ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『KNACK(ナック) ふたりの英雄と古代兵団』前作の悪かったところが改善され更に遊びやすく神ゲーになったアクションゲーム!【評価・感想】

f:id:kennzya:20210317230550j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、隠れた名作ナックの続編である『ナック ふたりの英雄と古代兵団』のレビュー記事です。

 

前々から気になっていたナックの続編がPS4でフリープレイとして遊べるようになり迷うことなく早速ダウンロードし遊んでみました。

 

言うまでもなく面白かったー!

 

グラフィックが綺麗とかストーリーが良いのは当たり前として一番よかったのが、前作のレビュー記事で僕が『わるかった所』とご紹介したところがほとんど改善されて、前作よりもパワーアップしていたところです。

前作のレビュー記事はこちらから。

 

どのようなところが改善されてパワーアップしたのか、逆に本作ならではの『よかった所』『気になった所』はないのか?など、詳しくご紹介していきます。

 

アニメ映画が好きの方、アクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

 

  • 前作のわるかった部分が改善されている

  • アニメ映画を見ているようなストーリーとグラフィック

  • 簡単操作で爽快なアクションが楽しめる

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 ナック ふたりの英雄と古代兵団
ハード PlayStation4
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 ソニー・インタラクティブエンターテイメント
開発元 SIEジャパンスタジオ
発売日 2017年9月5日

 

プレイ後の感想

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安定の名作!と言えるほど面白かったし、前作の不満点だった部分が改善されていて、いいところが詰まった神ゲーになっていました!

 

前作はレリックという古代の不思議な物体を巡り、冒険したり敵であるゴブリンとの争いがありましたが、本作では大昔存在したハイゴブリンというゴブリンの上位互換みたいなやつらが人間に対して古代兵器を使い復讐というか戦争をけしかけるのですが、実はナック達の仲間のある人物が裏切り、それを阻止しようとハチャメチャするストーリーになっていました。

 

なので前作に比べてちょっと重たいイメージがありましたが、分かりやすいストーリーだったし、前作のボスが再びでてきてファンとしては嬉しい展開だったし、これはこれで面白かった。

 

ストーリーも良かったけど、何度も言うように前作の不満点がかなり改善されていたことがプラスでしたね。

 

中でも主に、攻撃バリエーションが増えていたり、ナックを成長させる新しいシステムが追加されたり、敵の難易度が調整されたり、かなり遊びやすくなっていました。

 

一応レビューとして『わるかった所』も書きましたが、正直いうとあえて書いたところもあり、これと言って『わるかった所』はなかったです。

 

相変わらずグラフィックも綺麗だったし、前作同様にちょっとステージ構成が長いかなーと感じるステージもありましたが、前作と違いステージ途中で死んでもスタート地点に戻される事なく、リスタートも早かったので、サクサクプレイすることができました。

 

プレイ時間は探索などせずクリアするだけで約10時間遊べたほどボリュームたっぷりでした。

 

よかった所

攻撃バリエーションが増えアクション面が大幅に面白くなった

f:id:kennzya:20210317231048j:plain前作のナックでは、ひたすらパンチのみの攻撃で単調作業とも言える戦闘が続き、あまり爽快感もなく微妙だなーとレビューしましたが、本作はそんな微妙だったアクション面がかなり改善されていた。

 

パンチはもちろんのこと、キックやボディプレス、サマーソルト、敵を掴み引き寄せるアクションなど、かなり多彩なアクションができるようになり戦闘が格段に面白くなっていました。

 

爽快感は前作同様にあまり感じられませんでしたが、ひとつひとつのアクションがしっかりとしているので、爽快感よりも接近戦を楽しめ、逆にこれでよかったと思えるクオリティになっていました。

 

ナックを成長させることができるようになった

f:id:kennzya:20210317231059j:plain本作では雑魚敵を倒したときやエネルギーボックスのような青い箱を壊したときに手に入る青いエネルギーを貯め、消費することでナックの攻撃力を上げたり、回避行動のスピードを上げたり、新しいアクションを覚えさせたりすることができるようになりました。 

 

こういった成長システムがあると、ついつい寄り道をしてエネルギーボックスを探したり、雑魚敵も無視せずしっかり倒しながら進もうと思えるので探索意欲が湧いたり、積極的に戦闘するようになるので、上手いなーと純粋に思いましたね。

 

前作はただただ単調な戦闘を強制的にさせられる部分も多かったので面倒に思ってしまう部分もあったので、本作のこのシステムはかなり好きです。

 

難易度が調整された

f:id:kennzya:20210317231112j:plain前作のナックでは、『難易度ふつう』にしていても雑魚敵の火力がめちゃくちゃ強くてすぐやられてしまっていました。

 

さらにリスタート位置がスタート地点まで戻されたりして、これが結構イライラしてしまう原因だったのに比べ、本作ではかなり改善されていました。

 

今回僕は『難易度むずかしい』で最後まで遊んだのですが、雑魚敵の火力は前作のふつうよりも下がっていてバランス調整がされているほか、リスタート位置もスタート地点まで戻されることなく、死んだ場所からだったり、ちょっと離れた場所からだったので、かなりサクサクプレイすることができました。

 

気になった所

カメラ位置が固定で動かせない

f:id:kennzya:20210317231120j:plain本作は右スティックで回避行動をするのですが、この手のアクションゲームって右スティックでカメラを左右上下動かし、周辺を見渡すと思うのですが、残念ながら本作にはカメラを動かすということができなかったです。

 

常にカメラ位置は固定なので、見にくい場所や辺りを見渡したいと思った時がちょっと不便でした。

 

後半になれば慣れてくるのであまり気にならなくなりますが、序盤ではついついカメラを動かそうと回避行動ばかりしてしまいましたね笑 

 

行動できる範囲を広げて欲しかった

f:id:kennzya:20210317231129j:plain本作は敵の本陣へ乗り込んだり、洞窟っぽいステージだったり、一見内部が入り組んでいるように思えるステージが多かったのですが、ストーリーとともに一本道を進むように作られているので、探索が好きな僕によってはちょっと物足りなさを感じました。

 

例えば 洞窟や城内といった広いステージでは、出口はひとつだけどルートが複数あるなど、道中に分岐があるともっと面白かったのかなーと思いました。

 

まとめ:ナック ふたりの英雄と古代兵団

これといって悪い部分が見当たらないクオリティの高い作品なのに、あまり知られていないことが残念ですね。

 

海外ではナック2というタイトルで発売しているのに、日本では何故か2ではなくサブタイトルをつけて発売しているんですよね。

 

これによって続編ではなくスピンオフ?と見られたり、そもそも続編が出ていたことすら気が使い人が多いような気がします。

 

どうしてナック2というタイトルにしなかったのかめちゃくちゃ疑問でした。

ただ、今回フリープレイで配信され、今までナックに興味なかった人の目にも触れたであろうから、無料のうちにぜひ遊んで欲しいタイトルのひとつだったので今回レビューとしてご紹介させていただきました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【PS4】KNACK ふたりの英雄と古代兵団

【PS4】KNACK ふたりの英雄と古代兵団

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