ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『ミクと水没都市 廃墟の謎』黒い植物に覆われた世界で救いの種を見つけ世界の謎に迫るアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、黒い植物に覆われた世界で救いの種を見つけ世界の謎に迫るアクションアドベンチャー『ミクと水没都市 廃墟の謎』のレビューをさせていただきます。

 

PS5ならではの美麗なグラフィックと一切の戦闘がない探索メインのアクションアドベンチャーと知り、気になった今回プレイさせていただきました。

 

探索がメインなので、戦闘が苦手なユーザーも好きなように冒険ができ、この世界に没入することができました。

 

そんなミクと水没都市 廃墟の謎を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

アクションアドベンチャーが好きの方、謎解きが好きな方、探索が好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【4点】

 

  • 戦闘がない探索ゲーム

  • 探索ゲームだけど限られた場所しか探索できずステージが小さい

  • 収集アイテムを回収するメリットがない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ミクと水没都市 廃墟の謎
ハード PlayStation4、PlayStation5
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 レイニーフロッグ株式会社
開発元 Uppercut Games
発売日 2023年12月14日

 

プレイ後の感想

戦闘がなく探索に集中できるゲームだったけど、探索場所が限られているし、ギミックは使いまわしで後半の作業感が残念だった

 

まずストーリーをご紹介すると、

『世界が水没し、黒い植物に覆いつくされてしまった世界。

完全に人影が居なくなった近代的な都市だった廃墟を「ミサ」と呼ばれる謎の存在から、世界を癒すヒントを手に入れた主人公の「ミク」が世界を癒すことができる「救いの種」を探し世界の謎と再生を探す冒険が始まる。』

 

ということですが、結局ミサと呼ばれる謎の存在だったり、救いの種とは一体なんだったのか、こういった謎が結局分からないままゲームが終わってしまったので、達成感がなかった。

 

本作は、冒頭でもご紹介した通り戦闘が一切ない探索メインのゲームで、拠点からボート移動し、廃墟を見つけては黒い植物を癒し浄化していくという目的でゲームを進めていくのですが、メインである探索があまり面白くなかった。

 

探索というとゼルダの伝説のような謎やギミックがたんさくあって、クリアしていくものばかりだと思っていたが、ほとんど一本道の廃墟をそれっぽいギミックを使ってクリアするだけのものでした。

廃墟は全部で9つあるのですが、どこも同じような景色だし、ギミックも全く同じものばかり。

建物の内部が違うだけでやっていることが同じなんですよね。

 

一本道でクリアできますが、一応収集アイテムを回収するために分かれ道は存在するが、収集アイテムを回収しなくてもクリアできるため、今回一本道という表現を使わせていただきました。

このアイテムを回収したところで何か分かるというわけではなく、主人公のスキンが増えたり、乗っているボートの見た目が代えられたり、ちょっとしたアーカイブが見られるというだけで、回収するメリットが別になかったですね。

 

アイテム回収せずにクリアだけ目指してプレイすれば6時間程でクリアできる内容にちょっと残念だった。

 

というのも、グラフィックは綺麗だし、廃墟を探索するというゲーム性にかなり魅力を感じていて、期待していた分このような評価になってしまいました。

 

ただ、「何かをやらなきゃ」という使命感みたいなものはなく、のんびり自分のタイミングで好きな廃墟から攻略できるので、そこまでゲームが得意ではない方や探索が純粋に好きな方には向いているのかもしれませんね。

 

僕もどちらかと言えば探索ゲームが好きですが、本作はちょっと物足りなく残念に思えたゲームでした。

 

よかった所

好きなところから攻略できる

本作唯一よかった所と言えば、ちょっと広めのフィールドを好きな順番で攻略できるということろ。

 

ストーリー順に進むというよりも、プレイヤー側でストーリーを追うスタイルなので、廃墟は好きな順番で攻略すればいいし、収集アイテムも好きなように回収すればいいので、そういった意味では自由度がある。

 

さらに本作は望遠鏡を使って次の目的が現れたり、隠されたアイテムを見つけたりすることができるので、冒険している没入感は多少なりと体験することができました。

 

気になった所

探索が単調

プレイ後の感想でも触れましたが、探索が単調で非常にもったいなかった。

全て廃墟を探索するので、景色が似たり寄ったりで勿体ないのと、探索の目的やギミックも同じ。

 

これを9回繰り返すだけとなっているので、中盤辺りからちょっとダレてくるんですよね。

敵が居ないゲームなので、探索に集中できるしサクサクプレイできることはプラスでしたが、なら尚更探索にもう少し深堀が欲しかった。

 

主人公のミクには特別な力が備わっているので、その力をもう少し違った形で利用できれば探索の幅も広がって面白そうなのになーと思いながらプレイしていました。

 

アイテム回収にメリットを感じられない

収集アイテムは主に、ミクの見た目を変えられるスキンだったり、乗っている船の見た目を変えるスキン、あとは船のスピードアップやストーリーの補足など、直接探索に役立つアイテムではなく、あくまで「おまけ」程度のアイテムでしかなく、回収するメリットは感じられなかった。

 

ストーリーの補足もある程度集めて読んでみましたが、いまひとつ意味が分からず微妙でしたしね。

 

まとめ:ミクと水没都市 廃墟の謎

本作は船に乗って水没した都市を移動し廃墟を探索するというゲームですが、陸地の探索もしたかったなー。

 

トレーラーを観て、勝手にこのゲームの世界観を膨らませていた僕も悪いのですが、探索メインとしては世界が狭く窮屈に感じてしまった。

 

グラフィックは綺麗なものの、あまり活かせていないようにも思えたので、今回はこのような評価にさせていただきました。

 

正直あまりオススメできないゲームでした。