ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『フィスト 紅蓮城の闇』モフモフなウサギとスチームパンクな世界が織りなすメトロイドヴァニア系の高難易度アクション!【評価・感想】

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、モフモフなウサギとスチームパンクな世界が織りなすメトロイドヴァニア系の高難易度アクションゲーム『フィスト 紅蓮城の闇』のレビュー記事です。

 

スチームパンクな世界観にごちゃごちゃした機械を装着して敵を殴りながら進めるって最高じゃないですか?

 

そんな最高なゲームが本作フィストでして、登場するキャラクターは全てもふもふなケモノ。

 

ケモノとサイバーパンクを組み合せ、かつメトロイドヴァニア風に仕上げた本作は王道なアクションを楽しみつつ、本格的な探索も楽しめる1つで2度おいしい作品となっていました。

 

そんなフィスト 紅蓮城の闇を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

モフモフなケモノが好きの方、ダークなストーリーが好きな方、高難易度アクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • 高難易度メトロイドヴァイア系アクションゲーム

  • スチームパンクな機械チックな世界観

  • モフモフなウサギやクマが登場するケモナー歓喜

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 フィスト 紅蓮城の闇
ハード PlayStation4PlayStation5、switch
ジャンル メトロイドヴァニア
発売元 Bilibili
開発元 Shanghai TiGames Network Technology Limited
発売日 2021年10月7日(PS4、5)2022年7月14日(switch)

 

プレイ後の感想

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言うことなし!キャラクター、グラフィック、アクション、ストーリー全てが綺麗で分かりやすく、手に汗握るイメージ通りのメトロイドヴァニア系のアクションゲームでした。

 

本作の世界観は、モフミンと呼ばれるケモノたちが暮らす架空の世界を舞台に、火種と呼ばれる高エネルギー体を巡って主人公のウサギ「レイトン」と敵の機械兵軍団との争いを描いた物語なんですよね。

 

まず、登場するキャラクターがケモノしか登場せずケモナーにも大変おすすめできるサクションゲーム。

 

主人公のレイトンはイケメンなウサギで、ヒロインのQは可愛い子猫、キャラクターデザインも凄く魅力的なんですよね。

 

本作の魅力はケモノなキャラクターもさることながら、やっぱりアクションがとにかく面白い。

単純な攻撃ボタン連打というものではなくて、格闘ゲームのコマンドのようなアクション性。

 

入力するコマンドによって、様々な攻撃パターンを使い分けながら敵と戦えるのが爽快感あるんですよね。

 

武器は、パッケージにもなっている拳の他に、ドリル、鞭と3種類用意されていて、敵によって使い分けることにより、弱点をつくことができるんだよね。

 

もちろん、それぞれの武器の特性もしっかり用意されているので、自分ならではの戦闘スタイルを作ることもできる。

 

戦闘中に武器を入れ替えることが可能なので、戦闘スタイルはマジで無限大。

アクション性もさることながら、やっぱり気になるのがダンジョン攻略ですよね。

 

メトロイドヴァニア系のダンジョンと言えば、細かい道だったり、小さな部屋だったりが用意されていて、あっちに行ったり、こっちに行ったり、ザ・探索ゲーをイメージするかと思いますが、本作の場合そこまで細かく作られてはいなかった。

 

ストーリーを追うだけならむしろ一本道と言ってもいいぐらいダンジョン構成はあっさりしていたようにも思えます。

 

というのも、マップを開くと次に行くべき場所が表示されているので、それに向かって進むだけ。

高難易度を求めるとしたら、ストーリーとは別に隠しアイテムだったり、収集アイテムを集めることが重要になってくると思いましたね。

 

ただ、ボス戦はそれなりに歯ごたえのあるボスが用意されていました。

 

後半で戦う『横綱』というボスがいるのですが、久しぶりに手に汗握る戦いが楽しめました。

 

攻撃を出すタイミングだったり、回復するタイミングだったり、しっかり『攻略法』を頭に入れておかないと倒すことが難しいボスもいるので、ダンジョンがあっさりしていたぶん、ボスでこってりを味わえたかな。

 

他にはゲームのメインとなるストーリーですが、こちらは良くも悪くもありがちなストーリーでした。

別にどんでん返しなどはなく、予想できるような内容でした。

 

そもそもこういったアクションゲームにストーリーの重要性を第一に求めるユーザーの方が少ないとは思いますが、逆に王道ストーリーの方が安定感はありますね。

 

総合的に見て、当たり障りのないゲームに見えつつも、しっかり本作ならではの魅力も詰まっているので、アクションゲームが好きなユーザーにおすすめです。

 

よかった所

高難易度でやりごたえがある

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一見可愛らしいケモノアクションゲームに見えるけど、実際は高難易度の本格的メトロイドヴァニア系のアクションゲームでした。

 

序盤は結構簡単で、サクサク進むなーと油断していると中盤からびっくりするような難しいギミックがたくさん出てくる。

 

隠しアイテムを取りに行こうもんなら、結構大変。

諦めない根性がないと、ほぼほぼ無理なので結構覚悟が必要かも笑

 

個人的にはホロイナイトより簡単で、エンダーリリーズよりは難しい印象でした。

 

格闘ゲームかのようなコマンド戦闘

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攻撃コマンドを連打していれば、それっぽい攻撃が出せるというものではなく、□ボタン、△ボタンなどを組み合わせて技を出すようになっている。

 

例えば□□□△□とか△△□□□とか、格闘ゲームのコマンドのように設定されており、正直いうと覚えるのが大変でしたね笑

 

ただ、使う技って人によって決まってくると思うので、自分の戦いやすい技を選んで使えばいいんですけどね笑

 

ケモノとスチームパンクの融合

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パッケージを見てもらえば一目瞭然なのですが、本作ではモフモフしたウサギに大きな機械の腕を装着して敵をなぎ倒していくゲーム。

 

途中、ドリルとか鞭も手に入る!

 

本作の世界では人間は出てこず、モフミンというケモノの種族が主となっている為、ケモナー大歓迎となっていました。

 

また、世界全体がスチームパンクな雰囲気に包まれており、街のBGMはジャズが流れています。

 

この手の雰囲気が好きな人は、ゲームの内容よりもそっちがメインになってしまいそうな作りこみでした。

 

僕はケモナーでスチームパンクが好きでジャズをよく聴いているので、僕の為のゲームかな?と思うほどツボりましたねー笑

 

複雑化していないダンジョン

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こういったメトロイドヴァニア系のアクションゲームってとにかくダンジョンが複雑化していて、それが面倒という方も多いはず。

 

しかし、本作においては言うほど複雑化はしておらず、クリアするだけならほぼ一本道で進むことができるようになっていました。

 

隠しアイテムを手に入れようとすると、それなりに探索が必要になりますが、探索も思っているほど複雑化していないので、初心者の方にはとっつきやすいメトロイドヴァニア系のゲームかと思います。

 

気になった所

中国語に慣れない

普段から海外限定のゲームは遊んでいるのですが、全てが北米版で英語なんですよね。

なので、英語は聞きなれているので今となっては、あまり気にならないのですが、本作はゲームスタジオが中国の為、キャラクター達が話す言語が中国語なんですよね。

 

普段から馴染みのない言語なので、日本語字幕があるとはいえ、正直気になるところでした。

 

英語だと、ある程度の単語を聴き取りつつ字幕を見て理解するのですが、中国語だとまったくわからないので、変に頭が疲れちゃいました。

 

ここはあえて、動物語みたいな架空の言語で会話するようにすれば良かったのになーと個人的には思いました。

 

慣れている人は物足りない

アイテム数だったり、武器数少なく、初心者の方にはオススメですが、普段から2Dアクションゲームやメトロイドヴァニア系のゲームをやっている人からすると、物足りなさを感じるボリュームだったかもしれません。

 

まとめ:フィスト 紅蓮城の闇

良くも悪くも予想通りのアクションゲームで普通に楽しめた作品でした。

ボリュームはどちらかと言えば少ない方だと思うので、がっつり攻略したい人よりも、ライトに遊びたい人にオススメの作品です。

 

PS4版、PS5版共に発売されているので、この機会に是非遊んでみてはいいかがでしょうか?

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