ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Hell is Us(ヘル・イズ・アス)』災害と呼ばれる正体不明の怪物が突如現れ、荒廃してしまった世界の謎に迫るセミオープンワールドのアクションアドベンチャー【評価・感想】

こんにちは!ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、荒廃してしまった世界の謎に迫るセミオープンワールドのアクションアドベンチャー『Hell is Us(ヘル・イズ・アス)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は一見ソウルライクゲームに見えながらも、実はそうではなく、セミオープンワールドの世界を探索、戦闘、そして人間ドラマとしっかり作りこまれているアクションアドベンチャー。

 

荒廃した世界に災害と呼ばれている謎の怪物など、世界観はダークストーリーに仕上がっています。

 

しかも、マップやナビなどはなく、自分の思うがままに広大な世界を冒険することができるとあって、どのようなゲームデザインなのかが凄く気になっていました。

 

そんなHell is Us(ヘル・イズ・アス)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

オープンワールドが好きの方、ダークストーリーが好きな方、アクションRPGが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【4点】

 

  • マップ、クエストアイコン、ナビをあえて無くしたのが裏目に出ている

  • 行き先が分からず詰むことが多い

  • 謎解きのヒントが非常に分かりづらく答えを知っても意味が分からないことが多い

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Hell is Us(ヘル・イズ・アス)
ハード PlayStation5、Xbox
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 Nacon
開発元 Rogue Factor
発売日 2025年9月4日
総プレイ時間 29時間
youtubeで観る レビュー動画

 

プレイ後の感想

完全に僕とは合わなかった作品で、とくにストーリー進行についてナビが全くなく、何処へ向かい誰と会えばいいのかが非常に分かりづらく、ゲーム進行の遅さを助長させ、若干ストレスを感じてしまった

 

まずは本作の世界観ですが、プレイヤーは国際連合の平和維持軍に所属する兵士「レミ」となり、行方不明の両親を探すため無断で行動し、悲惨な内戦によって孤立した国家に辿り着く。

 

そこで突如現れた白い怪物と対峙することとなる。

この怪物のことを災害と呼ぶものが現れたり、現代の武器では傷すらつけることができず、主人公のもつ特別な武器のみで倒すことができる。

 

果たしてレミは荒廃したこの世界で両親を見つけることができるのか?そして、この白い怪物の正体とは?

 

セミオープンワールドの広大なエリアを冒険するアクションアドベンチャーとなっている。

 

そんな本作の唯一無二の探索システムが話題となっており、マップ、ナビ、クエストマーカーといった道しるべが一切なく、自分の直感を信じて冒険するスタイルとなっている。

実際聞こえは自由に探索できるオープンワールドのように思えるのですが、このゲームデザインが僕には全く合わなかった。

 

というのも、多少次何処へ進めばストーリーが進むのか、誰が重要キャラクターなのかが分からないと、当てもなく彷徨うことになったし、ストーリーを進めたくても進行速度が遅くなって若干ストレスにも感じた。

 

また、ファストトラベルのようなものもないので、グルグル同じところを行ったり来たりさせられるし、正直疲れましたね。

 

そして疲れた言えば謎解きが意味不明過ぎた。

 

謎解きって序盤で基本的なことをさせて、後半応用のきいた難しいものになっていくと思うのですが、本作に関しては序盤からいきなり応用問題のような難問をやらされ、むしろ後半ステージの謎解きの方が、基本的なもので簡単だった。

しかも、ただ難しいというわけではなく、結局謎が解けなかったので攻略を見ながらプレイした部分もありますが、それでもどうしてこれが正解なのかが理解できずに終わったんですよね。

 

一見アクションをメインとしているように思える本作ですが、序盤は謎解きメインのアドベンチャーゲームといったところ。

 

後半は謎解きというよりもダンジョンを探索するのがメインとなるので、序盤で諦めずプレイしていれば徐々に面白くなってくる。

 

ただ、僕がプレイした限りだと、序盤で諦めて手放す人が多いようにも思えた

 

そして、アクションがメインと思えた本作の戦闘アクションだが、これまた癖のある仕様となっていて、まず体力とスタミナが連動しているので、体力が削られると自ずとスタミナゲージの最大値も減り、回避やガードなどの行動が制限されていくので、ダメージを受けるとかなり不利になる。

ただ、敵を攻撃したり、回避することにより、主人公の周りを囲むように光のリングが発生し、この時R1ボタンをタイミングよく押せば体力を回復させられるので、戦闘は常に臨場感ある中で戦うことができるんだよね。

 

そして、本作の敵は一体一体個性があり、基本全ての敵は白く人型をしているが、中には体内から結晶のようなものを吐き出し、まずはこの結晶を破壊しないと本体にダメージが通らない仕様となっている。

 

結晶にはそれぞれ、赤、青、緑、黄色と色分けされており、主人公が使う武器も強化することによって、敵と同じ色を付与することができます。

 

これにより、戦闘が有利になるので、積極的に武器の強化をしたいところなのですが、武器の強化画面や能力について、凄く見づらく全てが分かりづらい。

 

そもそもメニュー画面のUIも見づらいので、理解することが結構難しいんですよね

重要アイテムや消費アイテム、先ほど手に入れたアイテムなど、どのタブから確認できるのかが分かりづらいし、どのアイテムが重要アイテムなのかも分かりづらい。

 

武器の強化素材や効果、そして相棒でもあるドローンについても全て分かりづらい。

 

これだと、主人公が成長しているのか、武器やドローンが強化できているのか全く実感がないですし、武器にスキルを付与できるが、どんな効果なのかもいまいち把握しづらいので、戦闘アクションの面白さを実感しづらい。

 

面白さを実感できるようになったのは、後半辺りからでしたね

 

この分かりづらさがもっと明確になっていれば、より楽しめたのに残念でした。

また、世界観や雰囲気はホラーというよりもダークストーリーな世界観となっていて、ソウルライクが好きな人なら楽しめるとは思うのですが、とにかく暗いステージが多すぎ。

 

特に遺跡や洞窟の中を探索する場合、ドローンのライトを頼りに進まなくてはいけないのですが、暗すぎて視界が狭いので探索していても、面白さが半減でした。

設定画面で画面の明るさを変えれば多少マシになるが、それをユーザー側でいちいち設定しなおさなくちゃいけないのはちょっとね。

 

かなり期待してプレイさせていただきましたが、全体に微妙といった評価になりました。

 

正直なところ、おすすめかと聞かれると微妙なところです。

似たようなゲームはたくさんあるので、わざわざ本作を勧めることはしないですね。

 

良かったところ

序盤を耐えれば良作

プレイ後の感想でもご紹介しましたが、序盤の意味不明な謎解きさえクリアしてしまえば後は楽しめた。

 

探索に戦闘、ギミック攻略やボス戦など面白いところは数多くあるのに、序盤だけがマジでもったいない。

むしろ、謎解き必要な作品かな?と思ったぐらいなんだよね。

 

とにかく戦闘は癖があるが、理解さえすればものすごく楽しめた。

 

敵の体内から出てくる結晶なんて色別に個体があるし、1体の雑魚敵から2体結晶が出てきたり、3体の雑魚敵が1つの結晶を共有していたりと、バリエーションが豊富なんですよね。

 

それも、ゲーム中盤から後半にかけて面白くなってくるんですよね。

と、いうのも先ほどご紹介したように、戦闘システムも理解するまで少し時間が掛かる。

 

なので、謎解きや戦闘アクション全てにおいてまずは10時間ほどプレイしてから判断するといいと思う。

 

死亡リスクがない

ソウルライクでよく見られるので死亡リスクなのですが、例えばリスクのひとつとして経験値をロストしてしまう、持っているアイテムをロストしてしまう、倒した強敵が復活してしまうなど、様々なリスクがあると思うのですが、それら全てのリスクを設定画面でオフにすることができるんですよ。

 

デフォルトでオフになっているので、気が付かないままプレイしている人もいるかもしれませんが、もちろんオンにすることもできます。

 

ソウルライクに慣れている人やスリルを体験したい方はオンにするといいですし、難易度もイージー、ノーマル、ハードを3種類から選択することができるので、本作は非常に遊びやすい設計にはなっているんですよ。

 

気になったところ

マップやナビがない

本作の売りでもある、マップやナビがないことについて、ここまでマイナス働くとは思わなかった。

 

オープンワールドのように広いエリアを自由に探索できるかと思ったけど、正直探索できるところは限られているんですよね。

 

だからなのか、ナビやクエストアイコンがなくてもクリアまでスムーズに導かれるだろうと思っていたけど、僕の思いとは真逆で、何処へ行き誰に会い何をしたらいいのかが全く分からない。

 

ただ広いエリアに放り出されただけなんだよね

 

ところどころに雑魚敵が配置されていたり、ちょっとした謎解きがあるのですが、雑魚敵は倒すと一度エリアからでないと復活しないですし、ちょっとした謎解きもストーリーが進行しないとクリアできないようなものが多かったりで、探索してまでやれることがない。

 

ただ、ストーリーとは別にNPCに特定のキーアイテムを渡すことで、ちょっとしたイベントが起きることがあるのですが、キーアイテムの場所も全くヒントがなく検討すらできないし、逆に見つけたとしても誰がこのアイテムを求めているのかも、分かりづらいことも多々ありました。

 

せめて、ストーリーに重要なアイテムや重要な人物へのクエストマーカーは欲しかった。

 

謎解きが難し過ぎる

本作はとにかく暗証番号で開ける扉や、画を合わせて開ける扉が多く、エリア内や書物に書かれている数字や図形が怪しい、とまでは理解することができるのですが、数字の組み合わせ方や、どうしてこの文章からその画を連想させるのだろう?といった、理解するのには難し過ぎる謎解きが多すぎた。

 

また、NPCとの会話の中にも、「私と出会った場所から東に進んだところ」というようなヒントは聞けるものの、そもそも何処で出会ったのかを忘れてしまっては完全に詰むことになるんですよね。

 

こういった遠回しの表現やヒントの分かりづらさがゲームの進行の妨げになっている気がして、謎解きに直面すると凄く面倒くさいという気持ちになってしまったんですよね。

 

もう少しアシストがあるヒントが欲しかったですね。

 

見づらいUIとアイテム

とにかくメニュー画面や武器強化画面などのUIが見づらく楽しくない。

せっかくの武器強化も何がどう成長しているのかが非常に分かりづらい。

 

その他にもメニュー画面では装備品やキーアイテムなど数多いタブが並んでいるにも関わらず、重要なものが目に止まらないんですよね。

 

人間関係を表した構図のUIも微妙で、読んでいて頭に入ってこないというか誘導がしっくりこないというか。

 

とにかく、直感的に調べたいもの、見たいものが見られないストレスがあり、ユーザー目線で作られていないようにも感じました。

 

クリアしてから改めて細かく見てみましたが、結局必要としていないものが多かった気がする。

 

まとめ:Hell is Us(ヘル・イズ・アス)

正直思っていたようなデザインではなかったですね。

てっきり、もうちょっとホラーテイストが強くて、高難易度アクションゲームをイメージしていましたが、実際にプレイしてみると謎解きがメインだったことに驚いた。

 

ただ、戦闘アクションは思っていたよりも面白かったので、そこをもうちょっと幅広げて楽しみたかったですね。

武器種も多く、スキルも多かったのに、それを上手く活かしきれていなかった印象ですし。

 

結果、どんな方におすすめしていいゲームなのかがイマイチ分からないゲームとなっていました。