ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー』様々なミッションをクリアして進んでいく奥行き3Dアクションアドベンチャー!【評価・感想】

f:id:kennzya:20210227221735j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、『トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー』のレビュー記事です。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

パッケージを見てずっと気になっていたゲームで、今回ようやく手に入ったので実際に遊んで見ました。

 

本作はトンバシリーズの2作目で1作目は横スクロールアクション。

あの『魔界村』シリーズの製作者である藤原得郎さん作らしい。

 

2作目はパッケージを見るかぎり3Dアクションアドベンチャーだと思い買ってみたものの、思っていたのとかなり違いました。

 

いきなり冒頭で感想を言っちゃうと後半に向けて徐々に面白くなっていくゲームでした。

 

では、どのように面白くなっていくのかなど、率直な感想を詳しくご紹介していきたいと思います。

 

レトロゲームが好きの方、アクションゲームが好きな方、クセのあるゲームが好きな方ぜひ参考にして下さい。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 完全3Dではなく奥行きを利用した3D表現

  • ミッションをクリアして先へ進んでいくRPGに近いアクション

  • サブミッションが多く探索好きにオススメ

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー
ハード PlayStation
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 Whoopee Camp,ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
開発元 Whoopee Camp
発売日 1999年10月28日

 

プレイ後の感想

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序盤は微妙だなーと思ってゲームを進めていたけど、中盤から急に面白くなり、終盤にはすっかりハマっちゃう童心に返る作品でした。

 

そもそも序盤で微妙だなーと思ったのは僕がこのゲームを遊ぶ前に、3Dアクションアドベンチャーだと思って買ったことが原因ですね。

 

f:id:kennzya:20210227221759j:plain実際に遊んでみると『風のクロノア』 のように基本は横スクロールなんだけど、奥行きや手前を使って3Dに見せているようなシステムでした。

 

『風のクロノア』 は奥行きや手前という表現だけで実際に奥行きには移動できないのに比べトンバは奥行きだったり手前に移動することができるため、『風のクロノア』 よりも自由に動ける印象でした。

 

敵をやっつけるアクションも『風のクロノア』 に似ていて、敵の上に乗って持ち上げて投げるという倒し方でした。

 

そして、本作の魅力のひとつでもあるのが『ミッション』です。

 

f:id:kennzya:20210227221809j:plainメインストーリーは【魔ブタ】という魔法使いの悪いブタがいて、その魔ブタが世界のあちこちに悪い魔法をかけて人々を困らせているので、魔ブタをやっつけよう!というような内容でした。

 

ゲーム全体がミッション形式で進むようになっていて、新しいミッションをクリアしたら、次のミッションが与えられるというもの。

 

サブミッションが多く、ゲーム全体のボリュームがめちゃくちゃあった!

 

メインのミッションなのか、サブのミッションなのか見分けるのが難しくて、とりあえず適当にミッションをクリアしているだけでも軽く10時間は越え、100%クリアしようと思うと、15時間20時間は遊べるかもしれません。

 

と、いうのも、ミッションに対してヒントが少なすぎて自力で謎を解かないといけないし、そもそも自力で解くのも難しいものが多く、100%クリアには攻略サイトなどを見るしかないほど、難しいのもありました。

 

一応ボスが5匹いるんですが、ボスの居場所もヒントなしで見つけ出さないといけないので、探索が好きな人は楽しんで遊べるかもしれませんが、さくさく進みたい方にとってはイライラしてしまう部分も多いかもしれません。

 

今のゲームではこのようなシステムのゲームってあまりないので、これぞレトロゲームという感じで楽しく遊べました。

 

他にも『よかった所』『わるかった所』をピックアップしてご紹介したいと思います。

 

よかった所

探索好きな人には嬉しいミッション形式

f:id:kennzya:20210227232415j:plain本作では基本、NPCと会話し新しいミッションが与えられて、それをクリアしながら先へ進むゲームでした。

 

なのでガッツリ探索ゲームとなっていて、この手のゲームが好きな人は100%クリアしたくなるよう作られていました。

 

中には隠しミッションがあったり、ミニゲームを全てクリアしないとミッションクリアにならなかったり、隠しエンディングがあったりとボリュームはものすごくありました。

 

ただ、ゲームをサクサク進みたい人、アクションをメインで楽しみたい人には向いていないかもしれません。

 

キャラクターのほぼ全てに音声が入っている 

ストーリーに関係するNCPには全て音声が入っていて結構頑張ってるなーという印象でした。

 

この時代のゲームってだいたいは字幕を流すだけが多いので、かなり嬉しかったですねー。

 

声優さんには詳しくないのですが、よく聞く声の人がちらほらいたので、声優さんにも力を入れていたのかもしれないですね。

 

綺麗なグラフィック

f:id:kennzya:20210227222309j:plain初代プレステのゲームは色々なタイトルが発売されていて、中にはビックリするほどグラフィックが酷いものもある中、トンバは色鮮やかなグラフィックが使われていて、雰囲気も伝わり、綺麗でした。

 

森の表現だったり、水の表現だったり、僕は好きですねー!

 

わるかった所

3Dマップではなく奥行きを使った2.5Dマップ

f:id:kennzya:20210227232521j:plain本作を買うまでは3Dアクションアドベンチャーかなー?と思っていたのですが、実際遊んでみると3Dではなく2.5D?のマップだった。

 

2.5Dと言う表現が正しいのか分からないのですが、『風のクロノア』 のような奥行きを使ったステージで通常は横スクロールなのですが、一定の場所に行くと奥行きへ移動することができ、移動した先でまた横スクロールになるというもの。

 

はじめからこのようなシステムだと分かっていればよかったのですが、3Dマップを自由に冒険できると思って買ってしまったので、ちょっと残念な気持ちになってしまった。

 

どうしても、このシステムに慣れず、アイテムが手前にあるのか奥にあるのか見分けが難しくイライラしてしまう部分がありました。

 

ボスの倒し方がどれも同じ

魔ブタと呼ばれる5匹のボスを倒すとラスボスと戦えるようになるのですが、ラスボスを含め、どのボスも全て倒し方が全く同じで作業感がありました。

 

一応ボスには水だったりゴーストだったり属性というか特性が与えられていて、確かに攻撃パターンが違うには違うんだけど、結局のところ『踏んづけて投げる』だけなので、なーんか勿体無かった。

 

ボスを倒すと倒したボスの属性魔法を使えるようになる服がもらえるのですが、ストーリー上、ラスボスに会いに行く時だけ使うというあまり意味のないもので、この特殊な服を装備して各属性の魔ブタを倒したかった。

 

まとめ:トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー

思ったよりボリュームがあって、気がついたらハマっていて意外とオススメできる作品でした。

 

ちょっと初めはクセがあるので、レトロゲームに不慣れな人はとっつきにくいかもしれないけど、中盤まで何とか遊んでいれば気がつくと絶対にハマってますよ!笑

 

あまり見かけないゲームなので、ひょっとしたらこの先高騰するかもしれないので、気になる人はお早めにゲットしておくことをオススメします!

 

ではでは最後まで読んでいただきありがとうございましたー!

(*'-'*)マタネ

トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー

トンバ!ザ・ワイルドアドベンチャー

  • 発売日: 1999/10/28
  • メディア: Video Game

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