ゆあのゲームブログ

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【レビュー】PSP日本未発売『DEATH JR.(デスジュニア)』悪魔に魂を奪われた友達たちを救う大冒険3Dアクションアドベンチャー!【評価・感想】

f:id:kennzya:20210130233220j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、日本未発売のPSPゲーム『DEATH JR.(デスジュニア)』のレビュー記事です。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

最近PSPのゲームにも手を出したいなーと思っていたところ、たまたま海外のサイトでデスジュニアを紹介している人がいたので、これは僕も遊んでみたい!みんなに紹介したい!と思い、さっそく購入。

 

本作は3Dアクションアドベンチャーとなっていて、昔ながらのアクションゲームのスタイルでした。

 

いわゆる箱庭タイプになっていて、ステージをどんどんクリアしていく感じ。

 

主人公は死神の子供で、鎌を使って敵をやっつけていくんだけど、海外のゲームということもあり、かなり難易度が高かったです。

 

そのぶん、やりがいたえがあり夢中になれました。

 

そんなデスジュニアをクリアした率直な感想と共に『よかった所』『わるかった所』をご紹介していきたいと思います。

 

海外ゲームをお探しの方、コミカルな可愛らしいホラーアクションゲームが好きな方、昔ながらの3Dアクションゲームをお探しの方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【5点】

 

  • 高難易度アクションゲーム

  • ホラーというより個性派ゲーム

  • ステージ数は多いがひとつひとつが狭く作られている

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 Death Jr(デスジュニア)
ハード プレイステーションポータブル
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 コナミ
開発元 バックボーン・エンタテインメント
発売日 2005年8月16日

 

プレイ後の感想

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率直な感想は、

難易度が高く雰囲気が作りこまれていて、ちょっとカルト的なクセのあるグラフィックで人を選ぶゲームでした。

 

難易度が高い理由としては、敵の火力が高すぎてすぐにゲームオーバーになる。

 

主人公は死神の子供ということで鎌を武器として敵をやっつけていくのですが、鎌はあまり使わず基本戦闘スタイルはショットガンだったりロケットランチャーだったり飛び道具が多い。

 

重火器の種類は多く全部で8種類。

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武器の選択画面からみてもラチェット&クランクに似ていて、銃を使うときの操作性だったり、武器の種類が本当にそっくりでした。

 

せっかく、雰囲気も作りこまれていて死神という設定がしっかりあるのにも関わらず、何故ここまで重火器で戦わせたかったのかが謎すぎる

 

ステージ内には隠された収集アイテムがあるのですが、そのアイテムを使って武器を強化できるけど、鎌は一切強化できず。

 

アクションも増えることなく、ひたすら銃で敵を倒していくだけでした。

 

飛び道具で戦うのが前提だから敵の火力も高かったのかもしれないですね。

 

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ゲーム性としては昔ながらの箱庭3Dアクションゲームとなっていて、主人公の死神ジュニアが悪魔が封印されているパンドラの箱のような宝箱を開けてしまったことからストーリーが進み、友達の魂が悪魔に囚われてしまい、それを取り戻すべく冒険がはじまる。

 

友達の魂は3つにバラバラにされ、各ステージの一番奥に隠されている。

3つ集めると救い出せるっていうもの。

 

マリオでいうスターを集めたり、バンカズでいうジグソーを集めるような感覚でした。

ただ、3Dアクションゲームといっても、ほぼ一本道で敵を倒しながら進むだけなので、どのステージも似たり寄ったりで飽きてくる。

 

敵の数だったり種類だったりが変わるだけ。

 

ボス戦も唐突に始まり、各ボスには一応倒し方が決まっていて、正しい倒し方で攻略しないとずっと倒せない仕様になっていました。

 

しかもヒントが全くないので倒し方を探すのが大変でしたね。

 

とくにラスボスなんて結局倒し方が分からず、ごり押しでなんとか倒せた

 

また、ストーリーは先ほど言ったように友達を助けるというものですが、ムービーだったり会話シーンといったものは全くなかった。

 

オープニングとエンディングにちょろっと流れるぐらいで後はボス戦に入る前にちょろっと流れるぐらい。

 

とにかく、アクション性も含めゲーム全体がまだ未完成っぽさが伝わってきた作品でした。

 

他にも『よかった所』『わるかった所』をピックアップして詳しくご紹介したいと思います。

 

よかった所

雰囲気がしっかりと作りこまれている

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一応?ホラー要素も含まれているけど、怖いというより個性派。

海外特有のクセのあるキャラクターデザインというだけで怖くはない。

 

ただ、世界観というか雰囲気はそれっぽく作られており、本格的なホラーゲームは苦手だけど、雰囲気だけ味わいたいという人に向いていると思う。

 

様々な武器が用意されている

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主人公は死神の子供なので常に鎌を持っていて、鎌で攻撃することができるが、基本的に鎌はあまり使わず様々な銃を使いこなして敵を倒していくゲーム。

 

ラチェット&クランクのような感じと思ってもらうと一番分かりやすいかと思います。

 

ショットガンやロケットランチャー、火炎放射器と様々用意されているけど、せっかく主人公は死神という設定なので、もうちょっと鎌を使ったスタイリッシュなアクションも欲しかったところです。

 

謎解きは少なくアクションメイン

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本作は箱庭タイプのアクションゲームなのですが、謎解きは全く無く一本道を進むアクションメインのゲームでした。

 

敵を倒すと魂のようなものを回収して次のエリア移動する際に、今まで倒した敵の魂を差し出すことによって進めるというシステムでした。

 

なので、雑魚敵をスルーしてクリアすることはできず、一定数倒さないと先へは進めないようになっていました。

 

難易度がめちゃくちゃ難しい

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これは人によって『わるかった所』と判断する人も居るかもしれませんが、僕はどちらかというと高難易度のアクションゲームが好きなので、『よかった所』としてご紹介しました。 

 

とにかく難しい!

 

後半、雑魚敵の数が多くなり囲まれる事が多く、そのくせ雑魚敵の火力が高くあっという間に死にます笑

 

ロケットランチャーのような広範囲の武器で対応するけど、それ以上に数で攻めてくるのでかなり忙しいです。

 

ボスは倒し方のヒントなしで唐突に戦闘が始まるし、雑魚敵で火力が高いんだからボスの火力なんて以上で2発3発ですぐに死ねます笑

 

そもそも倒し方を模索しながら戦うので余計に難しく難易度が上がっちゃっていました。

 

子供がやろうにも倒し方が分からなくて途中で諦めちゃうだろうなーと思うと、大人向けの高難易度ゲームでしたね

 

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わるかった所

カメラの動きが悪すぎる

主人公が見ている視点に自動でカメラが切り替わるようになっているが、敵に囲まれた時が最悪。

 

視点を色々切り替えるたびに画面がグルグル動き回るので、敵を見失うし、狙いが定まらないし、3D酔いする人には悲惨なことになりそう。

 

一応敵をロックオンすることもできるが、複数的に囲まれた時、敵に対して1回1回ロックオンをしなくちゃいけないのでかなり面倒でした。

 

ロックオンしている敵を倒したときに近くに居る敵に自動でロックオンになればかなり改善されるんだけど、それがなかったのが残念。

 

操作性が悪い

カメラの動きが悪いと同様に操作性も悪い。

小回りがきかないし、ジャンプしてからの着地がピタ!っと止まれず、少し滑るように着地するせいで、動く足場を移動する時がめちゃくちゃ難しい。

 

何度落ちた事か

 

アクションの幅が狭い

本作は銃がメイン武器で敵をやっつけるんだけど、せっかくの接近戦用の鎌があるのに鎌のアクションやキャラクター自身のアクションが全くといっていいほど無い。

 

鎌はただ通常攻撃だけだし、キャラクターのアクションといえばジャンプ、壁キック、回避行動(ほぼ使わない)ぐらいです。

 

もうちょっとバリエーションが欲しかったなー

 

難易度がめちゃくちゃ難しい

よかった所にも書かせてもらいましたが、僕みたいなクセのあるゲームが好きな人は高難易度のゲームでも諦めず楽しんで遊びますが、そうではない人からすると、ただただ難しすぎてイライラしてしまうかもしれない。

 

何が一番難しいってボス戦です。 

急にボス戦に入ったと思ったらいきなりフルボッコされます笑

 

どうしたらダメージを与えられるかの説明もなく、手探りで倒し方を探さないといけないし、ボスの攻撃力が高すぎてすぐに死んでしまう。

 

4回死んでしまうとゲームオーバーとなりステージの一番最初からやり直しさせられるので、かなり根気が必要になるので、

 

まとめ:DEATH JR.(デスジュニア)

全体的に未完成っぽさが目立ったような気がした作品でした。

というのも、攻撃手段がほぼ銃しかなかったことがダメだったような気がする。

 

これじゃーラチェット&クランクやればいいだけだからねー。

 

遠距離攻撃を取り入れたいなら鎌を投げられるようにするとか、銃の種類を増やすよりも鎌の種類を増やして、クセのある鎌をたくさん使いたかった。

 

デスジュニアには続編があるらしいので、そちらに期待したいと思います!

 

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

(*'-'*)マタネ 

Death Jr / Game

Death Jr / Game

  • 発売日: 2005/08/16
  • メディア: Video Game

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