ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ユーカレイリーとインポッシブル迷宮』ユーカレイリー最新作!昔懐かしい横スクロールアクションゲームを忠実に再現!【評価・感想】

コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回はユーカレイリー最新作!昔懐かしい横スクロールアクションゲームを忠実に再現した【ユーカレイリーとインポッシブル迷宮】のレビュー記事です。

 

前作はバンジョーとカズーイの大冒険の精神的続編として人気を博したユーカレイリーですが、今回はドンキーコングの精神的続編として新しいユーカレイリーが発売されました。

 

僕はプレイトニック社が新作出しますよ!と発表してから毎日が楽しみで早くプレイしたい!と気持ちが抑えられなかったぐらい楽しみにしていた作品です。

 

そんなユーカレイリーとインポッシブル迷宮を最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介します。

 

インディーズゲームが好きの方、横スクロールアクションが好きな方、高難易度ゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【10点】

 

  • ステージ構成、グラフィック、キャラクター全てにおいて最高のゲーム

  • スーパードンキーコングのような昔懐かしい横スクロールゲーム

  • 最終ステージが鬼難しい

 

作品情報

作品紹介
製品名 ユーカレイリーとインポッシブル迷宮
ハード Playstation 4Switch、Xbox One
ジャンル 横スクロールアクション
発売元 Team17
開発元 PlaytonicGames
発売日 2019年10月8日

 

ユーカレイリーとインポッシブル迷宮とは

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前作で悪者のハチ『キャピタルB』を懲らしめたユーカとレイリーですが、それに懲りていないのか、また悪さを企んでいる様子のキャピタルB。

 

今作ではクイーンと呼ばれる女王バチが住んでいる国のハチ全てにマインドコントロールをし、自分だけのハチの軍団を作り世界を征服しようと企んでいる様子。

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こちらが女王バチのクイーン。とっても可愛いよね!

今回の物語はマインドコントロールされた『まもりバチ』と呼ばれる小さなハチを救って再びキャピタルBを懲らしめるというお話です。

 

プレイ後の感想

超高難易度の横スクロールアクションでスーパードンキーコングを超えた最高のゲームでした

 

本作は前作のユーカレイリーのスピンオフ作品にも関わらず完成度がエグいほど面白かった。

 

まず難易度が超鬼畜。

可愛らしいキャラクターとはうらはらに、シビアな操作を求められたり、クリアできるの?と心が折れそうなギミックの数々。

 

スーパードンキーコングもまあまあ鬼畜ステージが多いと思うのですが、それを遥かに超えてきたからびっくりしたよね。

 

前作みたくアクションの数はそこまで豊富ではないものの、ひとつひとつのステージがアスレチックのようになっており、遊び心満載でまるで遊園地のようなワクワク感が味わえました。

 

一度クリアしたステージには裏のステージが用意されており、別の世界線のように表のステージとは別でガラリと雰囲気が変わって難易度が急に上がったり、隠しゴールが用意されていたり、トニックと呼ばれるアイテムが隠されていたり、とにかくやることが多く、かなりのボリュームでした。

 

正直にいって、クリアするだけでも難しく、ラストダンジョンやラスボスなんて1日中遊んでもクリアできないほど、子供にはオススメできない大人向けのアクションゲームでした。

 

よかった所

PS4北米版でも日本語化される

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前作同様、本作も日本ではPlaystation 4版のパッケージ版は発売されませんでした。

しかし、僕はどうしてもパッケージ版が欲しかったのでアメリカから北米版を購入しました。

 

しかし、実際遊んでみると自動で日本語化され北米版のパッケージでも日本語で遊ぶことができました。

 

調べてみると、日本語化されたDL版ユーカレイリーがPSストアにて発売&購入できるようになっていて、その影響か北米版のパッケージ版を起動しても勝手に日本語されました。

 

なんとも嬉しいこと!

Nintendo Switch版は試していないので分かりませんが、Playstation 4で遊びたい!

かつパッケージ版が欲しい!と言うかは北米版を買われてはいかがでしょうか?

 

(※インターネットに接続し常に最新のバージョンにアップデートしておく必要があるかもしれませんので要注意。)

 

前作とは全く違うゲーム性、横スクロールアクション

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前作では3Dプラットフォームのアクションゲームで、バンジョーとカズーイの大冒険を思い出させてくれるようなゲームでした。

 

本作は前作と違い、横スクロールアクションへと変わっていました。

 

3Dがバンカズなら横スクロールはスーパードンキーコングといったところでしょうか。

ステージによっては雰囲気やBGMがドンキーコングっぽく、レア社ファンにとって、とても嬉しい作品ではないでしょうか?

 

個人的にはクラッシュバンディクーっぽいステージもあったように思えました。

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こちらのプレス機のような仕掛けはクラッシュバンディクー2のステージにありましたよね。

 

また、レイマンレボリューションを感じた場面とは、隠し部屋を見つけた際のSEがそれっぽく思いました。

また、ステージは横スクロールですが、マップ自体は見下ろし視点の3Dとなっています。

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このようにマップに配置されている本がステージの入り口となっており、チャプターごとに分かれています。

 

本の世界を冒険するという設定は前作と同じだよね

 

マップ自体にも様々な仕掛けがあり、仕掛けを解いていくことで新しいチャプターが解放されたり、チートアイテムの『トニック』が手に入ったりと、マップ自体もひとつのステージのようになっていました。

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マップには前作で登場したユーカとレイリーの自宅もあり、細かなこだわりがファンをの心をわし掴みにしてくれます。

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ちゃんと2人の寝床まで再現されており、さすがファン心が分かっているプレイトニック社です。

 

また今作ではチャプターにある変化を与えて別のステージに変えてしまうちょっと変わったシステムが採用されていました。

 

今までだとチャプター1を遊んだら次のステージというようなスタイルでしたが、今作ではこの様に変化を与えておりました。

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チャプター4を例に出すと分かりやすいのですが、チャプター4が二つに分かれております。

 

左が本来のチャプター4『おかしな泉』というステージなのですが、マップのイベントをこなしていくと、同じチャプターに変化が現れ、『おかしな泉-アイス』とステージに変わっています。

 

実際にステージに入ってみると、こちらが通常のおかしな泉です。

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そして、こちらがおかしな泉アイスです。

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このように同じステージでも季節や敵キャラクターを変える事により、全く別ステージとして再度同じチャプターに訪れる事ができる新しいシステムが加わっておりました。

 

僕が今まで遊んだゲームでこのようなシステムのゲームがなかった為にとっても新鮮で面白いなーと関心しましたね。

 

シンプルで簡単な操作性

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前作よりも、より簡単になった操作性。

攻撃、ジャンプ、ローリングといったまさしくドンキーコングっぽさが色濃く現れているかと思います。

 

また、前作ではトラウザーというヘビのキャラクターからユーカやレイリーのアクションを羽根ペンを使って購入し新しいアクションを覚えていったが、今作ではそのシステムが廃止されていました。

(※ただし、トニックというチートアイテムで新しいアクションを増やす事が可能)

 

新しいアクションを覚えていくというところに楽しみ感じる方には少し物足りないかもしれない。

 

エンドコンテンツの収集アイテム

本作にはさまざまな収集アイテムがあり、中でも代表的なのは『まもちバチ』『トニック』『トロフィー』『コイン』といったアイテムがあります。

一体どんな収集アイテムなのかご紹介していきたいと思います。

 

まもりバチ

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本作の重要キャラクターでもあり、収集要素が一番強いです。

各チャプターのゴールに1匹居て、救い出すとチャプターがクリアとなる。

また、チャプター意外にもマップに存在しています。

 

マップのまもりバチは通常ストーリーを進めるだけでは入手できず、ちょっとした隠し要素をクリアしないと手に入らないものもいるので、エンドコンテンツとして楽しむのもありかと思います。

 

トニック

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トニックとはゲーム内で使えるチートのこと。

 

チートといっても、改造とかではなく、ゲームを進めるのに少し有利になったり、グラフィックなどをレトロ調に変えたり、これまたエンドコンテンツのひとつです。

一通りクリアしたら自分好みのトニックで遊んでみるのもOK。

 

また、トニックはマップでは使用できずチャプター内のみ有効。

 

さらに3つまでしか使用することができない制限はあるが組み合わせは自由。

自分だけのユーカレイリーを楽しむ事ができるようになっています。

 

制限で言うと、もうひとつ。

 

トニックにとって、羽根ペンボーナスがマイナスされてしまうこと。

マイナス数値はトニックによってさまざまでゴールした際に獲得する羽根ペンの数が減ります。有利に進められる代わりにリスクはちゃんとあります。

 

トロフィー

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Playstation 4にもそもそもトロフィーというものが設定されていますが、ゲーム内にも存在しています。

 

まもりバチを一定数集めると手に入ったり、ストーリーを進めていくと手に入ったり、これもまたエンドコンテンツのひとつです。

 

全てのトロフィーを解放したら何かが起こるかもしれないですよね!

僕は全て集められるよう頑張ってみたいと思います!

 

T・W・I・Tコイン

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本作から新しく追加されたアイテムのひとつ。

 

各チャプターに5枚隠されており、ステージを進むだけでは手に入らない隠し通路や隠し部屋に配置されていることもある。

 

コインには番号が振られているので何番目のコインが持っていないか、今何番目のコインを持っているかが一目で分かるようになっており、最近のマリオゲームにありそうな内容ですよね。

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コインはゲームを進めていくのに必要なアイテムで、例えばマップを拡張する、トラウザーにステージのゲートを開けてもらうなど、ストーリー上必須になってくる場面もあります。

 

難易度

ストーリーを楽しむだけなら、横スクロールアクションということで前作と比較するとたいぶ難易度は低いと感じました。

 

隠し要素だったり、収集アイテムを全て集める完全クリアを目指すのであれば、それなりのテクニックが求められる場面もあります。

 

ただし、ラストステージは鬼畜も鬼畜。

鬼難しい設定になっている為、諦める人も続出だとか。

 

気になった所

全くと言っていいほど気になる所がなく全てにおいて初めから最後まで楽しく遊べました。

強いて言うならラストダンジョンとラスボスがめちゃくちゃ難しかったので、もう少し難易度を落としてもいいのでは?と思いました。

 

まとめ:ユーカレイリーとインポッシブル迷宮

ゲーム性、ストーリー、キャラクター、音楽と、どれをとっても素晴らしい作品でした。

 

現在の最新ゲームと比較すると物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、どことなく懐かしさを感じる方や可愛いファンタジーな世界が好きな方はハマるのではないでしょうか?

 

また、今作は前作の続編ではなくスピンオフ作品と公式も発表していることから、ひょっとしてユーカレイリー2が作られるかもしれませんね。

 

前作ではPS4版は英語しかなかったことに比べ今作は日本語対応されたので、確実に日本向けにも宣伝してくれるでしょう!

 

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Yooka-Laylee and the Impossible Lair(輸入版:北米)- PS4

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