ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『ソニックフロンティア』謎に包まれた電脳世界の謎を解き明かし仲間を救え!広大なオープンゾーンを駆け回る次世代のソニック!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、謎に包まれた電脳世界の謎を解き明かし仲間を救え!広大なオープンゾーンを駆け回る次世代のソニック!『ソニックフロンティア』のレビュー記事です。

 

何もない、ただ広いだけの草原を全力で気持ち良く駆け巡りたい!

そう思ったことはありませんか?

 

そんな方にオススメなのが、遂に発売された次世代のソニックゲーム!

 

初めはニンテンドーダイレクトで発売を知った時は声を出して喜んだ本作なので、遊ぶ前からものすごく期待していた作品でした。

 

今までソニックと言えばメガドライブのようなドット絵の2D横スクロールアクションのイメージが強いのですが、今回は全く新しい『オープンゾーン』というシステムなんですよね。

 

早速最後まで遊んだプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

ソニックシリーズが好きの方、探索ゲームが好きな方、3Dアクションアドベンチャーが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【10点】

 

  • オープンゾーンという全く新しいシステムの次世代ソニックゲーム

  • オープンワールではなく広大な箱庭タイプの3Dアクションアドベンチャー

  • 過去のソニックシリーズもストーリーに少し関わっている

 

作品紹介

ソニック、エミー、テイルスの3人は、カオスエメラルドの反応を追って、スターフォール諸島に向かっていたが突然トルネード号にトラブルが発生してしまう。

仲間たちとはぐれてしまうソニックは、気が付くと不思議な空間「電脳空間」に放り出されていた。
ソニックだけは「電脳空間」から脱出したものの、仲間たちは電脳空間に取り残されてしまう。
ソニックは無事に仲間達を救うことできるのか。

作品紹介
製品名 ソニックフロンティア
ハード PlayStation4PlayStation5SwitchXbox Series X/S
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 セガ
開発元 ソニックチーム
発売日 2022年11月8日

 

プレイ後の感想

今までソニックを遊んだことがない人でも絶対に夢中になれる次世代のソニック。
とにかく、探索、戦闘、ストーリー、過去ステージ、どれも最高のクオリティーかつグラフィックが綺麗でソニックと一緒に広大なオープンゾーンを駆け巡るさまが最高でした。

まず、絶対に外せないのがオープンゾーンについて。

 

オープンワールドと何が違うのか?ここが一番気になっている方が多いかと思いますが、オープンワールドは皆さんが知っての通り、ロードを挟まない広大なフィールドが広がるゲームのことですが、本作のオープンゾーンというものは、限りなくオープンワールドに近い『箱庭』の3Dアクションアドベンチャーという印象でした。

 

分かりやすくいうと『マリオオデッセイ』のオープンワールドみたいな感じでしょうか

 

広大なフィールドが広がっているのですが、ストーリーを進めないと行けない場所があったりするのでオープンワールドではないんですよね。

 

また、各ステージでカオスエメラルドを集めながら進むさまが『マリオでいうスターを集める』というような感じだったので、箱庭と表現させていただきました。

 

ただ、広いフィールドでカオスエメラルドを探索するだけではなく、電脳世界とよばれる従来のソニックステージも用意されていました。

ここでは横スクロールや奥スクロールといったステージがメインで、ステージ内の赤コインを集めたり、タイムアタックがあったり、ミッションをクリアすることに『カギ』が手に入るようになっており、その『カギ』でカオスエメラルドの封印を解くというもの。

 

更には電脳世界へ行くためには中ボスを倒して歯車を手にする必要があり、探索、戦闘、アクションと全てを堪能できるように設計されていて、「なるほどなー」とつい関心してしまうほどデキがよかったです。

オープンゾーンでは様々なところにギミックが用意されていたり、アスレチック型のステージも用意されていたり、ただ走っているだけなのに、ついつい夢中になってしまい時間を忘れて没頭することができました。

 

ギミックは主に謎解きがメインなのですが、どことなくフィールドに遺跡が多いことからゼルダの伝説を思い出させるような場面もありました。

 

そしてなにより驚いたのはグラフィックです。

 

今回僕はPS5で遊ばせていただきましたが、ものすごく美しいグラフィックでCGアニメを映画を見ているようでした。

 

switch版のグラフィックとは比較にならないほどで、switch版はどちらかといえばPS3ほどのグラフィックに思えました。

 

PS4はPS5と比べさほど気にならないレベルでした。

 

個人的には絶対にPS5で遊んでほしい作品ですが、持ってない方は是非PS4で遊んでほしいです!

 

よかった所

『オープンゾーン』の謎解きや探索型システム

従来のソニックと言えばスタート地点からゴール地点まで進む一本道のゲームだったのに比べ、本作は全く新しいシステム『オープンゾーン』を採用することにより、全く新しい次世代のソニックに生まれ変わっていました。

 

オープンワールドと言えばステージの境目がなく、広大なフィールドを想像しますが、オープンゾーンはあくまで広大な箱庭タイプのゲームで、簡単に説明するとマリオオデッセイのステージがものすごく広くなったイメージ。

 

次のステージへ進むにはカギや宝石を手に入れないと進めないことから、マリオでいうスターのようなものが用意されていました。

 

ただ広大な箱庭といっても探索要素が至る所に配置されておりアスレチック感覚で遊べました。

 

時には『ゼルダの伝説』のような雰囲気ある謎解きがあり好奇心が高まるようなギミックもたくさんありましたね。

 

とにかく広いフィールドをソニックならではの音速で走る爽快感は一度体験すればやみつきになる面白さがありました。

 

圧倒的爽快感とテンポが良い戦闘

本作にはソニックゲーム初めてのスキルツリーが登場しソニックの攻撃アクションが数多く登場しました。

 

敵を倒してスキルポイントを集めていくことによりツリーが解放できる一般的なシステムです。

 

個人的には色々な攻撃アクションが増えて嬉しいのですが、攻撃アクションのコマンドがちょっと難しくて取っつきにくいという方も居るかもしません。

 

そんな方にも救済措置が用意されていて、今まで覚えた攻撃アクションを自動で最適化し□ボタン連打で技を繋げてくれるスキルが用意されていました。

 

簡単言うとボタン連打で必殺技を自動的に出してくれるってこと

 

これによって、戦闘が苦手な人はもちろんのこと、爽快なコンボアクションを楽しみたい方にも刺さるようになっていて遊んでいてめちゃくちゃ気持ちよかった。

 

従来のソニックステージ『電脳世界』

本作では全く新しいオープンゾーンというシステムを取り入れていますが、従来のソニックゲーム、いわゆる横スクだったり奥スクもしっかり用意されていて、昔からのファンも楽しめる内容になっていました。

 

本作ではそういった昔のソニックゲームのステージを『電脳世界』と呼び、オープンゾーンで探索した際に手に入れる歯車を使う使うことで遊ぶことができるようになります。

 

電脳世界ではタイムアタックが用意されている他、赤コインを集めるミッション、ゴールした際のリング数のミッションなど、やりこみ要素がしっかり用意されていました。

 

本編をクリアするのに、そこまで必須条件ではないものの、昔からのソニックファンならついつい全てのミッションをクリアしたくなるようになっていたので、僕も100%クリアを目指して夢中になれました。

 

最高峰のグラフィック

本作は、PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox Series X/Sとマルチ展開され、僕はPlayStation5版をプレイしました。

 

やっぱり次世代ハードということもありグラフィックが驚くほど綺麗で没入感があり、ソニックと一緒に駆け巡る爽快感が最高でした。

 

PS4はPS5に比べ多少グラフィックは落ちるものの、まだ許せる範囲なのですが、残念ながらSwitchに限っては許せないほどグラフィックがスカスカでした。

 

例えば1ステージの林を観ても分かる様に、葉がスカスカだったり、草むらがスカスカだったり、どうしてもSwitchの場合ハードのスペックがPlayStationに劣ってしまうので仕方ないと言えばそうなのですが、ソニックのようなゲームはやはりPlayStationで遊ぶことをオススメします。

 

過去のソニックシリーズとの繋がり

はっきりとした繋がりはないものの、ストーリーの中で過去のソニックシリーズのシーンを振り返る描写が所々でてきました。

 

僕は過去のソニックシリーズを遊んだことがないので、理解することができなかったのですが、従来のファンからしたらたまらないものがあったのではないでしょうか。

 

気になった所

電脳世界のリスタート

電脳世界では4つのミッションが決められており、中でもタイムアタックが一番難しく苦戦するミッションなのですが、途中で思った通りの動きができなかった時、リスタートして初めからやり直したいっていうときありますよね。

 

ただ、本作の場合リスタートするのにメニュー画面を開き、初めからやり直すという項目を選択するまでにボタンを数回押さなきゃいけなくて、これがちょっと面倒でしたね。

 

苦手なステージの場合、何度もリスタートを繰り返すことになるので、いちいち選択させるのが煩わしかった。

 

ボタン一つか二つ程度ですぐ始められれば今よりも楽だったかな。

 

リング数と高速移動

本作でもソニックの体力はリング数となっていて、リング数の最大値を増やすことにより、体力がアップしていくというシステムだったのですが、ここでひとつ僕敵には気に合ったことがありまして、最大リング数を貯めることにより、ソニックが高速移動をすることができるようになります。

 

逆に言えば最大リング数を保持できない場合は高速移動が使えないんですよねー

 

せっかく体力をアップしてゲームオーバーしにくくはなったものの、一度敵に攻撃を食らってしまうと結構なリング数を失ってしまうので、高速移動する為にはまた集め直さなきゃいけない。

 

なので、高速移動をメインに突っ走りたい方は体力アップをしないことをオススメします。

 

もちろんその場合、敵の攻撃を連続で食らうとすぐにゲームオーバーになってしまいますが、敵の攻撃は意外と単調ですし、しっかり攻撃アクションを覚えていれば、さほど苦戦することもありませんでした。

 

まとめ:ソニックフロンティア

期待はしていたものの、予想を遥かに超える面白さに大満足でした。

今後ソニックの新作が作られるとすればフロンティアをベースにして新作を作ってほしいと思えるクオリティーでした。

 

ソニックってあまり知らない、遊んだことがない、本当に面白いの?と思う方にこそ遊んでほしい絶対に損はしない最高のゲームでした。