ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『the Spirit and the Mouse 精霊とネズミのおはなし』ひょんなことから精霊の力を手に入れたネズミの人助けをする心あたたまる物語【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、人助けをする心あたたまる物語『the Spirit and the Mouse 精霊とネズミのおはなし』のレビューをさせていただきます。

 

最近、猫だったりモモンガだったり動物視点のゲームがインディーズ界隈では流行っていて、今回はネズミになって人助けをするちょっと変わった内容に心惹かれて早速プレイしてみました。

 

ひょんなことから、精霊の力を手にしたネズミの心温まるストーリーです。

 

そんなthe Spirit and the Mouseを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』ご紹介させていただきます。

 

絵本の様な世界観が好きの方、心温まるなストーリーが好きな方、3Dアクションゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • 精霊とネズミが人助けするアクションアドベンチャー

  • ネズミ視点で大冒険ができる

  • 心温まるストーリー

 

作品紹介

作品紹介
製品名 the Spirit and the Mouse 精霊とネズミのおはなし
ハード PlayStation4PlayStation5Switch
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Armor Games Inc.(日本はテヨンジャパン)
開発元 Alblune
発売日 2023年7月20日

 

プレイ後の感想

ネズミ視点で街を駆け回るゲームで、精霊と一緒に人助けする心温まる感動の物語で最高の体験でした

 

本作は、Albluene(アルブルーン)というカナダのゲームスタジオが開発したゲームで、なんと開発に携わったのはたった2人のスタッフらしい。

 

本作はアルブルーンにとって処女作となった作品なんだけど、バグもほとんどなく、ネズミ視点というちょっと変わった発想に魅力を感じ今回プレイさせていただきました。

 

大まかなストーリーをお話しすると、サント=クレールという町に嵐がやってきた日、一匹のネズミが人間の落とし物を拾おうと避雷針に上ったことが運命の出会いで、避雷針に雷として落ちるはずだったスピリットガーディアンの「ルミオン」とネズミが衝突してしまい、ルミオンの力をネズミが宿してしまったところから物語が始まる。

 

ルミオンは元々、人々を救うためにサント=クレールにやってきたんだけど、スピリットガーディアンの力がネズミに宿ってしまったことによって、本来ルミオンがやるはずの仕事をネズミが代わりに引き受け、サント=クレールに住む人々を助けながら大冒険するっていう物語。

 

ゲーム内容としては主に、個性豊かな「キブリン」と呼ばれる小さな電気の精霊と一緒に電気の力を使ったパズル要素やクイズ要素などが含まれるクエストをクリアし、困っている人々を助けていくというもの。

ミッションをクリアすると人々から暖かい心の結晶が手に入り、これを全て集めるとゲームクリアとなる。

 

その他にも街中に隠された青い電球があり、全て集めるとメイン通りが電球で煌びやかになる。

 

全て集めなくてもゲームクリアすることはできるが、電球を集めると、フォトモードが解放されたり、街のマップなどが手に入るので是非集めてほしい。

 

収集アイテムとして探すのもこのゲームの醍醐味だと思うんだよね

 

街は主に4か所に区切られていて、フランスの小さな街のようなオシャレで丁寧な作りがされていました。

 

ゲーム全体は6時間程でクリアすることが可能で、ボリュームとしてはけして多くはないものの、素敵な体験をするのには十分な時間でした。

 

是非皆さんも小さなネズミになってサント=クレールの街を大冒険してみてはいかがでしょうか?

 

よかった所

心温まるストーリー

心優しいネズミが人間を助けると同時に精霊も助ける、めちゃくちゃ良心の塊でもあるネズミのストーリーがゲームを通して体験でき、心がほっこりした。

 

ただ町の中を駆け回るだけの3Dアクションゲームではなく、人間が今困っていることに対してひとつひとつ丁寧に助けていく描写が感動しました。

 

ラストシーンでは精霊すらも助けられない人をネズミが率先して精霊達を束ね、困難な人助けをする姿が感動するんだよね。

是非これは体験してほしい物語でしたね。

 

ネズミになって街を駆け回れる

人間にとっては小さな街でもネズミ視点から見ると広大な街で、それこそ大冒険しているかのような体験ができる。

 

街の作りも丁寧に再現されており、雰囲気がとてもオシャレ。

静かで優しいBGMが流れ、さも自分が小さなネズミになったような感覚になれる。

 

人間視点では気がつかなかったことや、ネズミ視点だからこそ気がつくところも再現されており、他には体験したことがない3Dアクションゲームでした。

 

気になった所

カメラの挙動や視点が悪い

主人公がネズミということもあり、視点が地面に近いことかが原因でカメラの挙動がおかしくなる場面があり画面酔いするほどカメラが暴れることがあった。

 

もう少しカメラの視点を引き気味で設定できたら画面全体を把握しやすかったのかな?と思いましたね。

 

どうしても地面に近い視点だと視野も狭くなってしまいますし、何度もいうように画面酔いしやすくなってしまう。

 

まとめ:the Spirit and the Mouse 精霊とネズミのおはなし

3Dアクションゲームが好きなユーザーや絵本のような体験がしたいユーザー、そして何よりネズミとなってオシャレな街を大冒険したいユーザーにおすすめのゲームでした。

 

大人はもちろんのこと、子供も楽しく遊べる内容になっていますので、是非色々なユーザーにプレイしてほしいゲームです。