ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Stray(ストレイ)』謎の生物が襲い来る中、可愛い猫と不思議なロボットと一緒にサイバーパンクの世界から脱出をするアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、謎の生物が襲い来る中、可愛い猫と不思議なロボットと一緒にサイバーパンクの世界から脱出をするアクションアドベンチャー『Stray(ストレイ)』のレビュー記事です。

 

PS5が発売された辺りからPVの発表があり話題になっていた猫ゲー。

発売が待ち遠しくて僕もずっと待っていたんですよね。

 

実際に遊んでみると、ただの探索ゲーかと思いきや、敵に攻撃されたり、攻撃したり、ホラー要素もあったり、サイバーパンクな街並みを冒険したり、とにかくめちゃくちゃ面白いし、没入感がありました。

 

特に猫の仕草、動き、癖などがリアル過ぎてビックリした。

 

そんな猫ゲーがようやく発売され、Twitterでもトレンド入りするぐらい注目されていた本作を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

猫が好きの方、サイバーパンクが好きな方、アドベンチャーゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • 可愛い猫とサイバーパンクな世界観に没入できる

  • 可愛いだけじゃなく、しっかりと作りこまれたアドベンチャーゲーム

  • ストーリーは少しダークな雰囲気

 

作品紹介

ある日、家族と散歩をしていた野良猫の一匹が足を滑らせてスラム街へ落ちてしまった。そこは人間ではなくロボット達が暮らすサイバーパンクな不思議な世界。

この世界にはロボット達をも食べてしまう恐ろしい謎の生命体が蔓延している。

謎の生物に襲われながらも無事、ロボットと野良猫は元の世界へ戻れるのか。

作品紹介
製品名 Stray(ストレイ)
ハード PlayStation4、PlayStation5
ジャンル アクションアドベンチャー
発売元 アンナプルナ・インタラクティブ
開発元 BlueTwelve Studio
発売日 2022年7月19日

 

プレイ後の感想

可愛い猫の探索ゲーかと思いきや、謎解きやストーリーがしっかり作りこまれていて、ホラー要素やサイバーパンクな世界観に没入できるほど自分自身が猫になれる最高のゲームでした

 

ストーリーは人によって色々な解釈の仕方ができるように作られているように思えました。僕が感じたことは、

 

『ある日ゴミの量が多くなり困った人間はゴミを食べてくれるバクテリアを創り、これで解決したと思いきや、バクテリアが突然変異してしまい、人間、機械、ロボットと何でも食べてしまう生物へと変わってしまった。

 

そんなバクテリアを外の世界へ放つわけにはいかないと思った人間は、ロボットと一緒にバクテリアを大きな町ごと閉鎖した。

 

しかし、ロボットの中には外の世界の存在を知り、外の世界に出たいと思うものがいて、この世界に迷い込んだ主人公の猫と一緒に、外の世界へ脱出する物語が始まる。』

 

凄く壮大なストーリーだよね。

ここまで壮大なんだけど、ゲーム自体は全体で6時間程でクリアできました。

 

主人公が猫ということもあり、狭い通路や屋根の上、塀の端などさまざまなところまで探索できるようになっていて、ものすごく細かいところまで作られていました。

 

今回サイバーパンクという世界観が注目されていますが、どちらかと言えばスラム街でしたね。

ゲーム序盤では緑溢れる美しい景色が広がっているのですが、猫が迷い込んでしまってからはずっとスラム街を冒険するので、ダークな雰囲気が続きました。

突然変異したバクテリアに追われたり、攻撃したりするシーンもあり、アクション要素もしっかり作りこまれていました。

 

ただ、基本的には謎解きとステルス行動が多く、激しい戦闘は少なめです

 

また、NPCのロボットひとりひとりに『名前』があることに驚いた。

名前があることによって、この世界に迷い込んだ没入感が増し、そこで暮らしているロボットと触れ合うことでストーリーの全貌も見えてきましたね。

 

今回PS5版を遊ぶにあたってインディーズゲームで3,500円だったので、ちょっと高いかな?と思いましたが、ここまで満足のいく内容でしたら、このお値段は納得できました。

 

もし今後、続編があるとすればスラム街から脱出した外の世界を冒険してみたいですね。

 

よかった所

圧倒的ネコ

ネコの仕草、動き、鳴き声、全てにおいてリアルそのものでした。

リアルな猫を操作するアドベンチャーゲームは他に類を見ないですし、本作が話題になったひとつの魅力でもありますよね。

 

話題以上のクオリティーだからこそ、今回Twitterでトレンド入りするぐらいリアルな猫を見ることができた。

 

ネコの気持ちになって散歩ができる

メインストーリーとは別にサブクエストも用意されており、お散歩しながら探索できる唯一のゲームだと言えます。

 

街の中はさほど広くないように思えるのですが、主人公がリアルな猫というだけあって、町中を縦横無尽に探索できるようになっており、広くない町中でも狭い通路や屋根の上など、探索できるところが細かく作られていることにより、町中が広く思えるような作りになっていた。

 

ただ、明るく緑あふれる場所は少なく、主にスラム街を散歩するので、少しジメっとした場所が多かったのが少し残念。

 

世界観とストーリー

ゲームを始める前は可愛い猫を散歩させるだけの探索ゲームかと思えば、実は全く別でどちらかと言えばホラーちっくなダークな世界観でした。

 

プレイ後の感想でも少しストーリーについて触れているのですが、人間の過ちの所為でロボットが閉じ込められ、その中で何百年も脅威のバクテリアと暮らしているという世界観。

 

たまたま猫が迷いんでしまったのをキッカケに外に憧れを持つロボットと出会い、脱出するアドベンチャーになっている。

 

よくあるストーリーなんだけど、主人公が猫、ストーリーに重要な人物がバクテリアとロボットと全てが嚙み合わないような関係性で成り立っているのが個人的には面白かったですね。

 

気になった所

セリフをスキップするボタン

NPCやイベントの会話シーンで会話をスキップする際、□ボタンを押すことによりスキップが可能なのですが、会話が終わる際には〇ボタンを押さないと終われないので、これが意外と面倒。

 

例えば、間違えて会話したくないキャラクターと会話してしまった場合、□ボタン連打して早くスキップしたいにも関わらず、最後に〇ボタンを押さないといけないですからね。

 

この一手間に必要性を感じなかった。

 

まとめ:Stray(ストレイ)

1年以上待ったゲームなだけに期待度が高まっていました。

 

期待よりもゲームボリュームが少し少なく感じましたが、面白さは期待以上。

ここまでリアルな猫を表現することが遂に家庭用ゲームで可能になったか!と思えるほどのクオリティーでした。

 

本作を開発したBlueTwelve Studioは2016年に創設されたゲームスタジオでこれから創るゲームがめちゃくちゃ楽しみになりました。

 

気になる方は是非一度遊んでみてはいかがでしょうか?