【レビュー】『Pumpkin Jack(パンプキンジャック)』カボチャのジャックになってカートゥーン調なホラーの世界を大冒険するアクションアドベンチャー！【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

今回は、カボチャのジャックになってカートゥーンなホラーの世界を大冒険するアクションアドベンチャー！『パンプキンジャック』のレビュー記事です。

2020年11月にNintendo Switchで海外をはじめ、日本でも発売されており、めちゃくちゃ欲しい！と思っていたパンプキンジャックが2021年2月にようやくPS4版でもリリースされ、早速買って遊んでみました！

一応日本でも発売されるとは言われていますが、今のところPS4版はダウンロード専用で海外のみ発売されています。

（2020年11月26日にはSwitchで配信され、2021年5月17日に日本のPlayStation Storeでも販売が開始されました。）

日本からでも北米のアカウントさえ作っちゃえば購入する事ができます。

んで、早速遊んでみたんだけどめちゃくちゃ面白い！

雰囲気はいいし、音楽は最高だし、アクションはクセが全くなくサクサク進められるし、ド派手なアクションはないものの、正統派な3Dプラットフォームのアクションゲームでした。

そんなパンプキンジャックを最後まで遊びましたので、率直な感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

カラフルでカートゥーンな世界観が好きの方、かわいいホラーが好きな方、3Dアクションアドベンチャーゲームが好きな方におすすめのゲームです！ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【8点】

• 操作性抜群でサクサク進められるアクションゲーム

• 音楽が雰囲気とピッタリでさらに盛り上げてくれている

• カートゥーンな色鮮やかなちょっと可愛いホラーゲーム

作品紹介

作品紹介
製品名	Pumpkin Jack(パンプキンジャック)
ハード	PlayStation4、Switch
ジャンル	3Dアクションアドベンチャー
発売元	Headup Games、Beep Japan、ヒットポイント
開発元	ニコラス・メイソニエ
発売日	2020年11月26日（Switch）、2021年5月17日（PlayStation4）

プレイ後の感想

正統派3Dプラットフォームのアクションゲームで、雰囲気、音楽、アクションともにどれも最高で面白く、声を大にしておすすめしたい作品です。

まず、雰囲気がもう最高だね！

ホラーというよりもハロウィンホラーに近い雰囲気で、【暗くて怖い】というものではなく【カートゥーン調なカラフルで不気味】というようなアメリカンチックな可愛らしい雰囲気でした。

似たような作品で『メディーバル』というゲームがあるのですが、『メディーバル』よりも子供向けに作られているようなキャラクターデザインでした。

かと言って、子供だけが楽しめる内容だけではなく、しっかり大人でも楽しめるようになっています。

何よりグラフィックが綺麗なのは言うまでもないのですが、『音楽』がとにかくいい。

サントラがあったらマジで欲しいー！

この音楽の中、カートゥーンなハロウィンホラーの世界を大冒険できるんだから絶対に面白いんですよー！

戦闘アクションもめちゃくちゃ簡単で、攻撃ボタンを連打していれば勝手にコンボが決まっていきます。

ただ、それだけではなくダッシュ中に攻撃したり、ジャンプ中に攻撃したりすると、武器ならではの特別な攻撃アクションが出せるので、敵によっては武器を変えて戦闘を楽しむこともできます。

武器の中にはホラーな雰囲気に合う、鎌があったり、ショットガンがあったり、形を変える魔剣があったり、ユーモア溢れる武器が多数ありました。

また、残機数がないので死んでもゲームオーバーにならずリスタートも早い、更にこまめにオートセーブもされるので、スタート地点からやり直すこともなく、ストレスなくサクサク進められました。

ボス戦もただ攻撃するだけというものではなく、ボスが攻撃している間はしっかりと避けつつ、隙を見て攻撃しないとダメージが入らないようなシステムになっているので、ゴリ押しはできず、しっかり戦っている感覚が楽しめます。

とにかく、マイナスなところが全くなく最初から最後まで楽しくプレイすることができた作品でした。

よかった所

カートゥーン調の可愛いグラフィック

色使いが柔らかかくて綺麗でした。

基本的に暗いステージが多かったのですが、 建物や敵の攻撃、周りがカートゥーン調だったので暗さは気にならず、むしろ可愛いとまで思えた。

雰囲気抜群の音楽

後半のステージになってくると静か目の音楽が多かったですが、序盤は雰囲気ある音楽だったり、特にボス戦が結構盛り上がる曲が多かったです。

ハリーポッターで流れるような曲調だったり、ナイトメアビフォアクリスマスで流れるような曲調だったり、ちょっと不気味な雰囲気なんだけどカートゥーン調のグラフィックに合う可愛い感じだった。

僕の中で音楽はゲームのイメージを一番作り上げるものだと思っているので、かなりよかった。

王道の3Dアクションゲーム

本作をプレイしてまず思ったことは、最近のゲームシステムなどはあまり採用せず昔ながらの3Dアクションゲームを今風に再現しているところ。

なので、難易度はかなりイージーに作られており、誰でも気軽にプレイできる難易度だった。

雑魚敵の火力がちょっと高く感じたけど、色々なところに配置されている木箱や樽を壊すと、中から回復アイテムが結構たくさん出てくるので、雑魚敵から受けるダメージは大きいものの、すぐに体力を回復することができるのでイージーに感じました。

また、3Dアクションゲームならではのパズル要素やボス戦に対し、懐かしさを感じる作りになっているので、PS2時代のゲームが好きなユーザーはハマるかと思います。

英語が分からなくても普通に遊べる

後々、日本語版も発売されるらしいのですが、我慢できず今回北米を買ってみました。

言語設定のところに日本語がやはりなかったので、渋々英語で遊んでみましたが、遊ぶ分には全く問題なく遊べました。

ストーリーはやっぱり英語なので理解するのは難しいですが、単純にアクションゲームとして遊べればいいという人は何も気にすることなく遊べます。

ストーリーもしっかり理解しながら遊びたい！と思っている方は日本語版が発売するまで待ったほうがいいかもしれませんね！

気になった所

日本語訳だけがなかった 

※現在は日本語対応されています。

ゲームそのものは素晴らしく面白かったけど、やっぱり言語がどうしてもねー。

英語、フランス語、中国語と色々な言語が設定で選択可能だったのに日本語だけがなかったのがちょっと残念だった

多分だけど、後々日本語版が発売されるから、あえて北米版では日本語設定をできないようにされているのかもしれないです。

ただ、わるかった所という評価にするのには抵抗あったけど、一応ちょっと残念だったかなーと思ったのでこちらの評価に書かせていただきました。

ボリュームが薄い

元々ゲーム全体は6時間ほどあれば遊び終えちゃう程のボリュームなので、ボリューム不足を感じました。

そろそろゲーム中盤かな？と思って進めていて、ボス戦が始まりボスを倒したら急にエンドロールが流れて「え！？今のラスボスだったの？」と思ってしまうほどでしたね。

クリア後はステージ選択ができるようになり、各ステージに隠されているドクロを回収するとジャックのスキンが手に入るようになっていますが、わざわざ全て集めようとも思えず、そもそも1周目でほとんど回収できるんですよね。

ただ、インディーゲームですし、本編は楽しく遊べたのであまり贅沢言っちゃダメですよね。

ド派手なアクションが欲しかった

作中で使える武器が、魔剣っぽいやつとか、大鎌とか、黒魔術みたいな魔法とか見た目が派手っぽいんだけど、言うほど派手な必殺技だったりアクションがなかった。

どちらかといえばちょっと地味？にも思える程だったので、後半だけでもいいから必殺技みたいなもので周囲の敵を一瞬で倒す！みたいなアクションは欲しかったなーと個人的には思いました。

動画でご紹介

実際のプレイ動画を観て雰囲気だけでも伝われば嬉しいです！

【Pumpkin Jack】 探索編【パンプキンジャック】

【Pumpkin Jack】ボス戦【パンプキンジャック】

まとめ：Pumpkin Jack(パンプキンジャック)

ゲーム全体のボリュームは少なめだったけど、昔ながらの3Dアクションアドベンチャーを思い出させてくれるクオリティーで、この手のゲームが好きな人は絶対遊んで欲しい作品でした。

最近、こういったゲームが増えてきているので個人的にはめちゃくちゃ嬉しいんですよねー！

何度も言いますが、日本語版はまだ発売されていないけど、米アカウントさえ持っていれば購入することができるので、気になる方はチェックしてみてね。

ではでは最後まで読んでいただきありがとうございましたー！