ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『Castle On The Coast(キャッスル オン ザ コースト)』史上初?キリンが主人公のステンドグラス風のグラフィックが美しい3Dアクションゲーム!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、史上初?キリンが主人公のステンドグラス風のグラフィックが美しい3Dアクションゲーム!『Castle On The Coast(キャッスル オン ザ コースト)』のレビューをさせていただきます。

 

一目見てグラフィックが綺麗で、どことなくニンテンドウ64時代のレトロゲームを彷彿とさせるゲームで、主人公がまさかのキリンという斬新なキャラクター設定に惹かれプレイさせていただきました。

 

日本語対応してないゲームでしたが、内容もレトロゲームっぽい3Dアクションゲームで言語関係なく直感で遊べるゲームでした。

 

そんなCastle On The Coast(キャッスル オン ザ コースト)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

3Dアクションゲーム好きの方、インディーズゲームが好きな方、洋ゲーが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【2点】

 

  • ステンドグラス風の美しいグラフィック

  • 主人公がキリンという斬新なキャラクター設定

  • フレームレートが低く3D酔いする人は要注意

 

作品紹介

作品紹介
製品名 Castle On The Coast(キャッスル オン ザ コースト)
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox Series X/S
ジャンル 3Dアクションゲーム
発売元 Klabater
開発元 Big Heart Productions
発売日 2021年12月2日

 

プレイ後の感想

フレームレートが低くカメラ操作が不安定で3D酔いする残念なアクションゲームっていう感じでした

 

今回僕はswitch版をプレイさせていただきましたが、とにかく酔った。

数多い3Dアクションゲームをプレイしてきた僕ですが、ここまで3D酔いするゲームは初めてと思うほどフレームレートの低さとカメラ操作の不安定が目立つゲームでした。

 

まずストーリーを軽くご紹介すると、『とある城に3人の魔法使いが居て、そのうち1人の魔法使いが残り2人の魔法使いから恨まれており、ちょっとした争いごとが起きているところに、キリンの主人公ジョージが現れ、3人の魔法使いを和解させる』というのが主なストーリー。

 

主人公がキリンというデザインも驚いたけど、ストーリーもちょっと斬新だよね。

仲間内の喧嘩を止めていくっていうストーリーはあまり聞いたことがないですからね。

そして、本作は大きな城の中を冒険する3Dアクションゲーム。

 

グラフィックは独特でカートゥーン調っぽいですが、ステンドグラスのような他のゲームでは見たことがないグラフィック。

 

けしてめちゃくちゃ綺麗とは言えないが、どことなくニンテンドウ64時代を彷彿とさせるレトロゲームっぽさがありました。

 

主に箱庭ステージのギミックを潜り抜けて、扉を開ける鍵や新しいステージの道を開く輝く石を手に入れクリアしていくというもの。

キーアイテムの他に、ステージのあちこちに落ちているフラワーを手に入れることにより、ジョージのスキンが解放され、水の中でも酸素が減らないスキンや見た目が可愛い恐竜になれるスキンなど、収集要素もありました。

 

ギミックは至って平凡で、謎解きや難しさはなく、誰でもクリアできるような難易度でした。

通常ステージとは別に多次元空間のステージがあり、こちらは多少難易度が上がったステージが多かったとはいえ、全く持って難しくも工夫もない、ボスのような強敵がいるわけでもなく、面白いミニゲームがあるわけでもなく、淡々とステージをクリアしていくだけのゲームで面白さに欠けましたね。

 

今回セールで400円で購入しましたが、定価の1,750円を払うにはちょっと厳しい内容だったかなと、おすすめできないゲームでした。

気になっている方はセールで買うといいです。

 

よかった所

ステンドグラス風のグラフィック

ゲームとしてはあまり良い評価ができない本作ですが、グラフィックに関しては個人的には好きです。

 

というのも、他のゲームであまり見たことのないグラフィックだったし、レトロゲームを彷彿とさせるデザインが逆に味があって好き。

 

観る人にとっては目がチカチカして痛くなりそうですが、世界観に個性があってこれはよかったです。

 

レトロゲームを彷彿とさせる

先ほどから何度もご紹介していますが、この古臭さな雰囲気が個人的には好きでしたね。

 

どことなく懐かしさを感じるし、ニンテンドウ64っぽい雰囲気をわざと出しているなら逆に成功と言えると思う。

 

だからこそ、ゲームそのものがあまり面白くなかったので残念に思う気持ちが大きくなってしまいました。

 

せっかく箱庭にしているのならボスと戦ったり、新しいアクションを覚えたり、マリオ64のようなアクションゲームだとよかったよね。

 

でも、こういったゲームが今も最新ゲームとして遊べるのは嬉しいですね。

 

気になった所

操作性とカメラワークが悪い

これにはビックリした。

まず、操作性だがモッサリしているというよりも無重力空間にいるようなふわふわした動きで、慣れることがなかった。

 

掴みどころがないというかメリハリがないというか、操作している感覚すらなく、気持ち悪かった。

それに相まってかカメラの挙動も悪く、画面がふわふわしていてマジで気持ち悪かった。

 

ゲームをクリアするのに避けては通れない多次元空間のステージは、もともと時空が歪んでいるグラフィックなので、これはどう考えてもプレイヤーを酔わせにきているだろと思ってしまうほど。

 

フレームレートは体感30もでていないような、それこそニンテンドウ64のゲームに近い印象でした。

 

今回、switch版をプレイしたからここまで酷く感じたのか、プレイステーション版ではフレームレートが上がっているのか、そこは分かりませんが正直3Dアクションゲームに慣れている僕ですら酔うので、普段あまりプレイしないユーザーにはおすすめできない。

 

日本語字幕がない

これは仕方がないことですが、残念ながら本作は日本語でプレイすることができません。

なのでストーリーを理解することはまず無理で、アクションを楽しむだけのゲームとなっています。

 

ただ、その肝心のアクションがこうも評価が悪いので、結局ゲームとしてどうなんだ?と思う始末。

せめてswitchで発売するなら翻訳はしてほしかったですね。

 

まとめ:Castle On The Coast(キャッスル オン ザ コースト)

あまりゲームを下げるような評価はしたくないのですが、中には本作のようにしっかりダメなゲームはダメと評価しなくてはいけない場合もあるので、今回はこのような酷評にさせていただきました。

 

どうしても見た目が可愛いが故にお子さんが買ってしまうケースもあると思うけど、これを買うなら絶対に他のゲームを買った方がいいですね。

 

僕のように物好きの人は是非プレイしてほしいですが、それでも定価ではなくセール価格が真っ当なゲームでした。