ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Windblown(ウィンドブロウン)』高速ダッシュに高速攻撃!目にも止まらぬ爽快ローグライクアクション!【評価・感想】

※インディーフリーク様からご提供いただきレビューを書かせていただいております。

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、高速ダッシュに高速攻撃!目にも止まらぬ爽快ローグライクアクション!『Windblown(ウィンドブロウン)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は、幻想的な世界観かつ廃墟や遺跡などを探索する3D見下ろし型のローグライクアクションゲームとなっており、高速移動と高速コンボアクションがとても魅力的かつ爽快感があり、めちゃくちゃ気持ちいんですよ。

 

敵にやられると全てを1からやり直しさせられるローグライクなのにも関わらず、何故かストレスなくどんどんダンジョンに潜りたくなる不思議な感覚になるゲームなんですよね。

 

そんなWindblown(ウィンドブロウン)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

幻想的な世界観が好きの方、アクションゲームが好きな方、ローグライクゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 初心者にも優しいローグライクが体験できる

  • ハイスピードコンボがとにかく気持ちがいい爽快アクション

  • 早期アクセスなので製品版はさらにボリュームが増すと思う

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Windblown(ウィンドブロウン)
ハード steam
ジャンル 3Dローグライクアクション
発売元 Motion Twin、Kepler Ghost、Kepler Interactive
開発元 Motion Twin
発売日 2024年10月24日
総プレイ時間 11時間

 

プレイ後の感想

移動、攻撃、反撃全てのアクションが目にも止まらぬハイスピードアクションで、爽快感がありローグライク特有の周回を気持ちよくさせてくれる最高のアクションゲームでした。

 

本作はカラフルで幻想的な世界感の見下ろし型3Dローグライクアクションゲームでソロでプレイすることもできるし、最大3人でパーティーを組んでプレイすることもできる。

操作できるキャラクターはどれも個性があり、ウーパールーパーやコウモリといった可愛い動物の姿になって冒険することができます。

 

ローグライクということもあり、一度敵にやられてしまうと持っている武器やアイテムは全て失ってしまい、0から再スタートとなる高難易度アクションゲームとなっていますが、本作は数あるローグライクゲームの中でも優しい難易度だと感じました。

 

その理由のひとつとして、ダンジョン内に登場する武器やアイテムにデメリットがほとんどないという点。

中ボスやボスを倒すと手に入るメモナイトの塵破片を使い、拠点で武器やアイテムをアンロックすることができる。

 

アンロックしたアイテムはダンジョン内でランダムに手に入ることができ、武器もアイテムもこちら側に有利になる能力ばかりのものが多く、探索がとにかく楽しい。

しかも武器種は豊富で、包丁、槍、大剣、など様々な近接武器をはじめ、手裏剣、ボーガン、魔法の杖など、遠距離武器もかなり豊富。

 

そして、本作ならではの戦闘アクションがとにかく爽快で気持ちいい。

 

2種類の異なる武器を装備することができ、片方の武器のフィニッシュ技を出すと同時にもう片方の武器に切り替えることで、その武器特有のアクションが必殺技のように出すことができる。

武器によってフィニッシュ技までの工程が短い武器や長い武器があるので、色々な武器を装備して試す面白さと、必殺技のスピード感ド派手なエフェクトがマジで気持ちいい。

 

例えばボーガンは一点集中の高火力技に比べ、クナイは範囲攻撃で敵を怯ませたりと組み合わせによって、戦う敵に有利に働くことがありますし、とくに一点集中型の武器は技が決まればほとんどの敵を一撃で倒せる程の火力があるので、プレイしていて楽しいんですよね。

また、そんな戦闘アクションをより楽しくしてくれるのが、ギフトブースト

ギフトとブーストは主に中ボスやボスを倒した後にドロップする特殊なアイテム。

 

ギフトは他のアイテムとは少し異なり、特殊な能力を得ることのできるスキルで、初期段階では3つまで装備することができる。

 

例えば、『3秒ごとに敵に100ダメージを自動で与える』『フィニッシュ技を当てると敵を出血状態にする』など。

 

敵にとってはこの上なく嫌な能力をこちら側がデメリット無しで得ることができます。

 

続いてブーストですが、キャラクターのステータスをアップさせることができるアイテムで、毎回ランダムで3つの中から選択してステータスをアップさせることができる。

例えば体力+50、攻撃速度+10%などです。

 

このように全てのアイテムやスキルに対してデメリットが一切ないのが本作の特徴。

ただ、だからといってゲームそのものが簡単というわけではなく、敵の火力や行動パターンなど、バランス調整が丁寧にされているんですよ。

 

他のローグライクと比べて本作は優しい難易度とご紹介しましたが、この調整が絶妙な難易度を作っているので、ローグライクが苦手なユーザーもストレスなくプレイできますし、ローグライクが好きなヘビーユーザーも楽しくプレイすることができます。

 

今回プレイさせていただいたのは早期アクセス版で、まだ製品版として発売していない為、開発中のシステムもあるのだとか。

 

一度ゲームをクリアしてから設定が可能な難易度を変更できるシステムが凄く気になるんですよね。

これによって、ヘビーユーザーのようにゲームが得意な方はより一層手ごたえのあるローグライクがプレイすることができるようになりそうですね。

 

ストーリーに関しては正直あまり楽しむようなものではなく、ジャンルがローグライクということもあり、アクションをメインに楽しむゲームとなっていました。

 

とにかくハイスピード、爽快感、気持ちよさが詰まったゲームですので、気になる方は是非プレイしてみてください。

 

よかった所

とにかく気持ちいスピード感

本作の魅力はやっぱりこのスピード感。

 

初めはボタン連打をすることで連続ダッシュができるのですが、ゲームを進めていくうちにボタン押しっぱなしでダッシュができるようになると、もう目で追えないぐらいのスピードでダンジョンを走り回ることができるんですよね。

 

戦いたくない敵が居た場合、そそくさに逃げることだってできるし、逆に一気に距離をつめることもできる。

 

攻撃行動もびっくりするぐらい早く、重たい大剣ですらいうほど遅く感じないのが面白いよね。

 

適当にダッシュして敵を見つけては切りつけ必殺技で仕留めていく仕事人のような動きには笑ってしまうほど爽快感があり気持ちがいいです。

 

ただ、なにも早いのはこちら側だけではなく、敵によっては同じスピードで同じような行動をしてくるやつもいるので注意が必要。

 

あまりの気持ちよさに突っ込みすぎると痛い目を見ます。

それでも、お構いなしに突っ込みたくなるのが本作の魅力です。

 

新しい武器とスキルの解放

ただダンジョンをクリアするだけでは武器もアイテムもスキルも解放されることはなく、ダンジョン内で手に入るメモナイトの塵や破片を拠点へ持ち帰ることが重要となっているのですが、本作ではダンジョンを攻略途中に突然コイの仲間が出現し、そのコイに今まで集めたメモナイトを渡すことで拠点で保管してくれるんですよね。

 

これによって、途中で敵にやられてアイテムを失ったとしても、預けた分は拠点に戻ると手に入れることができるので、それを使って仲間から新しい武器やスキルをアンロックすることができます。

 

アンロックさえすればダンジョン内でランダムに出現するようになり、自分のお気に入り武器やスキルが使えるようになる。

 

逆に言えば、出現しない場合もあるのがローグライクの面白いところなんですよね。

 

周回が楽しいローグライク

先ほどからご紹介しているように、ハイスピードアクションとランダム性があるアイテムの出現、これらが組み合わさった本作はとにかく周回がめちゃくちゃ面白い。

 

敵にやられてしまうとアイテムや装備など全て失ってしまうが、そこまでデメリットを感じさせないほど面白い。

 

早く次行きたい!今度はどんな装備で攻略しよう?ボスの行動パターンを覚えたい!など、逆に攻略意欲が湧くんですよね。

 

また、ダンジョンに潜れば潜るほど、新しいアイテムを見つけることができるので、より強力な武器で挑めるようになるローグライクな感覚が色濃く味わえることができるんですよ。

 

気になった所

マップの変化は感じない

ローグライクと言えばダンジョンに入る度に景色が変わることで有名ですが、本作に関してはあまりダンジョンの変化を感じられなかった。

 

動き回れるようなマップの作りになっているせいか、元々複雑な地形が入り組んでいるんですよ。

なので、毎回違うダンジョン構成になっているのだろうけど、目で見る感じ実感はなかった。

 

敵もダンジョンによって固定ですし、大体この敵とこの敵はセットで出現するなーというパターン性も決まっているので、マップや敵のランダム性は低く感じました。

 

まとめ:Windblown(ウィンドブロウン)

僕にとっては全くの無名タイトルだっただけにプレイする前は少し不安がありましたが、実際にプレイしてみるとレビュー通り結構面白い作品でした。

 

ただ、まだ早期アクセスなので100%楽しみたい方は製品版が発売されるまで待った方がいいですが、現状でも十分楽しめる内容になっているので、気になる方は是非プレイしてみてください。

 

今後、switchやPS5といったゲーム機でも発売されると嬉しいですね。