ゆあのゲームブログ

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【レビュー】日本未発売PS2『ザ レジェンド オブ スパイロ・ア ニュー ビギニング』第3世代突入!生まれ変わった新しいスパイロ【評価・感想】

f:id:kennzya:20200902155328j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、スパイロ第3世代の1作目にあたる『ザ レジェンド オブ スパイロ・ア ニュー ビギニング』のレビュー記事です。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

レジェンドスパイロシリーズは今までのスパイロとは違い、ロールプレイングのような雰囲気があり、世界観はファンタジーというよりもダークで暗いイメージのストーリーが多いです。

 

第2世代のスパイロから、いろいろな属性のブレスを使い分ける事で敵の倒し方に幅が広がっていましたが、本作ではブレスというよりも魔法に近いものを感じました。

 

今回はそんなダークで魔法の世界のスパイロをご紹介していきます。

 

スパイロシリーズが好きの方、ダークなストーリーが好きな方、3Dアクションアドベンチャーゲームが好きな方にオススメです!ぜひ参考にして下さい。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【6点】

  • まったく新しい今までにないスパイロの世界を体験できる

  • 今までのスパイロとは違いダークでカッコイイ雰囲気になっている

  • 謎解きはなく、一本道で進むアクション要素が強いゲーム

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 The Legend of Spyro: A New Beginning
ハード プレイステーション2
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Vivendi Universal Games
開発元 Krome Studios
発売日 2006年10月10日

 

プレイ後の感想

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率直な感想としては、面白いんだけど物足りなさがあって惜しい作品でした。

 

まず、冒頭でもお話ししたのですが、今までのスパイロはメルヘンな世界観というか、可愛らしいモンスターやステージだったのに比べ、本作はダークで暗い世界観になっていました。

 

メディーバルのような雰囲気でした

 

謎解きやミニゲームといった今までのスパイロにあった要素はまったくなく、ほぼ一本道でストーリーと共にステージが進んでいく感じ。

 

一本道のステージは気にならなかったのですが、同じモンスターがたくさん出てくるだけというワンパターンなところがもったいなかったかな。

 

もうちょっと色々なモンスターを出したり、ギミックだったりトラップなどが用意されていれば面白かった。

 

とにかく、同じモンスターをひたすら倒すっていうだけでした。

 

アクションはこれといって新しく追加されていることはなく、今までと同じアクションでした。

 

アクションよりもブレスが変わっていて、後ほど詳しくご紹介しますが、スパイロといえば炎のブレスですが、本作は第2世代同様に4属性のブレスが使えるようになるのですが、ブレスというよりも魔法に近いもので、あまりにも強すぎて敵が弱く感じ、敵の意味があまり感じられなかった。

 

もう少しブレスの強さを弱めてもよかったのでは?と思いましたね。

 

ただ、今までにない全く新しいスパイロとして見れば面白い内容になっていました。

『よかった所』『わるかった所』も踏まえて詳しくご紹介したいと思います。

 

よかった所

美しいグラフィック

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PS2の中では最高峰とも言える綺麗なグラフィックで草が風で揺れるところや火山のマグマの表現や、自然全体の表現が綺麗でした。

 

魔法のような強力なブレス

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第2世代からの引継ぎがあり、本作でもといった4属性のブレスが使えるようになっていました。

 

先ほどもご紹介しましたが、ブレスというよりも魔法に近いものを感じました。

 

ブレスにはレベルがあり、青いダイヤを手に入れるとブレスをレベルアップさせることができるエネルギーが手に入ります。

 

ブレスをレベルアップさせることによって、強力な攻撃をすることができるのですが、逆に強力になりすぎて、敵が弱くなってしまうことが多かった。

 

ボスも同様に弱くなってしまうのでバランスが壊れてしまっていましたね。

 

ダイヤを使ってブレスを強化

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第1世代のスパイロではダイヤといえば100%クリアする為の収集アイテムのひとつでした。

 

第2世代になると通貨の代わりになり、宝箱を開けるカギを購入したり回復アイテムを購入したりするのに使いました。

 

そして、本作の第3世代では主に回復アイテムとして登場します。

 

例えば、赤ダイヤはスパイロの体力を回復させ緑ダイヤはブレスを使う際に使用するゲージ(MPのようなもの)を回復。

 

青ダイヤに関してはブレスを成長させる為に使う経験値のようものになっています。

ダイヤの存在がロールプレイングのような今までにないスパイロを演出してくれました。

 

わるかった所

遊び要素がまったくない

今までのスパイロは100%クリアというエンドコンテンツがあったり、ミニゲームがあったりと本編とは違う遊び要素があったのですが、本作にはそういったものが全くありません。

 

言ってしまえば淡々とストーリーをこなしていくだけという感じです。

 

一本道をひたすら駆け抜ける

前作の『スパイロ ヒーローズテイル』ではシームレスなマップが使われており、オープンワールドのような感覚で自由度が高かったのに比べ、本作は一本道でストーリーと一緒にステージを進んでいく感じでした。

 

一度クリアしたステージに戻る事もできず、ただただストーリーに沿って進むだけ。

 

謎解きがあったり、面白いギミックがあったり、鬼難しいミニゲームがあるわけでもなく、淡々と進んでいく。

 

つまらん!とまでは思わないものの物足りなさは感じました。

 

まとめ:ザ レジェンド オブ スパイロ・ア ニュー ビギニング

今回は第3世代のスパイロの1作目をプレイしレビューさせていただきました。

 

前々からクセのあるシリーズとは知っていたけど、思いのほか言うほどクセはなく遊びやすかった作品でした。

 

ただ、今までのスパイロに比べてブレス(魔法っぽい)がメインで、やることが単調すぎたりパワーバランスが崩壊していて、まー1作目ってこんな感じだよね笑

と、いう内容でした。

 

第3世代は3作品あるので、次回作に期待してまたお時間あれば2作目をプレイしレビューを書かせていただきますので、お楽しみにー!

 

(*'-'*)マタネ

The Legend of Spyro: A New Beginning

The Legend of Spyro: A New Beginning

  • 発売日: 2006/10/12
  • ジャンル: 3Dアクションアドベンチャー

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