ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Tails of Iron(テイルズオブアイアン)』残忍なカエルと平和を望むネズミが王国をかけた大戦争!美しい2DグラフィックのアクションRPG【評価・感想】

f:id:kennzya:20211130232448j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、平和を愛するネズミと残虐非道なカエルの国とり合戦を描く『Tails of Iron(テイルズオブアイアン)』のレビュー記事です。

 

ずっと気になっていたテイルズオブアイアンをようやく購入。

グラフィックがレイマンレジェンドっぽい紙芝居風で可愛くてキャラクターも好みだったので購入前から期待していました。

 

インディーズ作品で日本ではパッケージ版が発売されず、あまり知名度がないものの、実際遊んで驚き。

 

ダークソウルの2D版かのように、とにかく高難易度でやりごたえが物凄くある作品でした。

そんなテイルズオブアイアンをプレイしてみた率直な感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介したいと思います。

 

インディーズゲームが好きの方、ダークなストーリーが好きな方、2Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • ソウルライクのような戦闘アクションが楽しめる

  • 美しい2Dグラフィックが魅力的

  • ボリュームはほどよく紙芝居を見ているかのよう

 

作品紹介

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残忍なカエル達に王国を滅ぼされた平和を愛するネズミの王『レジー』が王国を再建する為、カエル達を懲らしめに行く、国同士の戦争を描いた物語。

作品紹介
製品名 Tails of Iron
ハード PlayStation4PlayStation5Nintendo SwitchXbox Series X/S
ジャンル 2DアクションRPG
発売元 United Label、CI Games
開発元 Odd Bug Studio
発売日 2021年9月17日

 

プレイ後の感想

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一見、敵をバサバサ倒しながら進む2Dアクションかと思いきや、攻防一体のソウルライクのような戦闘アクションだったり、美しい2Dグラフィック、分かりやすいストーリーなど、全てにおいてバランスのとれた遊びやすい作品でした

 

エンドコンテンツや収集物はなく、ゲーム全体のボリュームはけして多くはないが、全体的にバランスがとれていた。

 

装備には攻撃力、防御力の他に重量が用意されており、ダークソウルのようなソウルライク風を楽しめた。

 

重量が重ければ回避行動がもっさりしていて、軽ければ素早く回避できる。

また、敵の攻撃パターンを覚えてパリィしたり、弓や銃で攻撃したりと、単純な戦闘に見えるが、結構頭を使うプレイが多かったです。

 

後半になればなるほどゴリ押しは使えなかった

 

また、ストーリーがとても分かりやすく、残忍なカエル族に国が一度滅ぼされかけたネズミ族の復讐のお話。

ネズミ族な国の再建を夢見て悪いカエル族をやっつけるというもの。

 

本作は英語音声の日本語字幕で、たまに直訳な日本語が表示されるものの、大まかなストーリーが初めから分かっているので、さほど字幕が変でも理解することはできました。

 

真新しいシステムだったりゲーム性というものはなく、シンプルな2D版ソウルライクゲームでした。

 

日本ではDL専用でお値段は3,000円程とお安い。

インディーズゲームの中では面白いと思うので、是非プレイしてほしい作品です。

10時間程あればクリアできるので、ガッツリよりも適度にゲームを遊びたい方にオススメです。

 

他にも『よかった所』『気になった所』を詳しくご紹介させていただきます。

 

よかった所

ソウル系のような攻防一体の戦闘

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本作はホロウナイトのようなメトロイドヴァニア系のアクションゲームと思いきや、ダークソウルの様な相手の攻撃を受け流したり、隙を見て攻撃するなど、攻防一体型の戦闘が楽しめるソウルライクっぽいアクションゲームでした。

 

ある意味、ターン制のようにも思える戦闘で、攻めた倒したり爽快感というものはないものの、一手一手の攻撃の対して頭を使うので手に汗握る戦闘が楽しめました。

 

しっかりボスの動きを見て、行動パターンを覚えないとあっという間にやられてしまうほど、難易度が高めでした。

 

2Dグラフィックの表現が美しい

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紙芝居を観ているかのよな美しい2Dグラフィック。

奥行や手前の作りこみもしっかりとこだわっていて、没入感ある表現がされていました。

 

キャラクター同士の会話は言葉ではなく、イラストで会話を成立させているところから、言語に関係なく遊べる斬新さを感じました。

 

観ていて可愛いです

 

行き先が分かりやすいマップ

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キャラクター同士の会話やナレーションを聞いていれば次の行き先はだいたい想像がつくものの、マップを開けば行き先にアイコンが表示されているので、とても親切設計。

 

マップ自体も複雑ではなく、シンプルな作りになっているため、とても覚えやすかった。

 

ダンジョンも複雑な作りはしておらず、一方に進めばだいたい1周回れるようになっており、迷うことなく目的地へ進めるようになっていました。

 

気になった所

本作は凄いことに最後までプレイしましたが、気になった所がなかった。

 

翻訳がちょっと難しい日本語が使われていて、言い回しだったり、表現が難しい場面はあったものの、大まかなストーリーが初めから用意されているので、理解するには十分でした。

 

アクション面もこれを言って気にならなかったし、ボス戦のバランス、ダンジョンのボリュームなど、ゲーム全体通して何の不満もなく遊べた作品でした。

 

まとめ:Tails of Iron(テイルズオブアイアン)

インディーズゲームにしておくのが勿体ない程、クオリティが高く、もっと日本でも流行ってもいいのになーと思えるほど面白かった。

 

11月25日にDLCの配信もされており、今後も何かしらアップデートされるかもしれない作品なので要チェックです!

 

まだ遊んだことない人は是非プレイしてみてはいかがでしょうか?