ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『The Gunk(ザ ガンク)』美しくも幻想的で謎に満ちた惑星に降り立ったラニ。そこで見た謎の物体ガンクの秘密を探るアドベンチャーゲーム【評価・感想】

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、美しくも幻想的で謎に満ちた惑星に降り立ったラニ。そこで見た謎の物体ガンクの秘密を探るアドベンチャーゲーム『The Gunk(ザ ガンク)』のレビューをさせていただきます。

 

本作は、美しくも幻想的に満ちた謎の惑星を冒険するアクションアドベンチャーとなっており、とにかく没入感があり夢中になれるゲーム。

 

敵との激しい戦闘はなく、とにかく惑星を冒険するゲームなので、探索好きにはたまらない世界観となっている。

 

謎に満ちた黒い物体ガンクとは一体なんなのか、なぜこの星に降り立ったのか、色々な謎の答えを追い求める素敵な物語を体験することができます。

 

そんなThe Gunk(ザ ガンク)を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

探索好きの方、謎を追い求めるのが好きな方、アクションアドベンチャーゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【3点】

 

  • 序盤はワクワクするが中盤から次第に退屈になる

  • 世界観やコンセプトは素晴らしいのにストーリーがダメ

  • 謎解きはあっさりしていて退屈

 

作品紹介

作品紹介
製品名 The Gunk(ザ ガンク)
ハード Xbox、steam
ジャンル 3Dアクションアドベンチャー
発売元 Thunderful Publishing
開発元 Image & Form Games
発売日 2022年4月29日
総プレイ時間 5時間

 

プレイ後の感想

美しい惑星をのんびり探索冒険するかと思いきや、突然主人公のワガママに付き合わされ、意味も分からずエイリアンを救って謎に星を後にしたちょっと何がしたかったのか分からなかった作品

 

本作の世界観は、未知の惑星にお降り立つところから物語が始まり、その美しくも幻想的で謎に満ちた惑星を冒険するアクションアドベンチャーとなっており、今まで見たことのないカラフルな植物から得体のしれない謎の物体ガンクを分析、収取し、この星の謎を追い解き明かす物語となっている。

 

まず初めに謎に満ちた惑星という世界観がワクワクし、その美しい景色に見惚れて探求心をくすぐってきた本作は、探索や冒険が大好きなユーザーにはぴったりな作品。

この惑星でしか出会えない植物や生き物がいて、初めて見る植物に対してはスキャンをし情報を収集しながら、採取し主人公が持っている謎のグローブを強化することにより、探索がさらに面白くなっていくはずでした。

 

しかし、ゲームを進めてい行くと面白いのは序盤だけで中盤に差し掛かる辺りから急展開。

 

謎のエイリアンを助け出すというゲームの趣旨がいきなり変わるんだよね

 

相棒からは人助けに来ているのではなく、サバイバルとしてこの星に降り立ったと言われているにも関わらず、「ほっとけない」と相棒の言うことを聞かず主人公が暴走。

挙句の果てにはあれだけ美しい惑星だったのに、機械じみた塔が現れその中を探索することになる。

 

正直エイリアンを助け出す辺りまでは良かったけど、機械じみた塔へ入る辺りから面白くなったんだよね。

 

こっちは惑星を探索する気満々だったのに、よく分からない展開に無理やり付き合わされた感じ。

 

そして、序盤であれだけ楽しかった植物のスキャンや収集も中盤が終わる頃には何も意味がないことに気がつき、強化した主人公のグローブもやることと言えばガンクという黒い謎の物体を吸い込んで道を作るだけなので、強化することに何の意味があるのかも分からなくなった。

 

単純に色々な惑星を探索冒険したかっただけなんだよねー

また、謎解きのようなものがいくつか用意されていて、それなりに楽しめたけど、結局やることはガンクを吸い込んで小さなエイリアンをやっつけるだけ。

 

これがずっとエンディングまで続くだけなんだよね。

 

コンセプトや世界観はしっかり作りこまれていて、僕は結構好みだったんだけどストーリーと趣旨が定まっていなかったと感じて、正直微妙としか言えない。

 

なので、ハッキリとアクションゲームとも言えず、アドベンチャーゲームとも言えず、正直どっちつかずの作品でした。

 

良かったところ

美しくも幻想的な世界観

ガンクが発生しているエリアは植物や景色が荒んでいるが、それらのガンクを吸い込み除去することで死んでいた植物や景色が蘇り、美しい景色が広がる。

 

これがとにかく綺麗でスクショを撮りたくなるほどなんだよね。

 

中には光る虫や見たことのない動物まで現れ、ワクワクしながらプレイすることができた。

 

各エリアではちょっとした謎解きもあるので、景色を楽しみながら謎解きに挑めるので没入感もありましたね。

 

さらに、植物をスキャンすることで名前や種類、そして植物の生体や概要までもが表示され探索ゲームが好きなユーザーは間違いなくそこら中をスキャンしたくなりますよ。

 

ただ、プレイ後の感想でもご紹介したように、これも序盤だけの話しなんですよね。

このスタイルのまま後半までプレイできたらもっと評価を高くしたのにと思ってしまいましたね。

 

それぐらい、スタートは面白いんですよ。

 

気になったところ

勝手にカーソルが動く

今回steam版をPS5のコントローラーでプレイしました。

ゲーム中の選択画面やオプションなど、何かを選択する時に何故か勝手にカーソルが上下し操作不能になる。

 

選択画面以外は正常に操作できるのでコントローラーの異常ではない。

 

多分バグなんだろうけど、オプションで細かな設定などをする際にかなりストレス。

結局、設定する時はマウスで動かして設定しました。

 

中盤からの展開が酷い

何度もご紹介しているように序盤は本当にワクワクして良ゲーの予感とまで思えた本作だったが中盤からやることが同じの繰り返しだし、美しい景色も出てこなくなり、近未来型の塔を探索させられるんですよね。

 

もはやちょっとホラー感も出てきて、楽しい探索ゲームかなと思ったユーザーはビックリするかもしれない。

 

しかも、初めは主人公と相棒は仲良くピクニック感覚で惑星を冒険しているのに、何故か主人公が豹変して自分勝手な行動を取るようになるし、急展開すぎて意味が分からなかったね。

 

ひとつの惑星だけではなく、複数の惑星をただ探索するだけのゲームの方が面白かったかもしれない。

 

まとめ:The Gunk(ザ ガンク)

序盤の期待値が高かった為に余計にショックを受けてしまった作品。

去年レビューさせていただいたエウロパのように美しい景色を観ながら探索するゲームを思ってしまったからね。

 

逆にエイリアンを出すなら謎解き要素を入れるよりも、もう少しアクションに振り切って欲しかったところ。