ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『スポンジ・ボブ:海の荒神たち』ボブが幽霊になっちゃった!?親友のパトリックと共にビキニタウンから幽霊たちを追い払うアクションアドベンチャーゲーム【評価・感想】

こんにちは!ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、親友のパトリックと共にビキニタウンから幽霊たちを追い払うアクションアドベンチャーゲーム『スポンジ・ボブ:海の荒神たち』のレビューをさせていただきます。

 

本作はスポンジボブシリーズの3作品目にあたる作品で、期待を胸にプレイさせていただきました。

 

1作目はPS2で発売された王道の3Dアクションゲームのリメイクで、2作品目は異次元に飛ばされるハチャメチャなストーリーと王道の3Dアクションゲームが融合したスポンジボブならではの世界観の作品でした。

 

そして、今回も王道の3Dアクションゲームなのですが、雰囲気がいつものビキニタウンとは違い、ゆうれいが相手のちょっとホラーテイストのスポンジボブとなっている。

 

今作もアニメ声優さんの吹き替えでストーリーが進行していくので、スポンジボブ好きが好きな方は絶対に楽しめる作品となっています。

 

そんなスポンジ・ボブ:海の荒神たちを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

スポンジボブが好きの方、王道3Dアクションゲームが好きな方、気軽に遊べるゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • ボブとパトリックをシームレスに切り替えて楽しめる

  • いつものボブの世界観とは違うダークな雰囲気

  • アニメ声優を起用しているのでアニメを観ているかのような感覚で楽しめる

 

作品紹介

作品紹介
製品名 スポンジ・ボブ:海の荒神たち
ハード PlayStation5、Switch2、Xbox
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 THQ Nordic
開発元 Purple Lamp
発売日 2025年11月18日
総プレイ時間 8時間

 

プレイ後の感想

初めから最後までストーリー仕立てで攻略でき、スポンジボブのアニメを見ているかのような没入感あり、笑える最高のゲームでした

 

まずは本作の世界観ですが、ある日ネプチューン王がカーニーバーガーを食べようとスポンジボブ達の前に現れた時、そこに偶然おばけ船長も居合わせ、二人は口論となる。

 

口論は次第に争いごとに発展し、平和に暮らしていた住人やスポンジボブはおばけにされ、ビキニタウンはおばけ達に侵略されそうになる。

 

おばけになってしまったいまったスポンジボブをはじめ、友達のパトリック、サンディ、そしてプランクトン達と力を合わせて、おばけ船長を懲らしめ再びビキニタウンに平和を取り戻そうとする、いつものスポンジボブでありがちのハチャメチャコメディーなストーリーに仕上がっていました。

 

今作が今までのシリーズと大きく異なっているところは、ボブとパトリックをシームレスに切り替えながら冒険することができるという点。

 

これが凄く面白くて、いつでもどこでも入れ替えることができ、むしろ入れ替えないとギミックを攻略することができないのですが、ボブとパトリックが常に喋ってくれるので、退屈せずに楽しめたんですよね。

ただ、ステージ後半ともなると、ジャンプ中に切り替えたり、切り替えながら他のアクションを同時にこなしたりと、操作が忙しくなるので、シリーズの中でも難易度は難しかったと思う。

 

ボブとパトリックではそれぞれ異なったアクションが使えるようになっていて、ボブはシャボン玉でスイッチを切り替えたり、足場を出現させたりすることができ、パトリックは、物を引き寄せたり投げたりすることができる。

 

これらのアクションを上手く使ってギミックを攻略する必要があるので、結構忙しいんですよ。

 

また、今までのシリーズですと『黄金のフライ返し』という収集アイテムを集めながらステージを攻略していく王道の3Dアクションゲームだったのに比べ、今作ではそういったキーアイテムとなる収集アイテムはなく、ストーリー仕立てで進めることができます。

ただ、収集アイテムがないわけではなく、そういったアイテムはサブクエストの枠として用意されていました。

 

なので、キーアイテムというよりも、エンドコンテンツとして楽しめるように変更されていましたね。

 

それもあってか、今作のゲームデザインはシームレスに進むようになっているので、ついつい止め時が分からなくなり、一気に進めたくなっちゃうんですよね。

そんな今作は「おばけ」がストーリーの主となっているので、ステージの雰囲気やBGMはどことなくホラーテイストとなっており、シリーズの中でも異色作に仕上がっていました。

 

カラフルなステージやポップなキャラクターはちょっと少なめでした

 

ステージ数は15ステージと若干少なく、前作の『スポンジ・ボブ:ザ コズミック シェイク』同様に、ボリュームは少なく感じた。

 

3Dアクションゲームとしてプレイするよりも、あくまでスポンジボブのゲームとして楽しめる方におすすめのゲームです。

 

良かったところ

分かりやすい翻訳とアニメ声優の吹き替え

3Dアクションゲームとしては評価は低いですが、分かりやすい翻訳とアニメ声優を採用しているので、スポンジボブの作品としては笑えるほど面白かった。

 

相変わらず意味不明な会話が当たり前のように続くこの世界観は観ていて飽きないんですよね。

 

今回、ボブとパトリックを入れ替えながらゲームが進むというデザインですが、どちらかというとパトリック主体のように感じました。

 

ストーリーもパトリックの方が喋っているような気がした。

 

ただ、ビキニタウンがほとんど出てこないですし、ポップでカラフルな世界観とは真逆の世界観が舞台となっているので、スポンジボブのスピンオフ的な立ち位置のようにも感じました。

 

なので、本当の意味でもスポンジボブが好きな方しか楽しめないかもしれないですね。

 

気になったところ

ギミックや敵がワンパターン

スポンジボブとして楽しめた僕ですが、3Dアクションゲームとして面白かったかと評価するならば、残念ながら微妙なところでしたね。

 

ボブとパトリックをいつでも何処でもシームレスに切り替えながら攻略できるゲームデザインは良かったものの、ギミックの種類が3種類ぐらいしかなく、エンディングを迎えるまでずっと同じことの繰り返し。

 

また、敵の種類も3種類ぐらいしか居ないですし、そもそも戦闘アクションについては、おまけ程度でなくてもいいぐらい。

 

ボス戦は楽しかったけど

 

ボブの世界観の中、3Dアクションゲームとしてプレイしたいのであれば、やはり1作目の『スポンジボブ・バトル・フォー・ビキニボトム』をおすすめします。

 

まとめ:スポンジ・ボブ:海の荒神たち

2作目が正直微妙な評価だっただけに、初めから変に期待はしていなかったのが良かったのか、スポンジボブのゲームとしては楽しめた作品でした。

 

前作よりもアクション面に特化させようとキャラクターの切り替えシステムを導入したものの、肝心のギミックが使いまわしばかりだったので、3Dアクションゲームとしては単調なものとなってしまったのが、少し残念ですね。

 

しかし、アニメ声優を採用しているので、スポンジボブが好きな方や子供は楽しくプレイすることができるかと思いますので、そういったユーザーの方にはおすすめです。