ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ラビィとナビィの大冒険』完成度が高すぎる!ゲーム性からグラフィックまで全てがレア社っぽいバンカズライクのアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、完成度が高すぎる!ゲーム性からグラフィックまで全てがレア社っぽいバンカズライクのアクションゲーム『ラビィとナビィの大冒険』のレビューをさせていただきます。

 

本作は日本ゲーム大賞2020 U18部門で金賞に輝いた作品で、なんと学生の方が開発したゲーム。

 

それだけでも驚きですが、製作者の方がレア社が好きということで、本作めちゃくちゃレア社を意識したバンカズライクなゲームになっていました。

 

世界観だったり、キャラクター同士の会話シーンだったり、全てがバンカズで、難易度やギミックまで、それっぽく作られていてレア社好きの僕は大興奮しながらプレイすることができました。

 

そんなラビィとナビィの大冒険を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

レア社が好きの方、バンカズライクなアクションゲーム好きな方、インディーズゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • バンカズライクの3Dプラットフォーム

  • ミニゲームがめちゃくちゃ難しい

  • 1700円でこのクオリティーはコスパ最強

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ラビィとナビィの大冒険
ハード Switch
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 メディアスケープ
開発元 Hidetyo's Apps、Mediascape Co. Ltd.
発売日 2021年11月10日

 

プレイ後の感想

レア社の新作かな?と疑いたくなるほど、ゲーム性がバンカズそっくりで、難易度もレア社並に難しく、完成度がめちゃくちゃ高い3Dアクションゲームでした

 

本作のストーリーを軽くご紹介すると「ウサギや妖精たちが平和に暮らす村うさビレッジ。

そんな村を破壊しようと企む悪の大魔王シヴァーラ。

主人公のウサギラビィは妖精のナビィと力を合わせ、シヴァーラに隠されてしまった幸せの源セイクリッド・キャロットを集める冒険に出かける」

 

と、いうのが本作のストーリーで、悪の大魔王シヴァーラはカメで主人公のラビィはウサギ。

いわゆる、ウサギとカメとお話しになっているんだよね。

 

子供でもすんなり世界観に没入できそうだよね

 

そして、本作の一番の醍醐味は『バンカズライク』に作られていること。

 

主人公よりも相棒の妖精ラビィのが良く喋るのですが、毒舌でちょっとツンツンしているキャラクター。

これが、バンジョーとカズーイの掛け合いに似ているからビックリ。

 

村人との会話シーンもバンカズっぽく仕上がっており、どこからどうみてもレア社なんだよね。

バンカズでいうジグソーピースを集めてステージをクリアしていくように、本作ではセイクリッド・キャロットといって黄金のニンジンを集めてステージをクリアしていくようになっていました。

 

もちろん、ただ集めるだけではなく、バンカズのように、ギミックや謎解きをクリアしたり、超難しいミニゲームをクリアしたりと、バラエティーに飛んだ作りになっていました。

中でもミニゲームがとにかく鬼畜仕様なものが多くて、トロッコに乗ってコインを集めながらゴールを目指すものや、NPCとのレース競争、そして制限時間内に隠されたセイクリッド・キャロットを探すものまで、とにかくめちゃくちゃ難しかった。

ステージは全部で6つあり、森や海岸、炭鉱や日本っぽいステージなど、個性豊かなステージが楽しめました。

 

ステージ構成も本当に面白くて、いわゆる箱庭タイプのステージになっているのですが、ゲームをクリアしていくにつれ、ステージとステージが徐々に繋がっていくんですよね。

 

これ、どういうことかというと、炭鉱ステージで手に入れた新アクションを使うことによって、海岸ステージで今まで行けなかった場所へ行けるようになり、それが森ステージへと繋がっているというもの。

 

これはプレイしていて、かなり興奮しましたね

 

こういう緻密なステージ構成が探索意欲出てきますし、「ここに繋がっていたのかー」と感動すら覚えました。

 

正直、グラフィックは最近のゲームにしては、けして綺麗なものとは言えませんが、個人的にはローポリの感じがN64時代を彷彿とさせるので、これはこれで好きでしたね。

 

お値段も1,700円とお手頃価格なので、3Dアクションゲームが好きなユーザーやレア社やバンカズライクが好きなユーザーは絶対にプレイして欲しい作品でした。

 

よかった所

全てがバンカズライク

冒頭でもご紹介したように、本作は全てにおいてバンカズをリスペクトしている作品で一度でもバンカズをプレイしたユーザーなら絶対に惹きこまれる世界観でした。

 

キャラクター同士の掛け合い、箱庭になっている個性豊かなステージ、高難易度のミニゲームなど、レア社を彷彿とさせる作りになっていて、レア社ファンの僕は常に興奮しながらプレイさせていただきました。

 

最近似たような3Dアクションゲームはたくさん見るものの、ここまでレア社をリスペクトしている作品は、プレイトニック社のユーカレイリーに続く作品ではないでしょうか。

 

学生の方が制作されたことを考えてもかなりの完成度で面白かった。

 

難易度が絶妙に難しい

難易度までも鬼畜ゲー豊富なレア社に似ていて、ゲーム全体は子供でも遊べるような難易度設定なのだが、一部のミニゲームがマジで難しかった。

 

これといって必ずクリアしなくちゃいけないものではないので、スルーしてもゲーム自体はクリア可能だが、ここまで難しく設定されていると、腕がなりついつい夢中になってプレイしてしまいました。

 

あまりに難しさにコントローラー投げようかと思ったぐらいでしたからね。

 

ただ、面白いだけではなく、ゲーマーに向けた難易度設定のミニゲームも用意してくれているところが、僕の中ではかなり評価できました。

 

気になった所

ミニゲームのリスタート

とくに、トロッコのミニゲームに関してなのですが、このミニゲームはスタートからゴールまで自動でトロッコが進み、道中に配置されているコインを指定枚数手に入れ、ゴールすればクリアとなるもので、ただコインを手に入れればいいというわけではなく、もちろん障害物を回避しながら進むことになります。

 

何回もプレイしていると、ミニゲームの途中で、このまま進めてもクリアできないからリスタートしようと思うことってありますよね?

 

ただ、本作のミニゲームは途中でリスタートすることができず、このままミニゲームをプレイしてもクリア無理だろうと思っていても一応ゴールまで進まなくちゃいけないのが、かなり面倒でした。

 

途中で中断や再開などリスタートが気軽にできれば、気持ちよく何度も挑戦できたと思うのですが、いちいちゴールまで進めなくちゃいけないのが僕の中では結構ストレスでしたね。

 

それぐらい、難しいミニゲームで下手すると20分30分とクリアできなかった。

 

まとめ:ラビィとナビィの大冒険

普通に面白かったし、これは色々な人におすすめできる作品でしたね。

これを、学生が作ったとは思えないからマジで驚き。

 

しかも、現在続編を制作中ということで、かなり期待できますね。

ちらっと続編のトレーラーを観たのですが、ユーカレイリーっぽい要素が見え隠れしていたので、次回作も絶対にプレイさせていただきます。