ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

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【レビュー】『クロックアドベンチャー』小さなワニのクロックが両親を探す旅に出るアクションアドベンチャー【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

本日は、小さなワニのクロックが両親を探す旅に出るアクションアドベンチャー『クックアドベンチャー』のレビュー記事です。

 

子供のころTVCMを観てすごく興味があったゲームなのですが、お小遣いでは買えず泣く泣く諦めていたゲームだけあって、満を持して今回遊ぶことができました。

 

そんなクロックアドベンチャーを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

アクションアドベンチャーが好きな方、レトロゲームが好きな方、高難易度のゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【4点】

 

  • 昔懐かしい王道の3Dアクションアドベンチャー

  • カメラワークと操作性が悪くかなり勿体ない作品

  • 難易度が鬼難しい

 

作品紹介

主人公クロックは両親を探す旅にでるものの、旅先で『復活した男爵ダンテ』から仲間である発明家のゴボがさらわれたと知り、両親を探しながらゴホも救う壮大な冒険をすることなる。

作品紹介
製品名 クロックアドベンチャー
ハード PlayStation
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Fox Interactive、 マイクロソフト、 THQ、 コーエー、 インタープレイ、 コーエーテクモホールディングス
開発元 アルゴノートゲームス、 ナツメアタリ
発売日 1999年6月30日

 

プレイ後の感想

キャラクターデザイン、世界観、ゲーム性とレトロゲームの味が出ていて大人になっても楽しめる王道の3Dアクションアドベンチャーの内容になっているのですが、操作性とカメラワークが悪すぎて全体の難易度が高くなってしまっている残念な作品でした

 

本作は1997年12月18日に発売された『クロック!パウパウアイランド』の続編で、前作はパズルアクションゲームだったのに比べ、本作はクラッシュバンディクーやバンジョーとカズーイの大冒険を意識して作られたとされる3Dプラットフォームで展開されたアクションアドベンチャーとなっています。

とにかく残念だったのはカメラワークと操作性について。

 

まず、カメラワークなんだけどクロックが向いている方向に自動的にカメラが動くシステムなんだけど、これがものすごく鬱陶しい。

 

プレイヤーは一切カメラ操作ができないので、瞬時に周りを見渡したくてもいちいちクロックをその方向へ向けさせなければならない。

 

更に、クロックをジャンプさせるとカメラも一緒に視点が動くので3D酔いしやすい人は間違いなく酔う。

 

足場から足場へジャンプして移動する際、カメラも一緒に動くので距離感が掴めず、すぐに落下してしまう。

 

操作性にも問題があり、進行方向を押しながらジャンプすると、少しラグが発生し、3歩ほど進んでからジャンプするんですよね。

 

なので、いわゆる『ギリジャン』をするのが凄く難しい

 

足場から足場へ飛び移るとき、連続ジャンプをして飛び移ろうにもラグが発生するから大体落ちる。

 

ひとつひとつの足場で一回着地をし、コントローラーから手を放しては進行方向キーとジャンプキーをほぼ同時に入れないと飛び移れないので、スムーズなアクションができずストレスが溜まりました。

また、ロープにぶら下がり足場へ飛び移る際の操作性も悪く(ドンキーコングでよく見るロープアクション)、ロープから助走をつけて飛び移る際も、タイミングがシビアすぎて足場を飛び越えてしまったり、手前で落下してしまったり、ここまでジビアにする必要ある?という印象でしたね。

 

その他は昔懐かしいレトロゲームとして完成度は高く、癖になる面白さがあっただけに、カメラと操作性が台無しにしていてものすごく残念な作品となっていました。

 

最近海外ではこういったゲームのリマスターが流行っているので、是非クロックアドベンチャーもリマスターしてほしいですね。

 

よかった所

王道の3Dアクションアドベンチャー

ゲームそのものは楽しかった。

全4ワールドで1ワールドにつき5ステージほど用意されている箱庭タイプ。

 

ステージの中では様々なギミックをクリアしゴールを目指すもので、クラッシュバンディクーに近いものを感じました。

 

ステージ内には白ダイヤが100個、カラーダイヤが5個隠されており、白ダイヤ100個取ると体力が全回復する。

 

カラーダイヤは5つ取るとボーナスステージへ挑戦することができ、このステージをノーミスでクリアするとトロフィーが手に入る。

 

1ワールド全ステージのトロフィーを手に入れるとジグソーピースが手に入り、全ワールドでピースを手に入れると、何かが起こるらしいが、このボーナスステージがかなり鬼畜。

 

一度でもミスをすると失敗となり、再挑戦するには再びステージを始めからプレイしカラーダイヤを揃えないといけない。

 

この鬼畜仕様が評価が悪くしていて、一度カラーダイヤを手に入れたんだから、何度でもボーナスステージを挑戦させてほしかった

 

それでもゲームとしては完成度は高く、難易度設定さえもう少し低ければ楽しく遊べたかな。

 

気になった所

ここまで色々ご紹介してきた通り、カメラワークと操作性が気になったところですね。

その他については、これといって気になったところはなく、遊んでいて普通に面白かった。

良い意味でも難易度が高いため、長い時間遊べますしね。

 

まとめ:クロックアドベンチャー

クラッシュバンディクーをかなり意識して作られているように思えるところが色々あったのですが、やっぱりクラッシュを超える面白さはなかったですね。

 

これはこれで面白い作品だったのですが、最後の詰めが甘いといったところでしょうか。

ただ、3Dアクションアドベンチャーのゲームが好きな方には是非遊んでほしい作品です。