ゆあのゲームブログ

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【レビュー】PS2日本未発売『スパイロ ヒーローズテイル』前作の良いところだけ取り入れた最高傑作の作品!【評価・感想】

f:id:kennzya:20200826090930j:plain(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、スパイロ第2世代の2作品目となる『スパイロ ヒーローズテイル』のレビュー記事です。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

前作の『スパイロ エンター・ザ・ドラゴンフライ』はカメラワークだったり、操作性がめちゃくちゃ悪くてストレスを感じていたのに比べ、本作のヒーローズテイルはかなり改善されていてストレスなく遊べました。

 

グラフィックだったり、ゲーム性もかなり進化していて、ナンバリングのスパイロシリーズを超えるほどの面白さがありました。

 

今回は、そんなめちゃくちゃ面白かったヒーローズテイルの率直か感想をはじめ、よかった所、わるかった所をご紹介していきます。

 

スパイロが好きの方、ファンタジーな世界観が好きな方、3Dアクションアドベンチャーなゲームが好きな方がハマるゲームです!是非参考にして下さい。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

  • 前作の悪かった点がかなり改善されていてストレスなく遊べる

  • 今までの箱庭タイプではなくオープンワールドに近いシームレスが採用されている

  • スパイロシリーズの中でもトップレベルで面白い

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 Spyro:A Hero's Tail
ハード プレイステーション2
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Vivendi Universal Games
開発元 Eurocom、 トラベラーズテイルズ
発売日 2004年11月3日

 

プレイ後の感想

率直な感想としてはめちゃくちゃ面白かった。

 

冒頭でもお話ししましたが、 前作の『スパイロ エンター・ザ・ドラゴンフライ』は新生スパイロで新しいアクションが増えていて面白くなるはずだったのに、カメラワークだったり、操作性がめちゃくちゃ悪いせいで、全てぶち壊していた感がありました。

 

3D酔いが酷くてまともにプレイすることができなかった

 

それに比べ本作のカメラワークと操作性はかなり改善されていて、ストレスなく遊べました。

 

さらに前作のよかった点でもご紹介した『属性攻撃』については、本作にも受け継がれており、スパイロが炎以外の属性を吐くことができるようになっていました。

 

後で詳しくご紹介するのですが、本作で一番目玉だったシステムが『シームレス』というところでした。

 

シームレスとは

マップとマップの間につなぎ目がなくオープンワールドのような感覚で長いロードがないことを意味します。

 

これには驚いたし、サクサク進むことができた

 

また、前作では謎解きがほぼなくアクション重視にも関わらずボス戦もあまりなかったのに対して、本作では謎解きもしっかりある、アクション要素も多く、ボス戦も用意されていました。

 

とにかく全てにおいてかなり向上していたので、特に気になったところをご紹介したいと思います。

 

簡単なストーリー

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元ドラゴンの長老であった赤いドラゴンがダークジェムという悪いクリスタルで世界を征服しようとしたところ、スパイロとスパークス、そしてその仲間達に阻止されるお話し。 

 

いつの時代もクリスタルに頼る悪い者達

 

よかった点

シームレスでロードがほぼなくサクサクプレイが可能

今までのスパイロといえば箱庭タイプで、各ステージの入り口が用意されていて、スーパーマリオ64のようなタイプでした。

 

しかし、本作は『ジャック×ダクスター』のようなステージとステージのつなぎ目がないようなシームレスというシステムだったので、広大なフィールドを冒険しているような感覚でした。

 

ステージ内に用意されているミニゲームには多少のロードが入りますが、ロード時間はかなり短かった。

 

ただ、『ジャック×ダクスター』のように全てのマップがシームレスというわけではなく、まったく別のステージへ移動する場合は多少の短いロードは挟みました。

 

謎解きとアクション要素のバランスがいい

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前作では炎以外といった様々な属性を使えるにも関わらず、それを活かした謎解きがなく、属性攻撃の意味があまりなかったように思えましたが、本作ではそれらの属性を使った謎解きがしっかり用意されているので、面白かったです。

 

敵を倒すには基本的に炎攻撃氷攻撃を使いますが、雷攻撃の場合は敵を麻痺させて倒すことができたりと属性によって敵を倒すパターンが変わるのも面白かった。

 

2つの収集アイテムを集める新しいシステム

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今まではスパイロでは仲間のドラゴンを助けたり、トンボを助けたり、何かと助けていたのに対して本作ではタマゴとクリスタルを収集していくというスタイルに変わっていました。

 

スーパーマリオ64でいうスターを集めるというような感じだね

 

ただステージをクリアして集めるだけではなく、謎を解かないと手に入らないタマゴだったりクリスタルもあるので、探し回る楽しさもありました。

 

ミニゲームをクリアすると手に入ることもあるので、ミニゲームも必死になって遊べます。

 

ただ、スパイロシリーズのミニゲームは昔から鬼難しいのでゲーマー向けのところはありますが、完全クリアしたい人には欠かせない要素です。

 

ダイヤが通貨になりアイテムが購入できるようになった

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今までのスパイロシリーズではステージ内に落ちているダイヤは収集アイテムのひとつで100%クリアするには全て集める必要がありました。

 

しかし、本作では収集アイテムではなく『通貨』の役割になっており、宝箱を開けるカギを買ったり、回復アイテムを買ったりすることができます。

 

僕は回復アイテムにはあまり使わず、主に宝箱のカギを買うことにしか使わなかった笑

 

ステージ内に隠されている宝箱の中にはタマゴやクリスタルが隠されていることがあるので、それを手に入れるにもダイアを集めてカギを買う必要があります。

 

各ボス戦は個性がある戦いで面白い

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こういったゲームのボスって攻撃パターンが単調だったり、3回ダメージを与えれば倒せるというような簡単な難易度になっていることが多いのですが、本作のボスは結構強くやりごたえがあって面白かった。

 

全てのボスに対して第3形態まで用意されていて、形態変化するたびにボスの台詞が入り、攻撃パターンがどんどん激しくなっていきます。

 

さらにスパイロはボスの攻撃を3回受けるとやられちゃうし、途中回復することもできないので、かなりハラハラする。

 

ゲームボリュームがめちゃくちゃ多い

前作の『スパイロ エンター・ザ・ドラゴンフライ』は数時間でクリアできるほどボリュームが圧倒的に少ないのに比べ、本作は12時間ほどたっぷりと遊べました。

 

これでも100%クリアではないので、100%クリアしようとすればもっと遊べるボリュームになっています。

 

タイトルに恥じないヒーロー達

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スパイロシリーズでは色々な助っ人キャラクターが登場するのですが、本作ではミニゲーム内のみですが、助っ人キャラクターを操作することができるようになっています。

 

タイトルのヒーローズとはこのことだったのかと

 

各助っ人キャラクターにはそれぞれ個性があり、そんな個性を活かしたステージが用意されていました。

 

ミニゲームだけで別ゲーが作れるほどのボリュームがあり、やりがたえがありました。

 

悪かった点

行き先が分からず迷子になる

シームレスでマップのつなぎ目がなくなったぶん、自由に動けるようになった反面、次どこへ行けばいいのか分からなくなり迷子になることが多々ありました。

 

マップを見ても行き先は表示されないので、マップ上だけにでも矢印のような行き先は表示されていれば分かりやすかったかと思います。

 

まとめ:スパイロ ヒーローズテイル

グラフィック、操作性、カメラワーク、ゲームボリューム全てにおいて最高のゲームでした。

 

わるかった点がまったく見つからないほどのクオリティでした。

 

今リメイクして発売されても十分に納得のいく内容だと思うほどのクオリティなので、北米版PS2をお持ちのスパイロファンは絶対に遊ぶべき作品です。

 

第2世代のスパイロは2作品しか作られなかったので今回で終わりですが、次回からは第3世代のクセのあるスパイロを実際にプレイしレビューを書きますので、

 

Spyro 5 / Game

Spyro:A Hero's Tail

  • 発売日: 2004/11/09
  • メディア: Video Game

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