ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『The Smurfs: Mission Vileaf(スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦)』邪悪な植物によって汚された森や村、捕らわれた仲間を救い出す青い妖精のアクションアドベンチャー【評価・感想】

f:id:kennzya:20211215231707j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、邪悪な植物によって汚された森や村、捕らわれた仲間を救い出す青い妖精のアクションアドベンチャー『スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦』のレビュー記事です。

 

公式のPVを観たところ3Dプラットフォームのアクションゲームで、まさに僕の大好物なゲームジャンルでした。

 

日本未発売で気になっていたが、日本のアマゾンからでも購入することができるので、早速PS5版を購入して遊んでみました。

 

やっぱりグラフィックは綺麗だし、昔ながらのアクションゲームでPS2時代を過ごした人ならすぐに世界観に溶け込めるように設計されていましたね。

 

そんなスマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦を最後までプレイしてみて、率直な感想と共に『よかった所』『気になった所』をご紹介したいと思います。

 

スマーフ好きの方、ポップでカラフルな世界観が好きな方、3Dプラットフォームのゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • スマーフの世界を完全に再現している

  • 探索型アスレチックアクションゲーム

  • ボリュームは少なく6時間あればクリアできる

 

作品紹介

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邪悪な植物によって汚された森や村、捕らわれた仲間を救い出す青い妖精『スマーフ』の物語。PS2時代を思い出させてくれる昔懐かしい3Dプラットフォームのアクションゲーム。

作品紹介
製品名 The Smurfs: Mission Vileaf(スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦)
ハード PlayStation4PlayStation5SwitchXboxOne
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 ミクロイズ
開発元 OSome Studio
発売日 2021年10月25日

 

プレイ後の感想

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PS2時代を思い出すような昔懐かしい探索型の3Dプラットフォームでしたが、ボス戦など激しい戦闘はなく、謎解きもほぼほぼないので物足りず、すごく勿体ない作品でした

 

そもそも本作はあまり話題になっていないゲームで、日本では発売未定となっていて、現在(2021年)では海外限定で発売されています。

 

ただ、日本のアマゾンで北米版のパッケージが売っていて、国内のハードで遊ぶことは可能です。

PS4とSwitchは日本語にローカライズされるのにPS5版だけは何故か英語のまま。

 

今回、僕はPS5版を買ったので、軽くショックでしたねー。

なんでPS5版だけローカライズされないのか

 

ゲーム内容は至ってシンプルで、5つに分かれたステージを探索&攻略していくもの。

攻略といっても謎解きがあるわけではなく、3Dプラットフォームだけど基本は奥へ奥へ進んでいくタイプ。

 

マリオ64のようにステージ内のスターを集めるというものではなく、マジで進むだけです。

 

どちらかというと海外限定で発売されたPSPソフト『Daxter(ダクスター』にそっくりな場面があり、アクション要素だったり、掃除機のような武器で飛んだり、ダクスター要素が含まれていました。

 

広いマップには汚染された植物が生えており、その植物をスマーフ達が持っている掃除機型の武器で浄化したり、隠された収集アイテムを集めることによって、武器が強化されていくものでした。

 

ただ、汚染された植物にしても収集アイテムにしても、必須ではなく無視してもステージはクリアできます。

あくまでエンドコンテンツのひとつといった感じでした。

 

ステージクリアの条件としてはステージ奥に汚染された植物に捕まった仲間を救い出せばクリアなのですが、これといって難しくはなく、汚染された植物を武器で攻撃すればいいだけ。

 

グラフィックは綺麗で、スマーフの世界をここまで美しく再現しているにも関わらず肝心のゲーム内容が僕にとっては退屈なものでした。

 

面白くない!とまでは言いませんが、本当に探索メインのゲームなので、アクションゲームとはまた違った内容でした。

 

マリオ64やバンジョーとカズーイの大冒険のような3Dプラットフォームを期待すると、ちょっと残念な気持ちになりますので、要注意!

 

よかった所

美しいグラフィック

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スマーフが暮らす森や村など美しいグラフィックで再現されており、世界観に惹きこまれました。

スマーフに詳しくない人でもカラフルでポップな世界観に魅了されると思います。

 

どこを見ても可愛いですし、可愛いだけじゃなくお城のようなステージではちょっと不気味な雰囲気も伝わってきますし、スマーフと一緒に冒険しているかのような感覚になるので、グラフィックの綺麗さはかなり重要だと思わせてくれました。

 

探索が楽しい

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スマーフが持つ掃除機の様なアイテムを使い、様々なアクションを駆使して森やお城など大冒険するのですが、とにかく探索が楽しかった。

 

PS2時代のアスレチックアクションを思い出させてくれるような、様々なギミックが用意されており、奥へ奥へ進んでいくワクワクするような探索が楽しめました。

 

エンドコンテンツも用意されており、各ステージに散らばっている収集アイテムを全て集めることによってスマーフの武器が強化できるようになっていました。

 

また、各ステージに汚染された植物が生えているので、それらを浄化することによってステージ100%クリアを目指せるようになっていて、探索好きの方はハマる内容になっていました。

 

スマーフの世界に没入できる

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拠点がスマーフの村ということもあり、スマーフの家だったり住人だったり、スマーフの世界観がしっかり作りこまれている。

 

森や湿地帯といったステージもメルヘンチックに構成されていて、どこを冒険しても没入感に浸ることができるようになっていました。

 

気になった所

PS5版で遊ぶとカクつく

ゲームがはじまり最初のステージで画面の視点を左右に切り替える際、フレームレートが低いのかカクつくことがありました。

 

PS5版でカクつくということはPS4版ではどうなのか。

終盤までスムーズに動くことはなく、なんとなくカクついているように思えた。

 

PS5版には日本語字幕がない

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SwitchとPS4版ではゲームをインストールすれば自動的に日本語にローカライズされるのに、PS5版では何故かローカライズされなかった。

 

オプション設定の言語設定にも日本語はなく、なくなく英語でプレイすることに。

 

ただ、PS5のホーム画面では日本語タイトルが表示されていたり、トロフィーを獲得する際、日本語で表示されていることから、たぶんバグなのかPS5には対応していないのか。

 

アクションゲームなので言語は関係なく遊ぶことはできますが、ストーリーが分からない為、PS4版かSwitch版をオススメします。

 

ボスはおらず探索メイン

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こういった3Dプラットフォームのゲームの醍醐味って、ギミックを使ったりトラップをかいくぐってステージをクリアしていく他に、強力なボスを倒した時の達成感もあると思うんですよね。

 

しかし、本作に至ってはボスとよべるキャラクターはおらず、雑魚敵を倒すだけ。

それも強制的に戦闘になった場合のみで、基本は敵スルーでOK。

 

なので、9割ほど探索がメインのゲームでした。

 

探索よりも戦闘を楽しみたい!という方にはオススメできないので、探索好きの方にオススメしたいですね。

 

まとめ:The Smurfs: Mission Vileaf(スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦)

シンプルな操作感とストーリーで子供がとっつきやすい内容になっていたのはよかったですね。

プレステユーザーに刺さる内容というよりも、あくまでSwitch向けのゲームといった感じでした。

 

記事内容にも書かせていただいたようにPS2時代のアクションゲームにハマったユーザーなら懐かしい気持ちで遊べるので、そういったプレステユーザーには刺さる内容だったと思います。

 

最近の日本ゲーム界隈(プレステ4、5)ではこういった3Dプラットフォームのアクションゲームは廃れているので、海外のゲームスタジオをどんどん応援したくなりますね。