ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『アリス・マッドネス・リターンズ』不思議の国のアリスをモチーフにしたダークファンタジーなホラーアクション【評価・感想】

f:id:kennzya:20211122144006j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、今までに見たことのないダークファンタジーな不思議の国のアリス『アリス・マッドネス・リターンズ』のレビュー記事です。

 

2021年にシリーズ最新作が発売される(今の段階では噂?)ということで、前作にあたる本作を今回プレイしてみた。

 

本作はPS3のゲームで、意外と見つからないマイナーなタイトルだっただけに探すのに苦労しました笑

ゴシック調のダークファンタジーな世界観が僕の趣味にぴったり!

 

これは絶対に遊びたいし、こんな面白そうなゲーム色々な人に知ってもらわねば!と思い今回、最後までプレイしてみた率直な感想と共に『よかった所』『気になった所』など、ご紹介したいと思います。

 

ゴシック調でクレイジーな世界観が好きの方、ダークなストーリーが好きな方、3Dプラットフォームのゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【4点】

 

  • 主人公アリスの精神世界を冒険する

  • ちょっとグロく、クレイジーな不思議のワンダーランド

  • 翻訳が直訳過ぎて内容が入ってこない

 

作品紹介

f:id:kennzya:20211122144006j:plain

前作である『アリス イン ナイトメア』の続編で、前作の物語の発端となった火災の真相に迫る続編となっています。ちょっとグロく、クレイジーなキャラクターが続々出てくる不思議の国を冒険する3Dプラットフォームのアクションゲームです。

作品紹介
製品名 アリス マッドネス リターンズ
ハード PlayStation3
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 エレクトロニック・アーツ
開発元 麻辣馬
発売日 2011年6月14日

 

プレイ後の感想

f:id:kennzya:20211128191814j:plain

翻訳が直訳過ぎてストーリーの内容は全く意味不明でしたが、主人公アリスの精神世界であるワンダーランドを冒険できたことは面白かった。

 

昔ながらの3Dプラットフォームのアクションゲームでステージも豊富だとは思うのですが、どのステージも単調過ぎて終始同じようなことの繰り返しでした。

 

しかもとにかく無駄に長い

 

わざと遠回りさせたり、急にはじまるミニゲームみたいなステージ。

これ必要?と思うようなものが多すぎて途中早く終わらないかな?とまで思ってしまうほどでした。

 

更にどのステージも雰囲気を出すためかBGMが静かすぎて盛り上がりに欠けましたね。

せめてボス戦はもうちょっと盛り上がるBGMにしてほしかったな。

 

本作は前作である『アリス イン ナイトメア』の続編で前作の物語の発端となった火災の真相に迫る続編となっているのですが、初めに言ったように翻訳が直訳過ぎて終始意味不明でした。

 

前作をプレイしていないからストーリーを理解するのが難しいのかな?とも思ったのですが、それにしても意味不明。

 

なんとなく言いたいことは雰囲気で読み取ることができるけどね

 

なので、没入感はなく、ひたすらステージをクリアしていくだけのゲームという印象でした。

ステージ構成はちょっと初代デビルメイクライに似ているような印象があったけど、正直デビルメイクライのが面白い。

 

アクションは基本的に攻撃、ジャンプ、防御の3つで構成されていてめちゃくちゃシンプルでした。

ただ、シンプルが裏目に出て、どの敵もとりあえず攻撃ボタン連打していれば大体は倒せるので、やりごたえはあまり感じられなかった。

 

僕の中ではストーリー、アクション共にあまり良い印象がなく、あくまで雰囲気を楽しむだけのゲームに感じました。

 

残念ながら個人的な総評価は低かったですね。

主人公のアリスがもうちょっと可愛ければよかったのに笑

 

でも、何度も言うように雰囲気はよかった。

ダークホラーというかゴシック調というか、雰囲気の作りこみはしっかりしていたので、めちゃくちゃ勿体ない作品でしたね。

 

よかった所

操作しやすくサクサク進む

f:id:kennzya:20211122080619j:plain

アクションゲームといえば操作性が一番重要ですが、本作はとっても簡単でした。

 

主なアクションと言えば、ジャンプ、接近攻撃、遠距離攻撃、ガード、この4つで進むことになるので、アクションゲームが苦手な人でもとっつきやすいようになっていましたね。

 

新しい武器は増えるものの操作に変化はなく単純に攻撃力が上がるというものなので、後半になるにつれアクションが難しくなるという心配も全くなかった。

 

普段からアクションゲームを遊んでいる人にはちょっと物足りないかもしれません。

 

世界観の作りこみが最高

f:id:kennzya:20211122080849j:plain

クレイジーなキャラクターやステージが繰り広げる『不思議の国のアリス』の世界観は主人公アリスの精神世界を表しているものだと思いますが、中途半端なクレイジーさではなく、色々とぶっ飛んでいる表現が多かったのが個人的には作りこみ最高と思いました。

 

本作はZ指定ということもあり、グロい表現やおぞましい表現が多く、クレイジーな感じがしっかり作りこまれていました。

 

気になった所

翻訳が直訳で分かりづらい

f:id:kennzya:20211122080125j:plain

オブジェクトの説明や会話シーンなど、全て日本語翻訳されているのですが、グーグル翻訳のような直訳な為、何を言っているのか、何が言いたいのかが全く頭に入ってこなかった。

 

ただでさえ、前作の『アリス イン ナイトメア』の続編ということもあるので、尚更ストーリーが分かりづらかった。

 

ストーリーは完全に無視してアクションだけを楽しむゲームになっていましたね。

 

GBMがもったいない

ちょっと不気味なBGMで雰囲気を作っているんだろうけど、逆に静かすぎる。

せめて、ボス戦は派手なBGMにするか、ステージ毎に個性あるBGMにしていれば、もうちょっと雰囲気を楽しめたかな。

 

まとめ:アリス・マッドネス・リターンズ

全体的に勿体ない部分が目立つ作品でしたねー。

 

聞こえは悪いかもしれませんが、淡々とこなしていく作業ゲーのような印象があったので、そういうゲームが苦でなければ楽しめるかもしれません。

 

ただ、普段からアクションゲームを遊んでいる人にはあまりオススメできない作品でした。