ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Tower Princess(タワープリンセス)』無事にプリンセスを救えるか⁉ファンタジーローグライクの超高難易度3Dプラットフォームのアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、無事にプリンセスを救えるか⁉ファンタジーローグライクの超高難易度3Dプラットフォームのアクションゲーム『タワープリンセス』のレビュー記事です。

 

遂に発売したタワープリンセス。

去年ぐらいに開発していると知ってすごく楽しみにしていたんですよね。

 

グラフィックはカートゥーン調の可愛い雰囲気になっていて、パッとみ僕の大好きな3Dプラットフォームのアクションゲーム。

 

遊ばないわけにはいかによね!

 

ただ、実際にゲームをはじめるとビックリするほど超高難易度のゲームでローグライクと知りちょっと先が不安になりました。

 

そんなタワープリンセスを最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介します。

 

3Dプラットフォームが好きの方、ソウルライクなゲームが好きな方、ローグライクなゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

 

  • 全体的にやることもボリュームも少ない

  • 難しいのは序盤だけで中盤から簡単

  • 一緒に冒険するパートナーによって難易度が変わる

 

作品紹介

作品紹介
製品名 タワープリンセス
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、XboxOne
ジャンル ローグライクの3Dアクションアドベンチャー
発売元 HypeTrain Digital
開発元 AweKteaM
発売日 2022年9月8日

 

プレイ後の感想

本作はダークソウルに影響され開発されたらしいのですが、ソウルライクというよりもローグライクのが強めな作品でした

 

パっと見、僕の大好きな3Dプラットフォームのアクションゲームでグラフィックもリアルな感じではなく、おとぎ話のようなファンタジー溢れる雰囲気。

 

ただ、実際に遊んでみるとゲーム全体は高難易度で作られており、序盤では戸惑いながらゲームを進めていく感じでした。

 

ゲームのストーリーはとてもシンプルなもので、塔に囚われた様々なプリンセスを救いながら塔の最上階にいるドラゴンを倒せばハッピーエンドというもの。

 

プリンセスはひとりひとり特殊な能力を持っていて、塔の中へ入る際に一人だけ仲間として連れていくことができます。

 

プリンセスによっては回復してくれるものや、攻撃してくれるもの、ステータスアップしてくれるものと、能力も様々なので、自分の戦闘スタイルにあったプリンセスを連れていくことができます。

 

塔の中は常にランダムでダンジョンが生成されているので、一度死んでしまうとまた初めから登りなおさないといけません。

 

これがいわゆるローグライクで『不思議のダンジョン』シリーズに似ているものを感じました。

 

一度死んでしまうとアイテムは全て失いますが、キャラクターのステータスは引き継げますので、常に強くてニューゲームができる状態。

 

キャラクターには動きが鈍い剣士、動きが速い剣士、遠距離型の銃士と主に3種類の中から選びダンジョンへ入ることができるのですが、毎回決まったキャラクターは選択できず、主に3種類の中からランダムで2種類のキャラクターが選択可能となり、選ばなくちゃいけません。

 

これが一番の不満点でしたね

 

僕は接近戦が得意なので剣士を選択したいのに、選択できるキャラクターが銃士しかいなかった場合、強制的に銃士を選ばなくてはいけないので、わざとゲームオーバーになってから、剣士を選択するなんてこともありました。

 

ゲームを始める際に、最初にキャラクターを選択させてもらって、ずっとそのキャラクターで遊べると思っていたので尚更面倒くさかったですね。

 

また、キャラクターのステータスアップに必要なポイントはプリンセスを助けると貰えるのですが、数に限りがあり全ステータスを強化することはできないようになっていました。

 

なので、どのみち剣士か銃士かどちらかに絞ってゲームを進めていく必要がありましたね。

 

ですが、ゲーム全体としてはバランスが取れていて、若干ボリュームは少ないものの没頭して楽しめた作品でした。

 

よかった所

程よいソウルライク+ローグライク

元々、本作はダークソウルに影響されて作られたらしく、ある程度覚悟はしていたけどやっぱり序盤は慣れていなかったりキャラクターのステータスが低いことから難しく感じました。

 

ただ、それも中盤になってしまえば、キャラクターもある程度強化されていますし、なにより慣れてしまえば言うほど難しくなく、雑魚敵もある程度スルーすることができるので、ボス戦だけなんとかしてしまえばクリアできました。

 

ボス戦は基本的に3種類の行動パターンがあるのですが、これといって複雑でもないですし、初見では難しいものの3回ほど繰り返し挑めば覚えられる程度でした。

 

ローグライクに関しても、実際冒険するダンジョンは2種類しかなく、言うほど広いダンジョンではないので、毎回ランダムに生成されるとは言え、ある程度覚えることができるので、不思議なダンジョンシリーズに比べれば大したことはなかった。

 

成長システムにより強くてリスタートが可能

ローグライクと言えど一度強化したキャラクターのステータスは初期状態に戻ることなく引き継げるようになっていました。

 

なのでダンジョンの奥へ進みレベルを上げてから、わざと死ぬデスループを繰り返せばレベルも簡単に上がっていくので楽でしたね。

 

日本語翻訳されている

一番気にしていたのが日本語翻訳で、本作はしっかり翻訳されていました。

 

ときたま直訳と思えるような意味不明な日本語も混ざってはいるものの、何を言っているのかは全体を通して読めば理解できるほどなので、凄く助かりました。

 

気になった所

好きなキャラを選択できない

大まかに、選択できるキャラクターは3種類ほどいて、ゲームオーバーになる度にキャラクターを選択しリスタートするシステムなのですが、選択できるキャラクターはいつも同じキャラクターではなく、違うキャラクターを選択せざるおえない場合があり、自分に合うキャラクターが選べないストレスがありましたね。

 

キャラによって成長ステータスが異なる

先ほどもご紹介したように、主に剣士と銃士2種類のキャラクターがいるのですが、どちらも使う武器が異なるため、武器のレベルや必殺技が別の物となっており、せっかく武器や必殺技を強化しても、剣士は剣士、銃士は銃士なのでバランスよく強化することができなかった。

 

そのくせ、リスタートする場合は遊びたいキャラクターで遊べない時があるので、このシステムはどうなんだろう?と不満というよりも疑問でしたね。

 

まとめ:Tower Princess(タワープリンセス)

世界観だったり雰囲気はファンタジー溢れるもので、おとぎ話のようで面白かった。

ただ、全体的にボリュームが少なく、後半には慣れてくることもあり、もう少し強い敵、複雑なダンジョンが欲しかったところ。

 

それでも全体的にバランスが取れた作品だったので是非遊んでほしいです。