ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Astro Bot(アストロボット)』こんなゲームを待っていた!ソニーのキャラクターが勢ぞろい!アダプティブトリガーの機能をフルに使った世界待望の3Dアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ソニーのキャラクターが勢ぞろい!世界待望の3Dアクションゲーム『Astro Bot(アストロボット)』のレビューをさせていただきます。

 

PS5にプリインストールされているアストロプレイルームをプレイした時、このゲーム製品版を出せば絶対に売れるだろうと確信したぐらい、めちゃくちゃ面白かった。

 

そして、そこから数年後、世界が待ち望んでいたアストロプレイルームの正統派シリーズとして本作『アストロボット』が発売されました。

 

海外のメタスコアは94点とかなり高得点で驚いたが、実際にプレイしてみると納得のいくクオリティーでした。

 

そんなAstro Bot(アストロボット)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

アストロボットシリーズが好きの方、ソニーのキャラクターが好きな方、3Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【10点】

 

  • アストロプレイルームの正統派ゲーム

  • ソニーとファンの期待を背負った世界で注目されている3Dアクションゲーム

  • メタスコア94点の間違いなく神ゲー

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Astro Bot(アストロボット)
ハード PlayStation5
ジャンル 3Dアクションゲーム
発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発元 Team ASOBI
発売日 2024年9月6日
総プレイ時間 15時間

 

プレイ後の感想

最近のPSに足りない純粋な遊び心がギュっと詰まった3Dプラットフォームのアクションゲームで中盤まではアダプティブトリガーなどのデュアルセンスの機能に感動し、終盤ではテーマパークのアトラクションを体験しているかのような没入感で、遊園地のようなゲームでした

 

本作の世界観はPS5の形をした母船で宇宙を旅していたアストロ達が突然墜落してしまい色々な惑星に散り散りにはぐれてしまい、仲間のボット達を救出にいくというストーリー。

全80ステージある箱庭タイプのアスレチック型ステージを攻略しつつ、仲間のボットを助けていくのですが、どのステージを遊んでも毎回新しい遊びが詰まっており、全く飽きない工夫がされています。

 

北米では最近また人気の出てきたジャンルですが、日本では下火になっちゃったんですよね

 

しかし、アストロボットを通して3Dプラットフォームをプレイしたユーザーのほとんどが面白い!と評価していることから、どの世代も楽しくプレイすることができると思う。

 

やっぱり改めて思うことは、箱庭アクションゲームって遊びやすい!それに尽きると思います。

 

アストロボットの場合、それ以上に評価できるところが多いですが、根本にある遊びやすさや楽しいを実感体験できるアスレチックステージは、常にわくわくどきどきさせてくれます。

 

何故、初代PSやPS2時代に3Dプラットフォームのゲームが流行ったかといえば、この遊びやすさだと思うんだよね。

 

最近のPSにはこの遊びやすさやわくわくする少年心のようなものがなかったと思う。

 

その中で今回のアストロボットはそれらを全て兼ねそろえているので、誰もが楽しくプレイできたのではないでしょうか?

 

そんな最高に面白いアストロボットでまず驚いたのは美しいグラフィック。

PS5のグラフィックを最大限に活かした美麗なグラフィックは、ボット達のメタリックなボディの表現や、風、水、砂といった自然の表現、そして一番感動したのは特定のステージに出てくる宝石の煌びやかで眩しい表現はアストロボットならではなんですよ。

 

息をのむようなグラフィックで、まず心が掴まれた

 

そして、そんな美麗なグラフィックの中、冒険する数々のステージでは、毎回驚くほどの遊びが詰まったギミックで溢れかえっています。

 

これが本当に面白く、ひとつひとつのステージがオモチャ箱のように感じるんですよね。

続いて驚いたのが、3Dプラットフォームを最大限に活かした遊びはデュアルセンスの機能である『アダプティブトリガー』をフル活用しているところ。

 

金属製の足場を歩くとき、砂場を歩くとき、水面、雪の上、どこを歩いてもコントローラーから伝わってくる振動は全てリアルで、実際にそこを歩いているかのような感覚がコントローラーを通して手に伝わってくるんですよ。

 

更にスピーカーから聞こえてくる音とは別に、デュアルセンスのマイクから聞こえてくる効果音は、3D空間を包み込むような感覚になるため、より没入感が増していました。

 

それ以外にも、全てのアクションでアダプティブトリガーを体験することができ、このゲーム実はデュアルセンスが本体なんだと思う。

 

ステージによっては特殊なアクションが使えるので、次はどんな体験をさせてくれるんだろう?と毎回ワクワクしますしね。

さらに本作は60FPSでぬるぬる動く。

 

3Dプラットフォームってタイトルによっては30FPSしかでないものがあり、30FPSだと結構画面がカクカクしてしまう時があります。

 

アスレチックのような箱庭ステージを自由に動き回るには30FPSだとストレスが溜まる場面がでてくるんですよね。

 

そこに関しても本作は抜かりなく完璧な体験をさせてくれました。

 

そして、本作の最大の魅力はソニーのオリジナルキャラクターが勢ぞろいしているということ。

クラッシュバンディクー、スパイロ、サルゲッチュ、トロの休日などなど可愛いキャラクターから、ゴッドオブウォー、アンチャーテッド、ラストオブアス、ホライゾンなどリアル志向のゲームまで、幅広いキャラクターが登場します。

 

さらにその中でも、サルゲッチュ、ゴッドオブウォー、アンチャーテッド、ホライゾンなどのゲームの世界観をアストロボットの世界で忠実に再現されたステージも登場し、ファンサービスがものすごいことになっています。

プレイステーションのゲームをプレイしたことがないユーザーでも興味を持てるように遊びが詰まったステージが多いので、これを機にサルゲッチュなどのゲームに興味を持ち、プレイしている人も居るみたいです。

 

本作だけではなく、オリジナルゲームも巻き込んだ遊び体験ができるアストロボットを是非プレイしてほしい。

PS5を持っているユーザーはまず買ってくれ!

 

よかった所

全80ステージ以上の大ボリューム

ステージ数は多いがひとつひとつのステージは小さく濃密に圧縮したオモチャ箱のような遊びが詰まっている。

 

これは本作を開発したTeam ASOBIのスタッフも言っていることで、長くダラダラとプレイするよりも短く面白いを詰め込んだ方がユーザーにとって良い体験になるのだとか。

 

これがまさしくそうで、休む暇もなく次から次へと濃密なステージが続くので没入感が凄いんですよね。

 

また、攻略するにあたってひとつのステージに救出できるボットが7人います。

 

すぐ見つけられるボットから隠れているボット、更には裏ゴールなんていうものも存在しているのですが、攻略する際どうしても行き詰ってしまった場合、攻略サイトなどを見ながら攻略すると思いますが、本作の場合そういった収集要素や隠し要素の場所を音で教えてくれる鳥がステージ2週目以降から呼び出せるようになっているんです。

 

これにより、ゲーム画面から目を離すことなくずっとプレイすることができる。

 

1周目はギミックなどの遊びを体験し、2週目から取り逃したボットなどを鳥を使って回収していく、というように同じステージでも2度楽しめるように設計されているんですよね。

 

元々遊びが濃密に詰まったステージばかりなので、2週目といっても1周目のように楽しくプレイすることができるので、何度でも楽しいが体験できる。

 

本作は80ステージもの遊び体験ができますが、体感としてはそれ以上だと思いました。

 

ソニーのキャラクターが勢ぞろい

本作では様々な惑星に飛び散ってしまった仲間のボット達を救いながら惑星を冒険していくのですが、中でもソニーのキャラクターに扮しているボットがものすごい数居るんですよね。

 

スパイロ、クラッシュバンディクー、サルゲッチュ、ジャック×ダクスター、トロ、クロノア、アンチャーテッド、ラストオブアス、ゴットオブウォー、ホライゾンと、挙げだすとキリがないぐらいマジで勢ぞろいしています。

しかもスパイロだけボットじゃなくてそのまんまだったよね?

ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しい。

 

初代PSから現役でプレステを遊んできた世代にはど真ん中のキャラクターばかりなんですよ。

 

また、ボットを救うと拠点で待機しているのですが、作品ごとにボットが集まっているこだわりが、プレステ愛を感じるんですよね。

 

また、ゴットオブウォーやアンチャーテッドといったPS5を引っ張っている作品は、その作品のパロディステージも用意されており、プレステ勢は大興奮間違いないと思います。

 

アストロボットの世界でまさかアンチャーテッドやホライゾンが遊べるなんてついつい声を出して遊んでいました

 

これほどまでに、ひとつのゲームでプレステのキャラクターが勢ぞろいしている作品は本作だけなので、プレステのキャラクターが好きなユーザーはプレイしない理由がないと思うぐらい、キャラクター愛に溢れています。

 

フル機能を使ったデュアルセンス

意外とPS5のゲームでデュアルセンスをここまでフル機能使っているゲームって数が少ないんですよね。

 

雨があたる感触、砂の上を歩く感触、鉄に触れる感触、全てにおいて振動でリアルに表現していて、没入感が他のゲームの比ではないんですよ。

 

こればっかりはレビューで伝えることが非常に難しく、実際にプレイしていただくしか伝えられないのですが、本作の最大の魅力でもあるアダプティブトリガーを是非体験してほしい。

 

また、コントローラーのマイクから出る音声にも、こだわりを感じるんですよね。

ただ、ここまでフル機能を使うとコントローラーの充電がすぐになくなってしまうのがちょっと点ですけどね。

 

気になった所

それでもやっぱり人を選ぶ

ここまでべた褒めで正直気になったところは無いです。

 

それほどまでに考えられていて完成されている本作ですが、3Dプラットフォームというジャンルから、やはり人は選ぶと思います。

 

冒頭でもご紹介したように、現在のPS5では3Dプラットフォームのゲームって人気が下火になってしまい、どちらかといえばswitchで人気のあるジャンル。

 

なので、PS5を購入するユーザーのことを考えると日本ではあまり売れないんだろうなと思っていました。

 

ただ、いざ発売されてみると僕が思った以上に日本でもプレイ人口が多く、かなり話題になっているので嬉しかったですね。

 

ただ、その中でもNintendoのとあるゲームに似ているとか、斬新さがないなどの意見もあり、やはりプレイした全員が最高に面白い体験だったとはいいがいところもあるみたいです。

 

それでも僕が思うに、プレイしたほとんどのユーザーは面白いと感じ、共感し、ここまで話題になっているとは思うんですけどね。

 

まとめ:Astro Bot(アストロボット)

3Dプラットフォームのゲームがここまで話題になり色々なユーザーの方に遊んでいただけたことが何より嬉しくなった作品でした。

 

本作が売れれば、今後PSでもこのような遊び溢れるゲームタイトルが続々発売され、今以上に色々なタイプのユーザーを惹きこめるようになれば面白くなるだろうなーと、ちょっと大げさかもしれませんが、そこまで思えるほどの作品でした。

【PS5】アストロボット(ASTRO BOT)

【PS5】アストロボット(ASTRO BOT)

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