ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Boti Byteland Overclocked(ボティ バイトランド オーバークロック)』アストロプレイルームのような可愛いロボット達が暮らす世界を大冒険するアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、可愛いロボット達が暮らす世界を大冒険するアクションアドベンチャー『Boti Byteland Overclocked(ボティ バイトランド オーバークロック)』のレビューをさせていただきます。

 

本作はPCの中で起こっているPCならではの問題を解決しながら、主人公ボティと一緒に独創的な世界を冒険するアクションアドベンチャーとなっており、PCの敵と言えばバグやウイルスですが、それらが敵となって襲ってきます。

 

この独創的な世界を救っていくちょっと変わった可愛いく面白いゲーム体験ができました。

 

そんなBoti Byteland Overclocked(ボティ バイトランド オーバークロック)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

 映画好きの方、ダークなストーリーが好きな方、サバイバルなゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • PCの中を冒険できる電脳世界は独創的で魅力が詰まっている

  • 可愛らしいキャラクターデザインとポップでカラフルな色使いはワクワクさせてくれる

  • 動きが遅く爽快感はない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Boti Byteland Overclocked
ハード steam(今後PS4、PS5、XBOXにて展開予定)
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 CouchPlay Interactive、Purple Ray Studio Sp. z o.o.、Untold Tales
開発元 Purple Ray Studio、Purple Ray Studio Sp. z o.o.
発売日 2023年2月6日
総プレイ時間 8時間

 

プレイ後の感想

全8ステージ+DLCとステージの数は少ないものの、ひとつひとつのステージが色濃くPC用語もたくさん出てきて、独創的な世界で冒険できるワクワクした体験ができました

 

まずは本作の世界観をご紹介すると、

「クラシックな3Dアクションアドベンチャーのゲームに影響され開発された本作はPS5のフリーで遊べるゲーム、アストロプレイルームのような可愛いロボット達が暮らす世界を大冒険するアクションアドベンチャーとなっている。

 

勇敢で愛らしいデータ ボットのボティと一緒にバイトランドのサイバー世界をバグやウイルスから救うのが目的となっています。」

 

そんな本作の魅力はやっぱり世界観。

 

グラフィックボードやファン、CPUやメモリといったパソコンのパーツごとにステージに分かれていて、それぞれのステージ内で起こっているバグやウイルスを解決していくクラシカルな3Dプラットフォーマーはプレイしていてどことなく懐かしさを感じ、夢中になってプレイすることができました。

 

また、ゲーム性も大変よく、操作性も至ってシンプルで基本はジャンプと攻撃のみでクリアしていきます。

謎解きとまでは満たない可愛らしいギミックをクリアしながらゴールを目指す3Dアクションゲームで、この独創的な世界観とネオンカラーの色使いが他のゲームにはない魅力を引き出しています。

 

ステージ内のあらゆる障害物を壊すことができ、その際手に入るデータの断片のようなアイテムはステージを進む際に必要な通貨のような役割を果たしたり、拠点を拡張したりする際に必要なアイテムな為、たくさん手に入れておく必要があるのですが、障害物を壊すのが楽し過ぎて知らず知らず貯まっているんですよね。

また、各ステージ内にはボティのスキンや拠点拡張に必要なコインが隠されており、収集要素も充実していました。

 

ボティにはひとつだけ特殊能力があり、ボティを中心とした一定の周りをスキャンすることができます。

 

スキャンすることによって、隠されたアイテムや敵、死角になって見えなかった足場などが見えるようになり、探索の手助けをしてくれるんですよね。

 

これスキルのおかげで、1度クリアしたステージで取り逃したアイテムがあっても、スキャンを使えばコンプリートが容易にできるようになっていました。

先ほどご紹介したデータの断片のようなアイテムはボティのステータスをアップグレードしてくれるのに必要なアイテムでもあります。

 

そのため、必然と集める必要がでてくるので、ただゴールを目指せばいいというわけではないのが、また面白いところ。

 

また、ステージによっては一番奥にボスが待ち構えており、いわゆるウイルスのようなボスなのですが、本作はあまり戦闘に重きをおいていない為、戦闘アクションはあまり面白くなかった。

 

3Dアクションアドベンチャーと聞くと、ギミックあり、謎解きあり、ボス戦あり、と想像してしまいますが、どちらかと言えばギミックがメインでしたね。

 

それこそ冒頭でもご紹介したようなアストロプレイルームとゲーム性は似ていると考えてもらった方がイメージが付きやすいかと思います。

 

今回steamでプレイさせていただきましたが、2024年にswitch、PS4、PS5、XBOXでの発売が予定されているそうなので、steamでプレイできる環境がないユーザーはswitchかPSかXBOXで発売されるのをお待ちください。

 

3Dアクションゲームが好きな方は絶対にハマる面白いゲームなので、是非プレイしてほしい作品です。

 

よかった所

独創的なPC内部の世界

本作はPCの世界を冒険するという独創的な世界観の物語なのですが、自分でPCを組む方や最近PCのパーツに興味が出てきたような方は、この面白さに共感してくれるかと思います。

 

ステージ内の足場がディスクだったり、ファンだったり、壁になっているネオンに光る3連ファンはグラフィックボードだったりと、至る所にPCパーツが使われており、こういった世界観のゲームは初めてだっただけに凄く楽しめました。

 

アイテムを手に入れる時、ちょっとしたエフェクトが表示されるのですが、エフェクトを良く見てみると『0と1』が表示されていたりと、細かいところまでPCの世界を再現しています。

 

本作の面白いと思ったところは、そういったPC用語やパーツのことが詳しくない方でも世界観に没入できるところ。

 

PCパーツと聞くとちょっと硬いイメージがありますが、本作はそういったイメージが全くなく、キャラクターやステージは常にネオンカラーで表現されているため、どちらかといえばゲーミングPCをモデルにしているステージが多いんですよね。

 

なので、どちらかといえば可愛いキャラクターと世界観が広がっていて、とても面白いんですよね。

 

クラシカルな3Dプラットフォーマー

本作はNintendo64やPS2時代に流行った3Dプラットフォーマーにリスペクトされており、ステージ構成やギミック、そして操作性などとても遊びやすく調整されており、直感的にプレイすることができました。

 

無駄に多いスキルや無駄に多い収集アイテムなど、ちょっと面倒くさいなと思う要素は一切なく、子供から大人までどんな方でも楽しくプレイできます。

 

そう聞くとゲーマーには物足りなさそうに聞こえますが、昔のゲームが好きなゲーマーにとってはゲームそのものの楽しさと、懐かしさを感じながらプレイができます。

 

ボティのスキンには分かる人なら分かる要素があり、スーパーマンっぽいスキンや初代PSで人気を博したシリーズ『スパイロ・ザ・ドラゴン』の主人公スパイロのようなスキンもあります。

 

細かいところまで懐かしさを感じることができる本作なので、色々な方がプレイして面白いと感じることができるかと思います。

 

気になった所

情報量が多すぎて画面が見づらい

あらゆる障害物やオブジェクトがマップの至る所に配置されていて、色々なものを壊す楽しさや、NPCが常に何処にでもいるので、賑やかさはあるものの、画面上に映るマップの情報量が多すぎて逆に見づらさを感じる場面が多かった。

 

僕は良かったところと捉えたネオン色ですが、これだけの情報量が1画面に多いと目がチカチカして疲れてしまうのもまた事実としてありましたね。

 

NPCは正直、拠点だけに居ればよかったかな。

 

爽快感がない

全体的に単調で足が遅くもっさりしている本作。

とにかく、足が遅いことが一番気になりましたね。

 

ステージ数が少ないので、爽快感あるスピーディな移動を控えめにして、ゆっくり1つ1つのステージを楽しんでもらいたかったのだろうな。

 

ただ僕は逆にゆっくりじっくり遊べて満足したのですが、スピード感ある3Dアクションゲームを求めている方はストレスに感じるかもしれないと思い、気になるところとして紹介させていただきました。

 

まとめ:Boti Byteland Overclocked(ボティ バイトランド オーバークロック)

ゲームシステムに関しては真新しい発見はありませんが、王道の3Dアクションゲームとしては世界観、キャラクター、ステージ構成と完成されていたので、十分楽しめた作品でした。

 

今年switch、PS5とXBOXでも発売予定なので、より色々な方にプレイしてほしいおすすめゲームでした。