ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『Blue Fire(ブルーファイヤ 神々の青炎)』荒廃した王国の謎を解き明かすため城の中を探索する正統派3Dアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、正統派3Dアクションアドベンチャーと高い評価を受けている『Blue Fire(ブルーファイヤ 神々の青炎)』のレビュー記事です。

 

こちらのゲームは海外限定で発売され残念ながら日本では発売されなかったゲームなのですが、今回アメリカのアマゾンから取り寄せて遊んでみました。

 

アメリカのPS Storeによると本作は日本語字幕対応と記載があるものの、実際にゲームのオプション設定を確認すると日本語が対応していなかったんですよね。

 

それでも、十分面白いゲームだったので今回みなさんに知ってもらいという気持ちからレビューさせていただきます。

 

そんなブルーファイヤ 神々の青炎を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

3Dプラットフォームゲームが好きの方、ダークなストーリーが好きな方、謎解きが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 昔懐かしい正統派な3Dプラットフォーム

  • 本編よりもギミックステージがやりごたえある

  • 日本語字幕がなくてストーリーが分からない

 

作品紹介

荒廃した王国の城内で二刀流の主人公が数々のダンジョンや謎をクリアし、何故王国が荒廃してしまったのかを解き明かす、昔懐かしい正統派な3Dプラットフォームゲーム。

作品紹介
製品名 Blue Fire(ブルーファイヤ 神々の青炎)
ハード PlayStation4、Switch、Xbox Series X/S
ジャンル 3Dプラットフォーム
発売元 Graffiti Games
開発元 ROBI Studios、 Graffiti Games
発売日 2021年2月4日

 

プレイ後の感想

インディーゲームなので、あまり期待していなかったブルーファイアですが、予想をはるかに超える面白さで、夢中になって遊べた正統派3Dプラットフォームのゲームでした

 

本作の世界観はダークソウルのような薄暗く重たい空気漂うダークファンタジーとなっていて、突如、王国が荒廃してしまい、その謎を解き明かすため二刀流の主人公と一緒に探索するというものなのですが、よくみる3Dプラットフォームと違い、ひとつひとつのステージをクリアしていく箱庭タイプではなく、広大な城内を探索するというものでした。

城内といっても、と様々な属性でエリア分けされたステージが用意されており、属性エリアごとに謎解きやダンジョンが用意されていました。

 

敵との戦闘は少な目で、ゼルダの伝説のような謎解きがメインでした

また、ダンジョンの他にもエリアごとに隠された石像が存在しており、石像に触れると、別のエリアに飛ばされ、そこは高難易度のギミックエリアとなっており、スタートからゴールを目指すアスレチック型のミニゲームのようなものが遊べました。

 

メインダンジョンでも様々なアクションを使ってクリアする場面が多いのですが、ギミックエリア内では、アクションをフル活用して進める必要がありました。

ダブルジャンプや空中ダッシュ、壁蹴りだったり、壁ダッシュだったり、忍者に近い動きができるので、爽快感あるスピードアクションが楽しめます。

 

また、ギミックエリア内には30個オーブがバラバラに配置されており、オーブを全て集めながらゴールをすることにより、体力の最大値がアップするアイテムが貰えます。

 

初期の体力値ではボス戦でかなり苦戦することになるので、必然とギミックエリアをクリアしなくてはなりません。

 

ただ、個人的にはメインダンジョンよりもギミックエリアのが高難易度だからなのか、やりごたえがありました。

 

アクション面ではかなり面白いゲームだったのに比べ、ひとつ残念なところと言えば、日本語字幕に対応していなかったところ。

PSストアのブルーファイアのページには確かに日本語字幕対応と書かれているのに何故かゲーム内のオプションでは無かった。

 

アクションゲームなので言語はあまり必要ないけど、ストーリーが全く理解することができないので、ラスボスを倒した後、結局この王国に何があったのか?という最大の謎が残ったままになってしまうんですよね。

 

今回僕は中国語に設定し、少しでも漢字から雰囲気だけでも読み取れるかな?と試みたけど、それでもダメでしたね。

 

ということで、ゲーム全体を見ると昔懐かしい正統派な3Dプラットフォームで遊びごたえあるけれど、日本語字幕がなかったことが少し残念でした。

 

ここからは『よかった所』『気になった所』を詳しくご紹介させていただきます。

 

よかった所

昔懐かしい正統派3Dプラットフォーム

最近では、インディーゲーム界隈では3Dプラットフォームのジャンルも多くなり、個人的には嬉しい反面、ボリュームが少なかったり、内容が薄いゲームも残念ながらあるのですが、本作においては、そんなことが全くなく、PS2時代に遊んでいたような満足感ある作品となっていました。

 

ダンジョン、謎解き、雰囲気と最高で、変に難易度も簡単になっておらず、難しいダンジョンは30分40分と時間が掛かるほど鬼難しかったりと、ゲーマーでも絶対に満足いく内容になっていました。

 

ボリュームが多い

インディーゲームなので正直ボリュームにはあまり期待しておらず5時間程度あればクリアできるだろうと思っていたが実際に遊んでみると、クリアまで掛かった時間は約13時間とインディーゲームの中ではボリュームがありました。

 

ストーリーだけを追うように進めば10時間も掛からないと思いますが、サブミッションやアスレチックステージなど、ストーリー以外のコンテンツもしっかりやり込もうとすると、13時間ほど掛かりました。

 

これでもまだ80%前後の達成率なので100%クリアを目指すならまだまだ遊べる内容になっていました。

 

見た目を変えられる装備

本作の主人公は常にローブを着ており、このローブがアバターの役割をしており、サブミッションの報酬や宝箱から様々なローブが手に入ることにより、見た目を変更し遊ぶことができます。

 

特に特殊能力があるわけでもなく、たた見た目を変えるだけですが、装備する武器もしっかり見た目が変わることから、自分なりのカッコイイ主人公に仕上げることができるので、中二病の僕はワクワクしました。

 

ゼルダのような謎解きダンジョン

本作では大きな城内を探索するようになっており、城内には複数のダンジョンがあります。

 

森をテーマにしたダンジョンや水、火といった様々な属性のダンジョンが用意されており、ゼルダの伝説のような謎解きも用意されていました。

 

その中でも特徴的なのが、隠された石像を調べることにより、ギミックがたくさん仕掛けられているダンジョンへ行くことができます。

 

このダンジョンではスタートからゴールを目指すギミック豊富なアスレチック型になっており、ゴールへ向かう道中30個のオーブが置いてあり、全て集めてゴールすることにより、体力の最大値が上がるボーナスが用意されていました。

 

難易度が1~5まで設定されており、難易度5になるとクリアするだけでも1時間ぐらいかかる超高難易度ダンジョンでアクションゲームが好きなゲーマーも納得する難しさがありました。

 

忍者の様なスピードアクション

本作ではダンジョンをクリアするごとに様々なアクションを覚えていくのですが、中でも壁に張り付いてダッシュするアクションがスピード感があり、忍者のようで面白かったです。

 

その他には壁蹴り、ダブルジャンプ、空中ダッシュといった様々なアクションがあり、どれもスピード感があり、とにかく広いマップを動き回りたい!と思う方にオススメです。

 

気になった所

再開ポイントが限定されている

本作ではメニュー画面の中にセーブという項目があり、これを選択することによって何所でもセーブが可能なのですが、現状のデータを保存できるだけであって、セーブした場所から再開できない仕様でした。

 

再開する場所は、特定の場所に配置された石像から再開されるため、ダンジョン内でゲームを終了すると、再びダンジョン外の石像からやり直しになる為、意外とこれが面倒でした。

 

ただ、特定の石像から再開させる為には石像で一度『休憩』をする必要がある為、『休憩』を忘れてしまうと最後に休憩した石像に飛ばされます。

 

ゲーム中盤になれば、石像から石像へワープすることができるようになるので、中盤まで休憩を忘れようにしよう。

 

戦闘アクションが少ない

主人公は常に二刀流を使い攻撃するのですが、攻撃パターンが1種類しかなく、戦闘はあまり楽しめるものではなかった。

 

敵の攻撃に合わせてガードをすればパリィすることもできますが、パリィするメリットがあまりなく、敵の攻撃パターンも少なかった。

 

せっかく二刀流を使うならもう少しアビリティなどで攻撃パターンを増やせるようにすれば戦闘が楽しめたのにと思いますね。

 

日本語字幕がない

冒頭でもお話しした通り、アメリカのPS Storeによると本作は日本語字幕対応と記載があるものの、実際には対応していなかった。

 

雰囲気がダークファンタジーな世界観でめちゃくちゃよかったのに、かなり残念でした。

ただ、日本語が分からなくてもゲーム自体は遊べますし楽しめるので、さほど気にならなかったけど、ストーリーを理解することができないので、やはり残念なことは間違いない。

 

マップがない

これだけボリュームがあってダンジョンひとつひとつも面白いのに、ゲーム内にマップがないのがかなり残念。

 

城内の探索といってもかなり広く、方向音痴の人は道を覚えるのが結構キツイかもしれない。

 

同じところを何度も行き来する場面もあるので、せめてミニマップだけでも欲しかった。

 

まとめ:Blue Fire(ブルーファイヤ 神々の青炎)

久しぶりに僕好みの3Dプラットフォームゲームを遊べて大満足でした。

 

日本で発売されないのが残念だけど、海外ではDL販売されていることから考えて、もう少し時間が経てばひょっとしたら、日本でもPSストアやswitch onlineで配信されるかもしれません。

 

それが待てないという方はアメリカのAmazonで購入することができるので是非遊んでみてください。