ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


あのゴースト オブ ツシマで有名なサッカーパンチが手掛けた世紀の大泥棒!スライ・クーパーシリーズについて語る!

こんにちは!ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、ゴーストオブツシマを手掛けたゲームスタジオ「サッカーパンチ」が初期に手掛けた世紀の大泥棒!スライクーパーシリーズについてご紹介させていただきます。

 

サッカーパンチプロダクションズと言えばゴーストオブツシマが大ヒットし、そのイメージが強い人が多いかと思いますが、PS2時代にはアライグマが主人公の3Dプラットフォームゲームを開発しており、海外のみならず日本でも人気の作品でした。

 

しかし、残念ながら日本では2までしかシリーズが発売されず次第に人気が落ちてしまった残念な作品ともいえる。

 

しかし、海外ではシリーズ4作品も発売された他、映画化も話題になりかなり人気がある作品なんですよ。

 

残念ながら映画は上映することなく没になってしまったが、未だ新作を期待しているユーザーも多く、僕もその一人です。

 

今回はそんなスライクーパーについてご紹介させていただきます。

 

この記事を怪盗スライクーパーの情報が分かりますので、是非参考にしていただけたら嬉しいです。

 

怪盗スライ・クーパーってどんなゲーム?

スライ・クーパーシリーズは2003年3月6日にPS2でシリーズ1作目が発売された。

 

本作は、代々義賊の家系の末裔として生まれたアライグマの青年「スライ」が、カメの「ベントレー」やカバの「マーレー」などの仲間たちの協力を得ながらフィールドを進んでいく3Dステルスアクションゲーム。

 

公式が「怪盗アクションゲーム」と称されるように、主人公スライが織りなす怪盗ならではの特有の動き「怪盗アクション」をシリーズの売りとしている。

 

しかし怪盗といってもゲームシステム自体は基本的に「物を盗む」という趣旨のゲームでははないんですよね。

 

と、いうのも、特に第1作目は、クラッシュ・バンディクーを彷彿とさせる「ゴールに向かってルートを進む」傾向が強く、いわば「怪盗」という肩書の正義のヒーローが悪を討つといったゲーム内容になっている。

 

また、シリーズの特徴の1つとして、ムービーシーンが全てアメコミ調に描かれているので、独特の世界観を楽しむことができます。

 

そして、ただスタートからゴールを目指すだけではなく、各ステージに点在する緑色の「ボトル」をすべて集めることにより、暗号化された金庫のナンバーを相棒のベントレーに解読させることができる。

 

そうすることにより「ラクーナの秘伝書」の1ページが手に入る。

 

これにより1つのスペシャルアクションが使えるようになり、最終的には10種類以上のスペシャルアクションを操作に応じて使い分けることが可能となるので、アクションゲームとしてはボリュームがあり面白いんですよ。

 

そんなスライクーパーですが、日本では2までしか発売されなかったのが悔しい。

海外では実質4まで発売されましたからね。

 

そこで今回はそんなスライクーパーのシリーズを一挙にご紹介させていただきます。

 

怪盗スライ・クーパーシリーズについて

怪盗スライ・クーパー2

怪盗スライ・クーパー2は2005年6月16日にPS2で発売された正統続編。

 

前作がアクションアドベンチャーなら、今作はステルスゲームに近い内容になっている。

 

前作は各ステージを選択し、そのステージ内に用意されているダンジョンをクリアしていくものだった。

 

ダンジョン内では様々なギミックがあったり、謎解きだったり、敵も色々出てきて大暴れするようなアクションゲームでした。 

 

しかし今作は、ステージというよりも、ひとつのワールドを選択しストーリーと共に攻略していくスタイル。

 

前作よりも圧倒的に広いフィールドを駆け巡る事になる。

 

マップがない為、結構道に迷いやすいが、それだけ広大で探索しがいがある。

前作と違うところは、まず敵から隠れるというアクションが追加された。

 

街中に設置されているテーブルの下に隠れて敵をやり過ごせるようになっていたりと、今作ではこのように敵に見つからないようにステルスを行なう必要がある。

 

敵に見つかると一気に囲まれてしまい逃げ場がなくなり、やられてしまうことが多々あるんですよね。

 

また、敵の攻撃力も高いため、基本的には敵に見つからないように進むことが基本アクションとなっている。

 

ただ、隠れられる場所が無い場合もあるが、その場合はスニークキルを使うことができる。

スニークキルとは敵に見つからないように背後から近づき暗殺するアクション。

 

このアクションも前作にはなかった新アクションで、スニークキルがあるということは明らかにステルスを推奨しているよね。

 

また、拠点ではアイテムを購入することができるようになっており、アイテムを使うことで敵に見つかりにくくなったり、わざと別の場所へ敵をおびき出したりすることが出来る、いわゆるお助けアイテムなんかも追加された。

 

ただ、実際にゲームをプレイして思ったことは、お助けアイテムあまり使う機会がなかったんですよね。

 

だとしても、新要素としての試みはいいことだよね。

 

そして、先ほどからご紹介しているように今作はとにかくステージが広い。

次の目的地はここだよ!と仲間のキャラクターが教えてくれるのですが、それが何処なのかがまったく分からない。

 

そこで、右のアナログスティックを押しこむと、双眼鏡で辺りを観察できるアクションが追加され、次の目的地が表示されうようになっていました。

 

更に目的地に近づくと青く光っており、より分かりやすくなっていました。

これは物凄く助かりますよね、こういう親切設計は素直に嬉しい。

 

なのでステルスと探索、両方向のバージョンアップがされているのが今作スライクーパー2なんですよ。

 

そして一番気になるのがステージ攻略。

 

目的地に着いたら、そこから様々なミッションが与えられギミック攻略や謎解きが始まります。

 

敵に気づかれないように目的の写真を取ったり、怪盗らしく目的の物を盗んだり、ミッション中もあくまで怪盗としてステルスが要求されます。

 

前作はスタート地点からゴール地点までの道のりは決まっており、ゴール地点には次のステージへ進む鍵が用意されているという流れでしたが、今作はスタートとゴールはあるものの、その行き方やルートは様々で独自で考えステルスを行ないながらクリアしていくので、より自由度が増しています。

 

また、隠し要素ややり込み要素のボリュームも増え、やりごたえのある最高の続編に仕上がっています。

 

怪盗スライ・クーパー3

怪盗スライクーパー3は2005年9月26日にSLY3として北米でPS2専用ソフトとして発売された正当続編。

 

残念ながら日本では発売されなかったナンバリングですが、実は2011年1月27日にPS3で発売された「スライクーパーコレクション」と言って、スライシリーズ1~3を一枚のディスクに収録したゲームが日本でも発売され、その中に3も収録され、これが日本で初めて発売されたスライクーパー3なんですよね。

 

ただ、声優が変更されており、純粋に続編を待ち望んでいたファンは少しガッカリしたとか。

でも、日本で3が発売されたことだけでも嬉しいことなので、個人的にはあまり気にならなかったです。

 

そして、問題の3なのですが、ダラダラ無駄に長く、過去作のようにステルスで敵の隙をつき、街中を縦横無尽に駆け回るゲームとは違い、今までのスライクーパーというシリーズから、かけはなれた別ゲーとなっていた。

 

と、いうのも、スライクーパー1から2に掛けてバランス調整がされ、より怪盗らしくステルスだったり、忍び込むというようなアクションが豊富になっていて楽しかったので、3になれば更に新しいアクションやゲームシステムが増えるのか?と思っていたのですが、どちらかというと怪盗というよりはスパイゲーム?に近いものを感じた。

 

2と比べると今作はステルスも必要とせず、ただミッションを淡々とこなしていくというスタイルでした。

 

さらにエリアは2に比べ狭く感じ、自由に動き回るという開放感が無くなってしまった印象。

 

ただ、悪い部分だけではなく、主人公のスライ、相棒のベントレーとマーレー以外のカルマリータなどのサブキャラクターを操作し、遊べるようになった。

 

この試みはゲームとしても新要素ということで幅が広がるし、ファンとして嬉しいのだが、やっぱり主人公であるスライを操作して怪盗アクションで遊びたい気持ちが強く、別に必要なかったのでは?と思ってしまった部分は正直大きい。

 

更にベントレーとマーレーの活躍も活発になり、スライを操作することが前作に比べてたいぶ少なくなっていた。

 

無理やり他のキャラクターを使わされている感じがして、別にスライでも今のミッションクリアできると思うんだけどなーと不満が残る部分も少なからずありましたね。

 

それともうひとつ本作は今までのシリーズに比べ、凄いことに挑戦していることがあるんですよ。

 

それはゲームの3D化。

 

実はパッケージ内にこのような3Dメガネが付属しており、特定の場面でこのメガネを掛けてゲームをプレイするとゲーム画面が3D立体化するんですよ。

 

PS2で既にこの技術を取り入れたスライクーパー3はやっぱり凄いのでは?と思わされましたね。

 

PS3になると3D化できる専用モニターが発売され、3Dがより身近に感じられるようになっていましたが、まさかPS2の時代から既に北米ではこういった技術が開発されていたことに驚いた。

 

ただね、実際にこのメガネを掛けてプレイしたかと言われると、それはまた別の話しなんだよね。

正直プレイしづらかったり、人によっては画面酔いする。

 

でも、この技術にはマジで驚かされました。

 

ナンバリングとしては2より少し劣っていたように感じた今作ですが、ファンなら是非プレイしていほしいですね。

 

Sly Cooper: Thieves in Time

スライクーパー・ティーブス イン タイムは2013年2月5日にPS3ソフトとして発売された実質スライ4にあたる作品。

 

このゲームはナンバリングではないものの4作品目として発売され、開発はサッカーパンチではなくサンザルゲームズというスタジオが開発した。

 

今作は正直に言うと前作の3を大幅に超える面白さで、日本が舞台になっているステージがあるんだけど、これがめちゃくちゃ面白くて、海外の方から見た日本ってこんなイメージなのかーと思いながら、忍者マスターと名乗るキャラクターを動かせたり、ゲームタイトルにもあるように、過去へ遡って大冒険する、バック・トゥ・ザ・フューチャーのような展開がめちゃくちゃ熱かったです。

 

ただ、開発スタジオが変わったことにより、キャラクターデザインが微妙に異なっていたり、ゲームシステムが微妙に異なっていたりとファンの中では否定的なレビューも目立つが、僕はどちらかというと次世代スライクーパーという感じで好きですね。

 

今までのナンバリングはそれぞれ個性がありましたが、一概に怪盗というところは変わっていなかった。

ただ今作は、怪盗といよりも悪いやつをやっつけに行く、いわゆる『スライクーパーの大冒険』的な感じでした。

 

一応、従来のステルス要素だったり、多彩なアクションは健在なんだけど、実際にプレイするとあまり使わなかった。

 

それよりも、本作に登場するスライ一族を操作することが可能になっていて、新キャラクターを操作している時間が多く、新しいアクションに触れることが多かったです。

 

前作3も似たような感じだったが、今作の方が明らかに遊んでいてワクワクできた。

 

また、本編とは別にミニゲームが多くあり、ビックリするほどクオリティが高く、これだけでゲームが作れるんじゃないか?と思うほど個人的には面白かった。

 

更に、シリーズでもお馴染みのボトル、マスク、お宝と幅広い収集アイテムが用意されていて、エンドコンテンツとしても楽しめるようになっていたので、やり込み要素も充実している。

 

PS3とPSVitaで発売されただけにグラフィックも綺麗ですしね。

 

ただ、残念なことに今作も日本では発売されなかったが、PS3とPSVitaはリージョンフリーなので、言語は英語でしかプレイすることはできないが、国内ハードでプレイすることは可能なので、ファンなら是非プレイして欲しい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現在PS5のアーカイブでスライクーパー1と2がプレイ可能となっているので、気になる方は遊んでほしいし、PS3本体をお持ちであればスライクーパーコレクションで3とスライクーパー・ティーブス イン タイムもプレイできますので、これを機にシリーズ全部で遊んでほしいですね。

 

ファンの間ではずっと続編やリメイクを待っている人も多いが、多分それは叶わない夢に終わってしまいそうですが、僕もいちファンとして希望は捨てず待ち続けたいです。

怪盗 スライ・クーパー

怪盗 スライ・クーパー

  • ソニー・インタラクティブエンタテインメント
Amazon
怪盗スライ・クーパー2

怪盗スライ・クーパー2

  • ソニー・インタラクティブエンタテインメント
Amazon
スライ・クーパー コレクション - PS3

スライ・クーパー コレクション - PS3

  • ソニー・インタラクティブエンタテインメント
Amazon