ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『パペッティア』人形劇を観ているかのような演出でファンタジーな世界に引き込まれるアクションゲーム【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、演劇を観ているかのような演出でファンタジーな世界に引き込まれるアクションゲーム『パペッティア』のレビューをさせていただきます。

 

PS3を買ったら絶対遊んでみたいゲームのひとつだったので、早速購入。

 

まずパッケージを見て面白そうって引き込まれた本作は、名前の通りパペットの人形劇のようにゲームが進んでいく今までに見たことない演出をされていて期待が高まりました。

 

しかも、ただの人形劇ではなく、メタ発言やブラックジョークなどユーモア溢れる面白おかしく出来上がっていました。

 

アクションに関しては横スクロールアクションなのですが、グラフィックはめちゃくちゃ綺麗で2Dではなく3Dの横スク。

 

なんでも、子供の魂が人形に閉じ込められていて、色々な【頭】を入れ替えたり、【カリバス】という何でも切れるハサミを使ってステージを攻略していくものになっていました。

 

そんなパペッティアを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

ファンタジーな世界観が好きの方、大冒険するようなストーリーが好きな方、アクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • 子供も楽しめるファンタジー溢れるストーリーが魅力的

  • 操作はいたって簡単でサクサク進められる

  • 美しいデザイン、グラフィックで人形劇を観ているかのような演出

 

作品紹介

作品紹介
製品名 パペッティア
ハード PlayStation3
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 SIEジャパンスタジオ
発売日 2013年9月5日

 

プレイ後の感想

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「なにこれ!こんな演出のゲームはじめて出会ったわ!」と驚くほどめちゃくちゃ面白かった

 

まず驚いたのは冒頭でもお話しした【人形劇の様な演出】です。

 

どういうことかというと、それっぽくただムービーが流れるというものではなく、今自分がプレイしているゲームが、舞台上で演技をしているキャラクターを操作している感覚になるということ。

 

口で表現することが難しいのですが、常に舞台上では役者が演技をしており、主人公も敵も黒幕も全て役者。

 

そして、僕らプレイヤーはお客さんとして、演技を観に来ている感覚になり、ゲームの中ではキャラクターが観客である僕らプレイヤーに呼びかけたり、メタ発言や、ユーモア溢れるブラックジョークを言ったり。

演出として、他のお客さんも居るかのような話し声や拍手の音まで入っています。

 

本当に人形劇さながらの演出なんです!

 

本作は3D横スクロールのアクションゲームなのですが、ステージによっては上へ登ったり、奥行きがあったり、上手いこと空間と演出を使ってプレイヤーをわくわくさせてくれます。

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難易度はステージを進むにつれ難しくなり、様々なギミックを使いステージを攻略していくことになるのですが、ステージを攻略していく過程でキャラクターがめちゃくちゃ喋るし、ナレーションというか司会の実況まで聞けます。

 

アクション面で面白いと感じたところが2つあり、1つは本作の主人公『クウタロウ』について。

元々人間だったクウタロウですが、魂を人形に入れられてしまった子供。

 

人形の本体は実は頭で、様々な頭に入れ替えることができる。

逆に頭がなくなってしまうと死んでしまうという設定です。

 

常に頭を落とさないようにステージを攻略していくこととなりますが、頭が主人公の体力の代わりになっていて、3つまで頭をストックできるのですが、敵から攻撃を受けてしまうと、頭を落としてしまいライフが1つ減るというシステム。

 

万が一落としてしまっても、急いで拾うことで失わずに済むことができ、細かい設定がツボでした。

 

頭はステージ内の道中で手に入れることができるのですが、中にはレアな頭もありコレクション要素も兼ね備えています。

 

頭の種類によって特殊なダンスを踊ることができ、それによって隠されたボーナスステージへ行けるようになったりと、エンドコンテンツとして楽しめる要素も十分あり、ゲーマーもついついハマってしまうかと思います。

 

そして、もう1つ面白を感じたのは唯一の武器である「ハサミ」です。

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ギミックを避けたり、使ったり、敵を攻撃したり、本作ではハサミを使ってゲームを攻略していきます。

 

今までにハサミを使って攻略していくアクションゲームなんてやったことないので、これまた斬新な気持ちで遊べました。

 

とにかく、アクション性、グラフィック、演出、デザイン、全てにおいて僕のツボでした。

 

よかった所

ディズニーっぽいミュージカル風の音楽

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ここまで演劇や演出がすごいと褒めまくっていますが、途中途中にミュージカル風の音楽や歌も入り、めちゃくちゃよかった。

 

ここの演出のこだわりもすごくて、ゲームをプレイしていながらも気がついたら世界観に惹きこまれているんですよね。

 

中にはディズニー映画のような壮大で神秘的な歌やBGMが流れてくるのですが、その度に「これ、ゲームだよね?」と何度も確認したくなるほど驚きの連続でした。

 

他のアクションゲームに引けを取らないアクション性

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こういった可愛らしい内容のゲームって難易度低くて面白くないでしょ?と思いがちですが、全くの逆で色々なアクションゲームを遊んでいるユーザーも満足できる難易度と内容でした。

 

様々なステージには草、雲、布、ロープといったギミックがあり、これらをハサミで切りながら、移動したり、崖を登ったりしてステージを攻略していきます。

 

ステージを進めば進むほど難しくなっていくので、アクションゲーム好きのユーザーは楽しくプレイすることができますし、気が付いたらサクサク進んでいるので、テンポがよく気持ちよくプレイすることができます。

 

特にボス戦はギミックを使って攻撃するのですが、その度に演出が急展開するので常にハラハラしながら楽しめます。

 

ボリュームたっぷりで長く遊べる

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ステージごとに隠された頭を探しコレクションしたり、隠されたボーナスを探したり、本編を攻略した後でも楽しめる『エンドコンテンツ』がしっかり用意されているし、そもそも本編のボリュームも多く、長く遊べるようになっていました。

 

PS3のゲームですが、現在発売されていても気にならないレベルのボリュームとエンドコンテンツでしたね。

 

気になった所

これといって気になったと思うところが本当になかった。

 

強いて言うなら後半のステージはもっと演出にこだわりを見せ、難易度も高く派手にしても面白かったのかな?と個人的には思いました。

 

まとめ:パペッティア

ゲームとお芝居が融合したようなゲームで、かなり楽しませてもらいました。

アクションゲームが好きなユーザーに強くおすすめできる作品です。

 

本作はPS3でしかプレイすることができず、今からプレイするには少しハードルが高いせいか、続編を望んでいるユーザーも多く、ひょっとしたらあるかもしれないですね。

パペッティア - PS3

パペッティア - PS3

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