた報酬もこれといって使えるものではないので少し寂しかった。

 

また、ステージ数は少なかったものの、ひとつひとつのステージ構成だったり、ステージの長さ、雰囲気は最高だったので、ファンとしては新作が発売されたことが喜ばしいところです。

 

一応DLCが発売されていてミニステージを追加することが可能ですが、あまり本編とは関係ないので今回はスルー。

 

きっとそのうち本編に関わる新しいステージが追加されることを願ってこれからもKAOシリーズを応援していきます。

 

よかった所

前作から大幅にパワーアップしている

前作はPS2で発売されたKAOシリーズですが、もちろん前作もプレイしたことがあるので今作と比較してみたのですが、圧倒的に面白くなっていて、操作性も抜群によかった。

 

前作はPS2ということもあり、操作性が悪くゲーム全体の雰囲気も暗かった印象。

 

本作はそういった悪いところが全て改善されており、ステージはカラフルで明るいイメージですし、操作性もサクサク動きやすく改善されていました。

 

また、ギミックはアスレチックのような直感的に楽しく遊べるものが多かったのもかなり評価が高かった。

頭の使うものばかりだと、どうしても疲れちゃいますからね。

 

難易度が丁度よく子供にもオススメ

最終ステージまで苦戦することなくサクサク進めて面白かった。

 

僕は普段から3Dアクションゲームをプレイしているので物足りなさを感じてしまいましたが、人にオススメをするなら丁度いい難易度でしたね。

 

なんだったら最近のマリオよりも簡単だったようにも思えました。

 

気になった所

BGMが寂しい

前作のPS2時代からここだけは変わらなかったところなのですが、とにかくBGMが寂しくワクワクしなかった。

 

ゲーム全体を見ると面白いんだけど、KAO独特の雰囲気を出すためなのかどのステージもBGMが静かでして。

 

こういった可愛いキャラクターもののゲームは音楽でワクワクさせることが重要だと僕は思っているので、ここで少しマイナスポイントになってしまいましたね。

 

ボリュームが少ない

最近アメリカでは3Dアクションアドベンチャーのゲームも流行りつつあって、switchはもちろんのことPS5でも数々のタイトルが発売されています。

 

どうしてもクラッシュバンディクースパイロザドラゴンと比べてしまうとボリュームが圧倒的に少なく感じてしまうところが残念かなと個人的には思いました。

 

まだまだ、インディーゲームのタイトルとは分かっているものの過去作を知っているせいか期待値も上がってしまってこのような印象を受けました。

 

本作は4つのワールドあり、と個性豊かなステージが用意されているのですが、個人的には後1つ新しいワールドが欲しかったところかな。

 

ラスボスの倒し方も単調だったので、あっさり終わってしまったことに残念な気持ちになってしまいました。

 

まとめ:kao the kangaroo(カオ ザ カンガルー)

KAOシリーズ復活ということで最後まで楽しめた作品でした。

ゲームのボリュームは少なかったものの、今作をベースにどんどん新作が発売されていくと嬉しいですね。

3Dアクションアドベンチャーゲームが好きな人は是非遊んでみてください。