ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『KNACK(ナック)』アニメ映画のような壮大なストーリーと自在に姿を変える不思議なナックの大冒険!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、アニメ映画のような壮大なストーリーで隠され名作と言われている『ナック』のレビュー記事です。

 

本作のナックは公式によると『クラッシュ・バンディクー』『ラチェット&クランク』など、人気シリーズを手掛けてきたマーク・サーニー氏が総監督を務めた作品らしく、こんなこと聞いちゃうとクラッシュもラチェットも大好きな僕は絶対遊ばないといけないじゃん!となり、今回遊んでみました。

 

冒頭でいきなり言いますが【めちゃくちゃ面白かった!】

3Dアクションアドベンチャーが好きな人なら絶対に遊ぶべき作品だね!

 

2014年に発売されたPS4ローチンタイトルのゲームだけど、グラフィックは綺麗だし、ストーリーもよかった。

 

アクション性に注目しても面白かったし、難易度の難しさがゲーマー心をくすぐりました。

 

ただ、不満に思った事もちらほらあったので、本日はより詳しくプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』も一緒にご紹介したいと思います。

 

海外のアニメ映画が好きの方、難易度高めのゲームが好きな方、3Dプラットフォームのゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 爽快感よりも破壊感というか力技で敵をどんどん倒せる楽しさがあった

  • 難易度が高めでゲーマーにオススメできる

  • ストーリーがアニメ映画のような壮大感があった

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 ナック
ハード PlayStation4
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 SIEジャパンスタジオ
発売日 2014年2月22日

 

プレイ後の感想

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率直な感想は【隠れた名作とも思える程、ストーリー、グラフィック、操作性など、かなり面白かった】

 

ナックはPS4のローチンタイトルで、冒頭でもお話したマーク・サーニー氏が総監督を務めた作品なので、期待していたけど、なんとなくスルーしてしまっていた作品だったんですよね。

 

なんで今までスルーしていたかは自分でも謎です笑

 

ローチンタイトルということもあり、誰でも気軽に簡単に遊べる設計をしていて、操作がめちゃくちゃ簡単でした。

 

LRボタンを全く使わないし、□ボタン連打で気軽に攻撃ができ、複雑なアクションも少なめでした。

 

ただ、ローチンタイトルなので今となっては物足りなさもありつつ、それでも最後まで遊んでみて素直に面白い!と思えました。

 

理由のひとつとして、まずストーリーだよね!

 

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初めは人間とゴブリンの争いから物語が始まっていくんだけど、いつしか人間側に悪いやつがいて、そいつが『レリック』という古代から存在する不思議な物体を狙って世界を征服しようとしているところ、主人公のナックや博士達が食い止めるという物語。

 

アニメ映画ではよくあるお決まりパターンなんだけど、逆に王道で分かりやすいかった。

 

そして、次に面白いと感じたのが本作の物語で一番重要なのがこの『レリック』です。

 

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主人公ナックもレリックから作られていて、ステージに落ちているレリックを身体に身にまとい、大きくなったり、小さくなったり、たまにレリック以外の氷や木、鉄などをレリックに混ぜて様々な属性を使えるようになったりします。

 

レゴブロックを組み立てているような感覚になりましたし、レリックが落ちているとナックの身体に自動でくっ付いていく様が見ていて気持ちよかった。

 

最後にアクション性の面白さというか難しさ。

 

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ナックは一本道を進んでいく王道のアクションゲームなのですが、敵の強さがめちゃくちゃ強い!

 

これを難易度が高いと呼んで良いものか分かりませんが、一応ゲーム設定の中に難易度を選ぶ項目があり、僕は今回『ふつう』という難易度を選んだにも関わらず、敵がめちゃくちゃ強かった。

 

基本的に敵の攻撃を1発、もしくは2発食らうとその時点で死にます

 

なので戦闘アクションは手に汗握る迫力がありましたが、慎重に進んでしまう為、爽快感はなかった。

 

ただ、グラフィックもローチンタイトルとは思えないほど綺麗で、ストーリーは面白いし、戦闘は手に汗握る戦いで、僕はかなり没入感がある作品だと感じました。

 

他にも『よかった所』『わるかった所』として感じたところをいくつかピックアップしたのでご紹介したいと思います。

 

よかった所

アニメ映画を観ているかのようなボリューム感

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何度もいいますが、本当にストーリーが面白かった!

 

登場キャラクターが少ない事からより分かりやすく、変にゴチャゴチャしていなくてシンプルな内容だっただけに、すぐ世界観へ入る事ができました。

 

ただ、個人的には博士がちょっと上から目線で話すような感じがあって違和感があったというか、なんか僕の中にあったキャラクターイメージと少し違ったかな笑

 

また、どうしてゴブリンがここまで迫害を受けてしまったのかサイドストーリーがあるともっと没入感があって面白くなったかもなーと個人的には思いました。

 

グラフィックが綺麗

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ローチンタイトルなので、正直グラフィックはあまり期待していませんでした。

しかし、実際にゲームが始まると結構綺麗なグラフィックに驚きました。

 

ナックは自然の中を走り回ることが多く、水の表現、草木の揺れ、岩の砕ける表現など、結構細かいところもしっかりと表現されていたので、アニメ映画のように思えたのかもしれません。 

 

難易度が高くゲーマーも遊べる

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ローチンタイトルだけあって、誰にでも簡単に遊んでもらえるように製作されたと言われていますが、実際に遊んでみると難易度『ふつう』でもめちゃくちゃ難しく感じます。

 

率直な感想でもご紹介したのですが、敵の攻撃力が異常に高く、1発、2発食らっただけでナックがやられてしまうほど強い。

 

ナックがレリックを取り込み身体を大きくすることで体力ゲージも伸びますが、それでも耐えて3発かなっていう感じ。

 

なのでアクションゲームが大好きな僕みたいなゲーマーも十分に手に汗握るアクションが楽しめるようになっていました。 

 

収集アイテムでナックを強化できる

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各ステージには隠された小部屋が用意されていて、その小部屋には色々な隠しアイテムがあります。

 

隠しアイテムを手に入れることでナックを強化できるようになるので、ただステージをクリアするだけではなく、お宝探しをしながらステージを勧めるので楽しかった。

 

一度ゲームをクリアすると一週目に手に入れたお宝を持ち越しながら遊べるのでエンドコンテンツとしても楽しめました。

 

わるかった所

リスタート位置が遠すぎる

敵が強いとやっぱり結構やられちゃうことが多いのですが、本作に残機というものはなく、何回死んでもゲームオーバーにはならないのですが、リスタート位置が遠すぎる。

 

オートセーブが入るまでの道のりを1発でクリアしないとスタート地点からやり直しさせられるので、これが結構難しいというかストレスを感じることがありました。

 

なので、ゴリ押しは難しく かなり慎重にクリアしていく必要がありました。

 

攻撃バリエーションが少ない

誰でもすぐに遊べるように操作性は簡単に設定されているのはものすごくやりやすかったけど、攻撃のバリエーションが少なかった。

 

パンチで攻撃するしかなく、物足りなさを感じました。

 

などレリック以外のものを取り入れることで特殊な能力が使えるように思いきや、姿が変わっただけでコレといって必殺技が使えるわけでもなくあまり意味を感じなかった。

 

ストーリー上、仕方なくそうなっているだけという感じだったので、いつでもこの能力が使えて、さらに属性ごとに何かしら特殊な必殺技があれば、さらに面白くなったのかなーと感じました。

 

爽快感がない

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何度もいうように、攻撃は基本パンチのみ、敵が強いのでゴリ押しはできず一戦一戦が慎重になることから、爽快感はなかった。

 

レリックを大量に取り込んでナックを超巨大化できれば、ほとんどの敵をなぎ払うことができるが、いつでも超巨大化できるわけではなく、ステージ後半だったりストーリー上そうなるだけなので、ここも勿体無かったかなーと。

 

もうちょっとアクションの幅があればさらに面白くなったのかな

 

まとめ:KNACK(ナック)

 久しぶりにボリュームたっぷりの3Dアクションアドベンチャーに出会えた感じでした。

 

日本未発売の海外ゲームは面白いんだけどボリューム不足な一面があったので物足りなさを時々感じていましたが、ナックに限っては本当にストーリーのボリュームが多く、遊んでいて展開が気になるほど僕は面白かったと感じました。

 

未だにゲームのお値段も2000円~3000円ほどしているのが納得できる内容でした。

 

これをキッカケにぜひ皆さんも遊んでみてはいかがでしょうか?

それでは今日はこの辺で(*'-'*)マタネ

KNACK (ナック) - PS4

KNACK (ナック) - PS4

  • 発売日: 2014/02/22
  • ジャンル: 3Dアクションアドベンチャー

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