ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物』ゼルダっぽい?危険と謎と秘密に満ちあふれた世界!ジオラマ風のアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ゼルダっぽい?危険と謎と秘密に満ちあふれた世界!ジオラマ風のアクションアドベンチャー『オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物』のレビューをさせていただきます。

 

パッと見ゼルダの伝説にしか見えない本作ですが、実はただのパクリーではなく、アクションアドベンチャーとして作りこみがしっかりしていて、めちゃくちゃ楽しめました。

 

海に数多く浮かぶ小さな島を冒険するのですが、ひとつひとつがジオラマ風になっていて探索は一癖、二癖ある難易度で面白かった。

 

そんなオーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

ゼルダライクな好きの方、探索ゲームが好きな方、アクションアドベンチャーゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • ゼルダの伝説を彷彿とさせるアクションアドベンチャー

  • 見下ろし型のジオラマ風ステージ

  • 本格的な謎解き、ギミックで10時間以上遊べる

 

作品紹介

作品紹介
製品名 オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物
ハード PlayStation4、Switch、XboxOne
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 Cornfox & Brothers Ltd.、FDG Entertainment
開発元 Cornfox & Brothers Ltd.、エンジン・ソフトウェア
発売日 2017年6月22日

 

プレイ後の感想

久々に手ごたえのあるアクションアドベンチャーで「ゼルダの伝説 夢をみる島」を彷彿とさせる作りで夢中になってプレイし、かなり満足でした

 

本作のストーリーを軽くご紹介すると『ある日、主人公が目を覚ますと父からの手紙が残されており、父を探すわずかな手がかりが古いノートと謎めいたネックレス。

これらを手に冒険することとなるが、少年が立ち向かうのは古代アルカディア王国の謎。
海に浮かぶ島々を冒険し、旅の道しるべとなる古代の宝を見つけ、危険と謎と秘密に満ちあふれた世界へ』

 

ということなんですよね。

 

どうして、父は手紙を残して消えたのか?古代アルカディア王国の謎とは一体?そして、タイトルにもなっているオーシャンホーンとは?

 

これらの謎を追い、正体を暴き、謎を解決するのが本作の醍醐味となっていて、とにかく冒険している!と思わせてくれる没入感がよかった。

本作はボートに乗って移動し、小さな島々を冒険することとなるのですが、見下ろし型のジオラマ風のステージが広がっており、冒頭でも紹介した『ゼルダの伝説 夢をみる島』を彷彿とさせる、謎解きやギミックが数多くありました。

 

主人公の見た目もどことなくリンクっぽさがあるよね

 

ひとつの島をクリアすることによって、新しい島が解放され、次々に謎が解けていくというものなのですが、爆弾、弓矢、魔法と色々なアクションを駆使して謎解き、ギミック、ボス戦を潜り抜けるところが、まさにゼルダライクでしたね。

ジオラマ風のステージになっているので、カメラを自由に動かすことができず、固定された視点なので、死角があったり、見づらい部分もあり、探索は良くも悪くも迷い、分かりづらさはあるものの、逆にパズル要素が強かった分、ボリュームがあり、クリアするのに10時間ほど掛かりました。

 

各島にはクリア達成率が表示されるので、ついつい100%目指して冒険したくなる工夫もされており、やり込み度も高い。

 

すぐそこに隠された宝箱が見えるのに、なかなか到達できない歯がゆさが、絶対に取ってやる!と思わせてくるから上手いよね。

 

ただ、良いことばかりではなく、気になるところもあったので、『よかった所』『気になった所』も詳しくご紹介させていただきます。

 

よかった所

小さな島を大冒険

本作は小さな島が舞台となっていて、一見小さくすぐに探索できてしまうような広さに見えつつ、実は地下にステージが広がっていたり、死角となっている部分にアイテムが隠されていたり、ジオラマ風の島を上手く使った作りになっていました。

 

高低差をつける事によって、下から上に上ることができず、これが意外と道に迷うんですよね

 

アクションアドベンチャーならではのギミックや謎解きの数々に頭を悩まされました。

島人との会話も重要だったり、ヒントが隠されていたりするので、隅々まで探索する必要があり、探索好きのユーザーは絶対にハマる。

 

島から島へ移動する場合は船を使ってオートで移動することができるので、気になる島はどんどん探索して、新しい発見があると興奮しちゃいました。

 

こんなにも小さな島のフィールドを上手く使った作りに驚きました。

 

謎解きとギミック

先ほどから散々言っている謎解きとギミック。

 

ゼルダの伝説のようなAAAタイトルとは違い、インディーゲームって難し過ぎたり、簡単過ぎたりバランスが悪いゲームが多い中、本作は絶妙に頭を使わせてくるから面白かった。

 

ヒントがあるようで無いものもあり、自力で見つけ出さなくちゃいけないアイテムがあったり、アクションや魔法も偏りなく、覚えたアクションや魔法は全て使うようになっていて、ラスボスの倒し方も試行錯誤して攻略法を探したりと、やりごたえがありました。

 

久々に攻略を見たくなるような場面もあったりして、奥深いアクションアドベンチャーが好きなユーザーにかなりオススメしたい。

 

音楽が最高

本作のBGMはゲーム音楽界を代表する作曲家、植松伸夫(うえまつ のぶお)さん伊藤賢治(いとう けんじ)さんがオリジナル楽曲を提供しています。

 

植松さんはファイナルファンタジーシリーズの音楽を担当していたり、伊藤さんは聖剣伝説の音楽を担当されているので、本作をプレイ中ファイナルファンタジーや聖剣伝説を彷彿とさせる音楽が多数あり、RPG好きの人なら大興奮間違いなしだと思いますね。

 

アクションアドベンチャーやRPGって世界観やストーリーも大切だけど、音楽もその作品を形作るものなので、やっぱり音楽が最高だと没入感も増してよかったです。

 

気になった所

マップ移動が面倒くさい

本作は島から島へ移動する際、大海原を船で移動することになるのですが、目的地の島を選択すると船が勝手に動き目的地の今まで運んでくれる。

 

ただ、これが意外と面倒で、近くの島ならすぐに到着するが、端から端の島へ移動する際、結構長いこと待たされるんですよね。

 

大冒険を演出するために、大海原を船で移動するという見せ方をしているのかもしれませんが、正直これは必要なかったかな。

 

マップで島を選択して、すぐに選択した島へ移動できる方が楽だった

 

しかも、自動で船が動くのはまだいいが、海には敵が居るので、いちいち攻撃されて体力が減らされるので、倒しながら進まないといけないんですよね。

 

これが地味に面倒だったな。

 

まとめ:オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物

実は今回セールで600円ほどで買った本作なのですが、600円で10時間も遊べるクオリティーなので、コスパがめちゃくちゃいいゲーム。

 

クリアした時の達成率は60%ほどだったので、100%までプレイしようと思えばむしろ価格が安すぎる程、内容が濃い作品でした。

 

アクションアドベンチャーやパズルアクションが好きなユーザーは是非プレイしてみてはいかがでしょうか?