ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『Tearaway(テラウェイ)』折り紙の世界でテガミを届ける心温まるファンタジー溢れるアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、折り紙の世界でテガミを届ける心温まるファンタジー溢れるアクションゲーム『Tearaway(テラウェイ)』のレビュー記事です。

 

最近気になっていた3Dアクションアドベンチャーの作品で世界が折り紙で表現されたとても珍しいゲームでした。

 

主人公はこの世界の『かみサマ』となって特別な『テガミ』を届けるところから冒険が始まる心温まる物語でした。

 

個性豊かなキャラクターやギミック豊富なステージ、コントローラーの性能をフルに生かしたアクションなどPS4では珍しい独特な世界を体験できるゲームでした。

 

そんな『Tearaway(テラウェイ)』を最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

優しい物語が好きの方、謎解きが好きな方、3Dアクションアドベンチャーが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 折り紙の世界を大冒険できる斬新な世界観

  • ジャイロ機能などコントローラーの性能をフルに活用している

  • 語り口調のナレーションで物語が進行していく

 

作品紹介

主人公はこの世界の『かみサマ』となって特別な『テガミ』を届けるところから冒険が始まる。

この世界では人物だったり建物だったり、全てのものが折り紙で作られており、ゲームというよりも芸術作品とも思える折り紙の表現が独特なファンタジーの世界へ誘ってくれます。

主人公『かみサマ』が無事に手紙を届けた先に何が待っているのか楽しみですね。

作品紹介
製品名 Tearaway(テラウェイ)
ハード PlayStation4
ジャンル 3Dアクションゲーム
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 メディアモレキュール、 Tarsier Studios
発売日 2015年10月1日

 

プレイ後の感想

全てが折り紙で創られた世界で斬新さを感じつつも、一番驚いたのはコントローラーの性能をフルに使うPS4では珍しい体感型のアクションゲームだったということでした

 

まず、『体感型のアクションゲーム』についてご紹介したいのですが、本作ではPS4のコントローラー機能である、ジャイロ機能タッチパッド機能、その他にもコントローラーに搭載されているスピーカーマイクといった、全ての機能を使って様々なギミックをクリアしたり、それらの機能を使って物語が進行していくようになっていました。

 

また、物語は二人の語り部によって進行していくスタイルで主人公に話しかけたり、時たまプレイヤーに話しかけたり、劇を観ているかのような感覚にもなりました。

 

過去にレビューさせていただいた、PS3の『パペッティア』を彷彿させる内容になっていました

この世界では、人物、動物、建物、自然、あらゆるものが折り紙でできており、例えば水をどのように折り紙で表現するのか、豚に乗って走り回る疾走感はどのように表現するのか、ひとつひとつのアクションだったり、グラフィックがゲームの域を超えて芸術作品とも思える表現がされており、魅了されました。

 

そんな素敵な世界を心温まる物語で大冒険できるとあって終始ワクワクが止まらなかったです

 

ただ、物語が進むにつれ終盤になってくると、高度なアクションを要求されることがあり、アクションゲームが苦手な人は難しく感じてしまう部分もありました。

 

僕は普段アクションゲームばかりやっているので、少し手ごたえがあるステージがある方が燃えるので、僕のようなゲーマーも満足いく内容になっていました。

また、しっかりエンドコンテンツも用意されており、各ステージを100%クリアできるようにもなっています。

残念ながら僕は81%で諦めてしまいましたが、やり込みようも十分用意されていました。

 

よかった所

ジャイロセンサーなどコントローラーの特性を活かしたアクション

PS4では珍しくコントローラーの特性をフルに活かしたアクションが楽しめました。

ジャイロセンサーを使って敵を誘導したり、パットをスライドさせて風を起こしたり、これらを使った様々なギミックが用意されていて、頭を使うだけではなく、指先や身体を使ってクリアしていく体感が面白かったですね。

 

ストーリーが分かりやすい

登場人物も少なく、複雑な人間関係というような難しい場面はなく、テガミを届けるというとってもシンプルなストーリーで分かりやすく、世界観に没入することができました。

 

本作は主に、ナレーションがストーリーを紹介していくスタイルで、PS3の『パペッティア』を思い出しました。

 

謎解きや探索がワクワクする

先ほどご紹介したように、ただ頭を使ってクリアしていくだけではなく、コントローラーの性能を活かしながらクリアしていく、謎解きや探索はPS4では新鮮で楽しめました。

 

各ステージには100%クリアできるような収集アイテムだったり、クエストも用意されており、ゲーマー向けな一面もありました。

 

ただクリアするだけならストーリーに沿ってクリアできますが、100%クリアを目指そうとすれば結構苦戦するように作られており、普段からアクションゲームを遊ぶ僕でも満足いく内容でした。

 

気になった所

これといって気になったところはなく、ゲームとしては王道の3Dアクションアドベンチャーで楽しめましたし、世界観やアクション性は斬新で楽しめましたし、悪いところはなかったです。

 

まとめ:Tearaway(テラウェイ)

とにかく、劇を観ているような、絵本の世界へ迷い込んだような、ファンタジーな冒険が好きな人は絶対にオススメできる作品でした。

 

思いのほかゲームボリュームがあるので、満足感も得られますし、達成感もある、3Dアクションアドベンチャーの中では良作と言えるほどの作品なのに、あまり人気がないのが少し寂しいですね。

 

まずは体験版をDLして少しでも素敵な世界に触れてみてから購入することもできますので、一度遊んでみてはいかがでしょうか?

 

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