ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Hell Pie (ヘル・パイ)』レア社のゲームが好きな人なら絶対ハマる!超下品で超グロイ?悪魔の世界を大冒険する3Dアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、レア社のゲームが好きな人なら絶対ハマる!超下品で超グロイ?悪魔の世界を大冒険する3Dアクションゲーム『Hell Pie (ヘル・パイ)』のレビューをさせていただきます。

 

ゲーム開始からグロと下品なう○こが登場するゲームで、レア社でいうところの「コンカー」を彷彿とさせるレベル。

 

むしろ、これswitchで配信できるならコンカーも配信できるだろうって思うほど内容がマジでヤバイ。

 

そんなヘル・パイを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

レア社のゲームが好きの方、バカゲーが好きな方、3Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 丁寧な作りで探索意欲が湧く箱庭アクション

  • 他ゲームをパロディしていてジョークが面白い

  • 謎解きは無いがギミックが面白い

 

作品紹介

Hell Pie (ヘル・パイ)は、「悪趣味な悪魔」ネイトを操作し、悪魔の王サタンのバースデーパイを作るため、マズい食材を集めるという名誉ある仕事を任されることに。

食材は上界に散らばっており、様々なワールドを冒険しながら集める3Dアクションアドベンチャーとなっている。

作品紹介
製品名 Hell Pie (ヘル・パイ)
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox Series X/S
ジャンル 3Dアクションゲーム
発売元 Sluggerfly、ヘッドアップ・ゲームズ、Thunderful Group(日本はBeep Japan)
開発元 Sluggerfly、Sluggerfly GmbH
発売日 2023年4月6日

 

プレイ後の感想

とにかくグロイ、とにかく下品、でも探索意欲が湧くワールドと各ステージ。 プレイしていてどことなくレア社作品を思い出した最高の3Dアクションアドベンチャー。

 

まず言いたいことは「レア社作品が好きなユーザーは絶対にプレイすべき作品」ということ。

とくにコンカーズ・バッド・ファー・デイのような世界観が好きな人はハマると思うんだよね。

 

本作は、3Dアクションゲームでお馴染みの箱庭タイプでマリオ64やバンカズのように条件を満たしてキーアイテムを手に入れていくというもの。

 

マリオでいうスターやバンカズでいうジグゾーのことだね

 

キーアイテムとは「グロイ食材」のことで悪魔の王サタンに頼まれたパイを作るためのもの。

 

グロイ食材を取りに出かけた先が、地獄ではなく上界とよばれている人が住んでいる世界なんだけど、その世界が色々ぶっ飛び過ぎていて、足の生えた魚や喋るウ〇コなどが暴れている世界なんだよね。

 

いきなりこんな世界を冒険させられるのってコンカーぐらいだと思ってよ

そして、大きく分けてこんなぶっ飛んだワールドが4つ用意されており、1つのワールドには各3つ程箱庭ステージが用意されている。

 

箱庭ステージはそれぞれコンセプトがあって、独自の世界観でなりたっている。

 

ステージでは様々なギミックが用意されていたり、ボス戦があったり、従来の3Dアクションアドベンチャーのような大冒険が体験できるようになっていました。

 

そんなステージをクリアするのに欠かせないのが数多いアクションで、アクションには大きくわけて2つあり、1つ目が主人公ネイトの特殊なツノ。

各ワールドに隠された祭壇に謎の生物のツノを要求された数だけ持っていくと、ネイトのツノに特殊能力が宿り、高速ダッシュが可能になったり、暗闇を照らすことができたり、空を飛べるようになったり、ステージをクリアするのに必須と言える能力が使えるようになる。

 

そしてもう一つ欠かせないアクションが相棒である天使のアクション。

天使はネイトのツノと鎖で縛られており、ネイトのペットでもある。

天使のアクションはスキルツリー形式で解放することができるようになっていて、解放するにはワールドやステージで手に入れられる天使のエサを手に入れることによって解放することができる。

 

天使のアクションの中で最も重要なのが「スイング」でどんな場面でも必須アクションとなるので、エサを重点的に集めて天使のアクションをたくさん解放すれば楽にクリアできるようになっていく。

 

このことから本作は、謎解きよりもアクションに重きを置いている、マリオ64やレア社のゲームが大好きなユーザーにかなりオススメしたい作品です。

 

よかった所

アクションと操作性がいい

本作には大きく分けて2つアクションを覚えることができ、1つめは主人公のツノを手に入れることによって様々な特殊能力を得ることができる。

 

ツノを手に入れるには謎の生き物を各ステージで集めなければならず、一定数集めることによって、謎の生き物を生贄に捧げることにより特殊能力を持ったツノが手に入る。

 

この能力はステージをクリアするのに欠かせないものとなっていて、バンカズでいうボトルズから教えてもらえるアクションに近い。

 

例えば暗いところを光で照らせるようになったり、岩を砕けるようになったり、ゲーム進行に必須なアクション。

 

一方のアクションはスキルツリーで覚えられるアクションで「技」に近い。

 

これは各ステージに隠されている相棒の天使の「エサ」を見つけることにより解放することができ、技ではライフの最大値をアップさせたり、空中技やヒップドロップのような戦闘や移動に役立つアクションが手に入る。

 

そして、なにより操作性がよかったこと。

 

僕は数多くの3Dアクションゲームをプレイしてきたのですが、最近の3Dアクションゲームはもっさりした動きで操作性がイマイチのゲームが多い中、本作はスムーズに滑らかに操作をすることができ、イメージした通りのアクションが行えました。

 

当たり前のように思えるが、インディーズゲームってこれがなかなかできないゲームが多いんですよね。

 

ステージ構成が丁寧に作られている

本作は大きく分けて4つのワールドがあり、1ワールドの中に3つステージが用意されていました。

 

ワールドは広く、隅から隅まで探索し甲斐があり、ついつい収集アイテムを全て集めたくなるような丁寧な作りがされていました。

 

ステージも似たようなものばかりではなく、全てにコンセプトがしっかりあって、ステージの中に独自の世界観がありました。

 

本作は、グロイ食材を集めることが目的となっていて、スーパーマリオ64でいうスターを集めるというものと同じ。

 

この食材集めも、ただ集めるのではなく、スーパーマリオ64のように条件を満たして手に入れたり、ボスを倒して手に入れたり、入手方法もしっかり各ステージの世界観ごとに違うので、エンディングまで飽きずに集められました。

 

また、一度でクリアすることができないようになっていて、先々で手に入れた特殊能力のツノを集めて再度訪れれば、行けなかった場所や見えなかった場所へ行くことができるようになり、同じワールドでも何度も楽しめました。

 

ボリュームが多い

今回、本作を97%クリアしましたが、約18時間もプレイさせていただきました。

 

ワールドの広さ、ステージの長さ、エンドコンテンツの収集アイテム、そして何より分かる人には分かる他のゲームのパロディ、これらがどれも探索意欲が湧く作りになっていたり、好奇心がくすぐられるようなボリュームになっていた。

 

ただ広いだけ、ただ長いだけ、というわけではなく、小さい箱庭の中にギミックだったり、遊び心がギュっと詰まっていたため、そう感じさせてくれた面白さがありました。

 

エンドコンテンツに至っては探しきれない程難しく、時間を忘れてプレイしてしまいましたが、結局難しいアイテムはスルーしてしまい今回97%クリアとなりましたが、100%目指すとなれば18時間以上遊べる内容です。

 

しかも、ただアイテムを集めて終わりというわけではなく、集めた先に面白いアメリカンジョークが待っており、一部ですがこちらの画像をご覧ください。

今回2枚だけお見せしますが、このようにスーパーマリオ64のスターっぽいアイテムバンジョーとカズーイの大冒険のジグソーなど、他のゲームのアイテムをパロディにしちゃっているところが面白い。

 

他にも色々なパロディネタが仕込まれているので、気になる方は是非、ご自身でエンドコンテンツを楽しんで見ていただきたいです。

 

気になった所

今回これといって気になったところはありませんでしたが、一度だけゲームプレイ中にエラーメッセージで出てくるようになったことがありました。

 

一度ゲームを削除して再びインストールしたら直ったので言うほど気にしなくてもいいエラーだとは思いますが、今後プレイしてみようかなーと考えている方で、もしプレイ中にエラーが出たら同じように再インストールすれば直るかと思います。

 

まとめ:Hell Pie (ヘル・パイ)

クオリティーが高い3Dアクションアドベンチャーでこの手のゲームが好きなユーザーには絶対にプレイしてほしい作品でした。

 

多少、グロと下品に耐性がないと気持ち悪くなってしまうかもしれないが、レア社作品を遊んだことのあるユーザーなら体制はバッチリだと思うよ。

 

是非これを機にプレイしてみてはいかがでしょうか?