ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『フォーエバーブルー ルミナス』約15年ぶりの新作!広大な海で500種類以上の魚と戯れることができるダイビングゲームの金字塔が遂に発売!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、約15年ぶりの新作!広大な海で500種類以上の魚と戯れることができるダイビングゲーム『フォーエバーブルー ルミナス』のレビューをさせていただきます。

 

本作は約15年ぶりに最新作として発売されたフォーエバーブルーシリーズ。

 

500種類以上の海洋生物と戯れたり、300種類以上のお宝を探したりと、一見ダイビングの体験をここまでリアルに再現しているの!と思いがちですが、実際にプレイしてみると期待を裏切られる体験でした。

 

そんなフォーエバーブルー ルミナスを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

フォーエバーシリーズが好きの方、ダイビングが好きな方、魚が好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【2点】

 

  • ストーリーがなく単調な作業ゲー

  • 海の中がスカスカで探索が全く面白くない

  • オンラインで友達とワイワイ遊ぶには楽しいかもしれない

 

作品紹介

作品紹介
製品名 フォーエバーブルー ルミナス
ハード Switch
ジャンル アドベンチャーゲーム
発売元 任天堂
開発元 アリカ
発売日 2024年5月2日

 

プレイ後の感想

今回ストーリーやお宝探索を期待しプレイさせていただきましたが、ゲーム全体がオンライン前提の作りになっていてソロでプレイしたいと思っている方にはあまりおすすめできない内容となっていました。

 

まず、ゲームを始めるとタイトル画面やオープニングなどはなく、いきなり海中から始まり、世海樹という珍しい木が枯れそうだから救ってほしいというところからスタートする。

 

僕はまず自由に海底を探索する前に、ストーリーを楽しみたかった。

ゲーム選択画面では、オンラインで楽しむ、ソロで探索を楽しむ、ストーリーを楽しむと3つの項目があったからです。

 

そして早速ストーリーを選択すると、なにこれ?

ストーリーという名のチャプターごとに分かれたサブミッションのような短いブツ切りの何か。

 

とてもじゃないけど、ストーリーとは呼べない。

後で気になったところで詳しくご紹介しますが、マジで苦痛でした。

 

僕はただストーリーを楽しみたいだけだったのに

 

そして、本作の醍醐味でもある海底探索、いわゆるスキューバーダイビングですね。

 

本作はゲームということもあり、酸素ゲージはなく、ずっと海底に潜っていられます。

この点に関しては僕はよかったと思いました。

 

酸素ゲージの管理があると結構面倒くさいですし、そこまでリアルは必要ないかな?と思うので。

 

ただね、それ以外がほとんどダメ。

 

まず探索なのですが、海底がスッカスカ。

これも、気になったところで詳しくご紹介しますが、マジで何もない。

 

これがPS2やWiiのゲームならまだしも、他のswitchのゲームと比べてこのクオリティはいかがなものか。

 

一応、サンゴ礁や海藻などがあるエリアもあるが、あくまで一部なんですよね。

 

先日フォーエバーブルーシリーズについてご紹介した動画をアップさせていただいたのですが、視聴者様の中にはPS5でプレイしたかったというコメントがちらほらあり、確かに綺麗なグラフィックでプレイしたいよなーと気持ちは分かります。

 

ただ、switchのゲームながら今作は言うほどグラフィックは悪くなく、どちらかと言えば綺麗な方なのに、海底がスッカスカなのでとても残念。

 

これだと探索したくても出来ないよね

 

そして、一番気になったのは生き物の生態系。

本作は海洋生物500種類以上が登場するのですが、ギュっと詰め込みすぎて、どうしてこの生き物がここにいるの?と疑問に思う場面があるんですよね。

 

そこはゲームだからと言われればそうなのですが、海洋生物を売りにしているゲームだと思うので、そこは多少リアリティがほしかったかなーと。

 

しかも3時間~4時間ほどプレイしただけで半分の250匹ほど図鑑が埋まってしまったので、長くプレイするゲームとはあまり思えなかった。

 

また、お宝探索もワクワクしなかった。

 

適当に泳いでいると、海底で光るアイコンが現れ、Aボタンを押して回収していく。

回収したからって何かがあるわけでもなく、ただコレクションが増えていくだけ。

 

これだと探索して見つける意味があまり感じられないよね。

 

また、今作で潜るベールド海は潜るたび姿が変わるというシステム。

これに関しては面白かった。

 

難破船が出てくるマップもあれば、コロッセオのような世界遺産のような遺跡が出てくるマップもある。

 

ただ、とはいえ海底がスカスカなので、確かにマップは変わっているのだろうけど、なんか微妙なんだよね。

 

海底や海洋生物の神秘さや感動やワクワク感が全く感じられず、美しいBGMが流れているわけでもなく、何をやっているんだこれ?という感覚。

 

ただ、唯一よかったところは、海洋生物全てに解説がついていること。

どういう魚なのか詳しく紹介されるので、魚好きとしては嬉しいのかな?と思うけど、僕はそこまで魚好きではないので、あくまで想像の話しになってしまいますけどね。

 

水族館で何時間も魚を眺めていられる人は面白いかも?

 

探索やスキューバダイビングといったところに期待している人にはこのゲームおすすめできません。

 

よかった所

よく言えば癒し

今作に関しては非常に残念で正直あまり面白いところを探すのが難しかった。

強いて言うなら癒しといったところですが、これも正直無理やり良く考えればといったところ。

 

先ほどもご紹介したのですが、魚が純粋に好きな方は楽しめる内容となっていますが、かなり人を選ぶゲームだと思います。

 

気になった所

ストーリーをプレイしたいのに

まず結論から言うとストーリー性が全くない。

 

一応ストーリーという項目はあるものの、チャプターごとに分かれていて、支持されたことを淡々とこなしていくだけ。

 

いわゆるサブクエをこなす感じですね。

なので皆さんが思い描くストーリーはほぼ無いです。

 

そして、新しいストーリーに進むには魚をアンベール、すなわちスキャンする必要があるのですが、このアンベール数が毎回多すぎる。

 

500匹とか1000匹とか要求される。

 

同じ種類の魚をたくさんアンベールしても良いが、一度アンベールした魚は数に含めることができないので、アンベールする魚を探して海を探索するのですが、これプレイして思ったのが、色々な魚に触れながら自然とアンベールをし、ストーリーを進めてくださいという趣旨だと思うのですが、僕はその逆で、ストーリーを進めたいが故にアンベールしていたんですよ。

 

さらに厄介なのが後半。

後半になると『ツクモ盤』という実績のような物を全て埋める必要があるのですが、これを一人で埋めようとすると何時間もかかり、虚無の状態になる。

 

もはやダイビングを楽しむゲームではなく、ツクモ盤を埋めるゲームなんですよね。

 

でもこれ、オンラインでプレイするとそこまで時間が掛からないんですよ。

なので本作はストーリーがメインではなく、『オンラインで皆で楽しんでね』が前提のゲームとなっています。

 

なのでソロでプレイすると作業感をものすごく感じ、素直に海底を探索できなかった。

 

魚たちの密度

一か所に色々な魚が泳いでいて一気に多種類の魚を発見できるのは良いが、逆に魚を探す楽しみや、何故この魚がここに?と疑問に思うような魚も居て、生態系がよくわからないことになっていた。

 

ストーリーでも出てくる世海樹が原因なのかもしれないが、ここは逆にリアルに再現してほしかったところですね。

 

色々な種類の魚を観ることができるのは評価が高いが、魅せ方が雑に感じてしまった。

 

海底がスカスカ

これはswitchのスペックの問題なのか、このゲームの問題なのかは分かりませんが、海底がスッカスカ。

 

魚のグラフィックや種類に力を入れすぎたせいなのか、海の中がマジで何もない。

 

たまにサンゴ礁や海藻などありますが、それも一部のエリアだけで、見渡す限り岩と砂といったところですね。

 

イメージしていたのものは、もうすこしリアルな海底だったので残念。

 

また、難破船海底溶岩のようなものが公式HPで映像がチラっと映っているが、毎回遭遇するわけではなく、ランダムに生成されるマップで運がよければ出会えるといった感じですね。

 

まとめ:フォーエバーブルー ルミナス

15年ぶりの最新作なので、かなり期待していたけど思いのほか期待していたようなクオリティではなかったですね。

 

今回、オンラインではプレイせずソロでプレイさせていただきましたが、きっとオンラインに繋いで友達とワイワイプレイすると面白いのかもしれません。

 

今までのシリーズの内容はそのままに+αでオンライン要素だったり、ルミナスの新しいシステムが加わればよかったけどなー。

もし、次回作があればその時こそ期待したいですね。