【レビュー】日本未発売PS2『PK アウト オブ ザ シャドウズ』ゲームシステムは面白いのに圧倒的にボリュームがなく残念【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

本日は、ドナルドと一緒に宇宙の悪と戦う『PK アウト オブ ザ シャドウズ』のレビュー記事です。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

ドナルドが主人公のゲームはファミコン時代から日本でも色々発売されてきて馴染みがある人も多いかと思いますが、本作は今までのドナルドのゲームとは雰囲気がちょっと違っていて、アメコミ風のグラフィックデザインで、ドナルドっぽくない、宇宙の悪と戦う物語のゲームです。

主人公がスーパーヒーローになってカッコイイ光線銃で敵を倒す姿なんて男のロマンですよねー！

そんな男のロマンをドナルドが叶えてくれるってわけです。

アメコミ好きの方、ドナルドが好きな方、3Dアクションゲームが好きな方、ぜひ参考にして下さい。

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【4点】

• 自由度は少なく一本道で進んでいく

• 圧倒的にボリュームが足りない

• やっていることが単調すぎる

作品紹介

作品紹介
製品名	pk out of the shadows
ハード	プレイステーション2
ジャンル	3Dアクションアドベンチャー
発売元	Ubi Soft
開発元	Ubi Soft Montreal
発売日	2002年10月4日

プレイ後の感想

率直な感想としてはオススメできない酷い内容でした。

まず、プレイ時間ですが3～4時間あれば全クリ出来てしまうほど圧倒的にボリュームが少なすぎる。

え？もう終わり？なんじゃこりゃ？気がついたらエンドロールでした。

ゲーム内容はいたってシンプルでほぼ一本道の宇宙船らしきところをひたすら真っ直ぐ進むだけ。

一応、道中には敵が出てきて、光線銃で倒しながら進むという感じ。

戦闘はラチェット＆クランクにちょっと似ている感じだけど、あそこまで爽快感はなかった。

全体的にボリューム不足なので謎解きだったり、ボス戦などもほとんどなく、本当にひたすら進むだけの内容でした。

一応ラストに悪の根源であるいかにも悪さそうなダックがでてきて倒せばゲーム終わり。

正直レビューを詳しく書くほどでもないゲームと言う感じですが、一応ご紹介したいところはありますので、『よかった所』『わるかった所』を掘り下げてみます。

よかった所

グラフィックがアメコミ風で綺麗

スライクーパーのようなアメコミ風な演出だったりグラフィックでとても綺麗でした。

日本のゲームにはない、いい意味でのクセのあるグラフィックなので、こういうのが好きな人には好かれるかと思います。

わるかった所

圧倒的にボリューム不足

何度もご紹介しているとおり、3～4時間ほどでサクっと全クリできてしまうゲーム。

ボリューム不足とか残念というよりも『もったいない』という気持ちになった。

一本道で単調するぎる

途中、砂漠？っぽいステージがあるものの、終始ずっと宇宙船？の中で同じ景色が続くだけ。

アクション要素は一応ホバリングだったり、グラップルでぶら下がったり、それっぽいアクションはあるのですが、逆にもったいない。

豊富なアクションがあるならそれに見合ったステージをたくさん作ってほしかった。

そもそもステージという概念もあまりなく、ずっと1つのステージにいる感じでした。

各国の言語でフルボイス

悪かったとまでは思わないのですが、このゲームがここまでボリューム不足なのってコレが原因なんじゃない？と思うことがあって、それが『フルボイス』です。

本作は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語と全て違う言語でフルボイス化されていました。

ゲームを始めるときにどの言語で遊ぶか選択するようになっているのですが、PS2でこれだけの言語をフルボイス化させたら、そりゃ容量なくなるよなーと思いました。

ボイスは英語のままで、字幕だけ各言語に対応すればよかったのにと思いましたね。

確かに類を見ない珍しい試みなんだろうけど、そこは誰も求めていないような気がする笑

まとめ：PK アウト オブ ザ シャドウズ

今回のレビューは辛口になってしまいましたが、僕の正直な感想なので本作のファンの方には大変申し訳ございません。

ゲーム全体を見て、『良かった』『悪かった』と評価する前にゲームが終わってしまった感があったので、どう評価していいのかわからないゲームでした。

僕は2500円前後で購入しましたが、日本だと100円ワゴンに並ぶようなクオリティーのゲームなので、正直オススメはしません。

ネタとして遊んでみたいという人にオススメします。

Pk: Out of the Shadows