ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『The Smurfs – Dreams(スマーフドリーム)』今度の冒険は夢の中?眠りから目覚めなくなった仲間のスマーフを助けるべく夢の中を大冒険する3Dパズルアクションアドベンチャー【評価・感想】

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、眠りから目覚めなくなった仲間のスマーフを助けるべく夢の中を大冒険する3Dパズルアクションアドベンチャー『The Smurfs – Dreams(スマーフドリーム)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は、スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦The Smurfs 2(ザ スマーフ2) : グリーンストーンのとりこに続く3作品目で、従来のシリーズは3Dアクションゲームだったのに比べ、本作は見下ろし型の3Dパズルアクションゲームとなっています。

 

また、従来のスマーフシリーズは森や沼といった自然の中を大冒険するのに対し、本作は夢の中を大冒険する、ゆめかわいいステージが多く、今までのスマーフと比べより世界観が可愛くなっています。

 

そんなThe Smurfs – Dreams(スマーフドリーム)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

スマーフが好きの方、ゆめかわいい世界感が好きな方、3Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • ゆめかわいいスマーフ達の夢の中を大冒険できる

  • 従来のシリーズと違い見下ろし型のパズルアクションゲーム

  • 難易度は簡単で子供から大人まで楽しめる作品

 

作品紹介

作品紹介
製品名 The Smurfs – Dreams(スマーフドリーム)
ハード PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 ミクロイズ
開発元 Ocellus Studio
発売日 2024年10月24日
総プレイ時間 7時間

 

プレイ後の感想

今までのスマーフシリーズと比べ、世界観、箱庭タイプのアクション、そしてギミック、全てにおいてよりスマーフらしさが出ていると感じた作品でした

 

今作は今までのシリーズと違い、夢の中を大冒険する「ゆめかわいい」世界観となっており、スマーフの宿敵ガーガメルが相変わらずスマーフの仲間達を邪魔に思ったのか、無理やり眠りにつかせるところからストーリーが展開されていきます。

夢の中ではスイーツ溢れる世界緑溢れる世界危険が迫る世界鏡の世界など、スマーフ達が見ている夢の世界で冒険することができる。

 

従来のスマーフシリーズでは3Dマリオのように縦横無尽に3Dマップを冒険するタイプだったのに比べ、本作は見下ろし型の3Dパズルアクションゲームとなっております。

各ステージはオープンマップやシームレスで移動するタイプでははなく、アストロボットのようにワールドから各ステージを選択してプレイするタイプ。

 

なので、好きなステージを何度も選択し繰り返し遊べる他に、見落としてしまった収集アイテムの回収も分かりやすくなっています。

 

そして、ステージは見下ろし型タイプなだけに、様々なギミックが用意されており、どれも面白いんですよ。

例えば、鏡の世界と夢の世界が映し絵になっている世界や、邪魔な敵をかいくぐりながらサッカーのようにボールをゴールに入れて進むステージランプを持ちながら足場を出現させたり消したりしながら進むステージなど、かなり遊び心のあるギミックばかりでした。

 

ステージ内ではカメラ視点が固定されているので、死角になっている隠されたアイテムを探したり、秘密の扉を開けたりと探索がとても面白く工夫されています。

中でも収集アイテムである青いキノコや毛糸を集めるのがとても面白いんですよね。

というのも青いキノコは100%クリアに欠かせない必要なアイテムですし、毛糸はスマーフのスキンをアンロックするのに必要なアイテム

 

スマーフ好きならスキンは全てコンプリートしたくなりますよね

 

また、そんな可愛いスマーフですが、スマーフ達が住んでいる村が従来のシリーズに比べ、一望できるようになっているのがこれまた可愛いですし、ステージ攻略中には仲間のスマーフがあちこちに居て、ひとりずつ見て回りたくなっちゃうんですよね。

 

今作はそんな仲間達に手を振るアクションが追加されていて、プレゼントボックスを持っている仲間に手を振るとアイテムがもらえたり、オブジェクトに変装している仲間に手を振ると毛糸が貰えたりと、スマーフの仲間も活躍してくれるようになっています。

 

そんなワクワクが詰まった面白いステージは全部で31ステージあり、かなりやりごたえのあるボリュームです。

 

後半のステージは難易度も上がり、ひと癖もふた癖も面白くなっていました。

 

日本でもPS5やswitchで発売予定ですが、今の所発売日未定となっています。

気になる方は一足先にsteam版をプレイすることをおすすめします。

 

良かったところ

シリーズの中で一番スマーフっぽい

本作は夢の中を冒険する妖精に相応しい「ゆめかわいい」世界観となっており、どのステージも可愛くてスマーフっぽさが色濃く出ている。

 

ステージを選択するワールドは宇宙を模したものとなっているし、星座に見立てたステージ選択なんて可愛いを超えて美しいとまで思えました。

 

また、数々のステージのギミックの面白さはシリーズの中でも一番と思えるほど面白く、鏡の世界やランプを使って足場を消したり出現させる演出は、まさに夢の世界と思えるほど発想が面白い。

 

そしてなによりステージの音楽がとにかくいい!

 

本当に眠くなってしまうほど安らぎ溢れる音楽から、ディズニーランドのようなワクワクする音楽まで、ステージに合わせた音楽が冒険心をくすぐってくるんですよね。

 

また、パジャマを着たスマーフや可愛いスキンが数多く用意されているので、それを着させたいが為に、収集アイテムを探す意欲も湧きました。

 

とにかくアクションゲームとしてもクオリティーが高く、スマーフ好きにはたまらない作品となっています。

 

気になったところ

ストーリー性が薄い

従来のスマーフは3Dアクションかつストーリー性があったのに比べ、本作はストーリーよりもアクションに全振りした感じとなっており、ストーリー性はあまり感じられなかったのが少し気になりました。

 

コンセプトはいいし、世界観もかなりいいので、もう少しストーリー深堀してほしかった。

 

ガーガメルはいつもやっていることは同じで、結局はスマーフ達を邪魔に思っていてイジメようとしているのは分かってはいるけど、今回の目的だったり企みだったりをあらわにして欲しかった。

 

まとめ:The Smurfs – Dreams(スマーフドリーム)

トレーラーを観た時、従来のスマーフシリーズとは異なった見下ろし型のアクションになっていることにかなり不安を感じましたが、実際にプレイしてみると、逆に本作の方がスマーフっぽさを感じられましたし、これはこれで面白かった。

 

個人的には前作のスマーフがかなりオススメですが、3Dアクションだとゲーム酔いしてしまう人は今作かなり楽しくプレイできるかと思います。