ゆあのゲームブログ

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【レビュー】『サイレントヒルf』突如深い霧に包まれ街で謎の怪物が襲ってくる昭和の日本を舞台としたサバイバルホラーのアクションゲーム【評価・感想】

こんにちは!ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、昭和の日本を舞台としたサバイバルホラーのアクションゲーム『サイレントヒルf』のレビューをさせていただきます。

 

1999年に初代PSで発売されたシリーズ作品で、最後のシリーズ作が発売されてから約10年以上ぶりに完全新作として発売されたのが本作。

 

僕はサイレントヒルシリーズを今までプレイしたことがなく、今作が初となるシリーズなのですが、ゲーム開始1時間ぐらい経った辺りから、妙な不気味さと不安さ、そして気持ち悪さを感じ、正直プレイしたことを後悔したぐらい惹きこまれてしまい、何度も辞めたくなるものの、ストーリーが気になってしまい気持ち悪くなりながらも、最後までプレイさせていただきました。

 

そんなサイレントヒルfを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

ホラーゲームが好きの方、ダークなストーリーが好きな方、サバイバルゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • ビックリする怖さというよりもジワジワ気持ち悪くなる怖さ

  • ソウルライクのような戦闘スタイル

  • 複数のエンディングからなる真実がある

 

作品紹介

作品紹介
製品名 サイレントヒルf
ハード PlayStation5、Xbox
ジャンル ホラーアクションアドベンチャー
発売元 コナミ
開発元 ネオバーズ
発売日 2025年9月25日
総プレイ時間 16時間
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レビュー動画

 

プレイ後の感想

ビックリするホラーというよりも、ゾクゾクする嫌な気持ち悪さが続く和製ホラーが体験できる他、ソウル系に引けをとらないほどアクションが難しくかなり手こずったホラーアクションゲームでした

 

まずは本作の世界観ですが、山々に囲まれた日本の田舎町・戎ヶ丘(えびすがおか)に住む主人公の高校生・深水雛子(しみず ひなこ)。

 

彼女の日常は、謎の白い「バケモノ」によって突如崩れ去った。

 

変り果てた見慣れた町を探索し、戦い、謎を解きながら、やがて彼女はある「結末」にたどり着く。

 

どうして、この田舎町は深い霧に覆われてしまったのか、そして謎の白いバケモノの正体とは?

それを知った時、身の毛もよだつ体験をすることとなる。

 

シリーズ最高峰に気持ちが悪いとされる本作を実際にプレイし、どのように感じたかご紹介させていただきます。

 

まずはストーリーですが、本作において重要キャラクターは少なく、主人公の雛子、同じ学校に通う、咲子、凛子、男の子の修、そして雛子の姉や仮面を被った謎の男。

 

これだけの重要キャラクターでストーリーが作られており、とても分かりやすく理解しやすい。

この同級生4人が織りなす人間関係がどうも普通ではなく、俯瞰してみると仲のいい友達関係のように見えるのですが、ストーリーが進むにつれ、恨み憎しみ、そして忌み嫌う描写が度々映り、どれが本当でどれが嘘なのか、気持ちが悪いほど嫌な体験をさせられる。

 

現実世界では、襲ってくるバケモノから助け合い、逃げる描写が描かれるが、逃げている最中に度々気を失う主人公雛子ですが、気を失っている最中は深層心理のような世界が広がり、そこで出会うキツネの仮面を被った男が、また妙に謎めいているんですよ。

 

この深層心理のような世界では、先ほどご紹介した友達同士の恨みや憎しみが描かれており、その感情がバケモノとして具現化され、雛子は友達の醜い姿と戦うことになるんですよ。

ただ、この世界と現実世界ではリンクしている箇所があったり、この世界の雛子と現実世界の雛子が対話していたり、闇が深い演出がされています。

 

1周目をクリアするだけでは全ての謎が明らかにならず、実は5つもエンディングが用意されており、全てのエンディングを見ることで、雛子の本当の姿や気持ち、そしてどうしてこうなってしまったのかが、明らかになっていくんですよね。

その真実を知った時、今まで以上に背筋が凍りゾクゾクした気持ち悪さを今も覚えています。

 

それほどまでにストーリーの作りこみや奥深さ、そして深い闇は本作を体験すればするほど、脳裏に焼き付いて忘れられないほどでした。

 

また、アクション面もしっかり作りこまれており、とにかく高難易度アクションを求められることが多く、ソウルライクのような死にゲーかな?と疑ってしまうほど。

難易度設定は従来のサイレントヒル同様の物語重視の難易度か、スリルを体験できる難しい難易度、2択から選択することができ、僕は初め難しい難易度を選びましたが、これが間違いでした。

 

アクションゲームに慣れている僕ですらかなり苦戦させられるほど難しかったので、途中で難易度を下げて最後までプレイさせていただきました。

 

というのも、雛子の動きがとにかくモッサリと動くんですよ。

 

ただ、このモッサリに関しては僕は肯定的に捉えていて、ホラーゲームに関しては逆に恐怖や焦りを助長させるので、本当に怖かった。

 

唯一、これが難しいと感じさせられたのはスタミナ管理ですね。

 

攻撃する度にスタミナが大きく減少するのですが、回復するまでの時間がとにかく長い。

3回ほど攻撃したり、回避したりするとあっという間にスタミナが尽きて、敵にフルボッコされますからね。

 

その他には集中ゲージというものがあり、ゲージを最大まで溜めてから弱攻撃をすれば相手を怯ませることができます。

 

また、敵が特殊な攻撃を行う際、ちょっとした合図があり、合図を見極め同時に強攻撃をすることによって見切り反撃が出来るので、ただ殴るだけのアクションではなく、恐怖しながらもしっかりとアクションを楽しむことができました。

 

ただ、同時に攻撃するタイミングがかなりシビアなんですよ

 

合図を見てからではちょっと遅くて、合図が出るだろうとある程度予測してから攻撃する必要があるんですよね。

 

なので、ひょっとしたらその辺のソウルライクよりも難しいと感じるかもしれない。

 

そして、武器は近距離攻撃のみなので、常に敵に接近しないといけないですし、武器には耐久度があり、何度も使用すると壊れてしまいます。

 

目に見える敵を片っ端から攻撃していると武器を失うリスクがあるので、逃げる必要もでてきて、ホラー要素とアクション要素のバランスが絶妙で面白い。

 

もちろん死角や天井といった予期せぬところから雑魚敵が登場するシーンも数多くあるので、ビックリ要素もしっかりと練りこまれています。

 

日本を題材にしたホラーゲームかつ、サイレントヒルシリーズを初めてプレイしましたが、ここまで気持ちが悪い体験ができるとは思いませんでした。

 

そして、そんな難しいアクションを助けてくれるのがお守りというアイテム。

お守りは基本1つだけ装備することができ、祠で奉納をし功徳(くどく)ポイントを貯めることで装備できる数を増やしたり、雛子が元々持っている体力やスタミナといったステータスの底上げすることもできる。

 

お守りは隠された場所や謎解き、そして功徳ポイントを使っておみくじを引くことで手に入れられます。

功徳ポイントは消費アイテムを奉納することで貯めることができるので、積極的に奉納することをおすすめします。

 

というのも、物語重視の難易度でプレイすると、落ちているアイテムの数よりも、持てるアイテム数の方が少ないので、大体アイテムを持て余すことになるんですよ。

 

なので、やはり従来のサイレントヒルと同じ感覚でプレイしたい方は物語重視を選択するといいですね。

 

僕のように初めてサイレントヒルシリーズをプレイしたいという方にもおすすめのゲームなので、是非気になっている方はプレイすることをおすすめします。

 

良かったところ

気持ちが悪くなるほどのホラー体験

とにかく没入感が凄まじく、自分もこの田舎町・戎ヶ丘(えびすがおか)に迷い込んでしまったかのような錯覚の中、プレイすることができました。

 

序盤では深い霧に包まれた田舎町が、じめーっと嫌な気持ちにさせてくるし、中盤辺りでは、学校の中や神社、そして薄暗く無音の自宅などに連れていかれ、心臓がバクバクし飛び出るかと思うほど、緊張の中プレイしていました。

 

逆に言えば、中盤辺りまではそのような体験でしたが、後半にもなれば多少慣れてくるし、気持ちが悪いバケモノにも耐性が付くので、後半はホラーゲームというよりもアクションゲームとして楽しめたかな。

 

このバランスが絶妙に面白くてハマっちゃいましたね。

 

ホラーゲームと言えば、僕の中ではバイオハザードのように銃をぶっ放して進むイメージがあるのですが、今作はそういった重火器は一切登場せず、鉄パイプやハンマー、バールといった近距離武器しかないところが、緊張感があって焦りました。

 

また、バケモノの中にはエイリアンみたいな気持ち悪いやつもいるのですが、個人的には人形の形をしたバケモノが精神的にきつかった。

 

その見た目の不気味さはもちろん、動きが読みづらいので、探索しているときに鉢合わせてしまうと、ついつい「うわ!」と声が出てしまうほどの恐怖なんですよね。

 

気持ちが焦る演出

本作はとにかく気持ちが焦るような演出が数多くありました。

 

まずは武器が壊れるというシステム。

これ、他のアクションゲームでもたまに見かけるシステムですが、正直僕はこれ好きではなくて、せっかくいい武器を手に入れても壊れるのであれば意味ないよなって思ってしまいがちだったのですが、本作においてはこのシステムがばっちり合っていました。

 

と、いうのもここまで気持ちが悪いバケモノが急に襲ってきた時、武器を何一つ持っていなかったら、凄く焦りますよね?

 

なので、常に武器の耐久度をチェックしながら行動しなくちゃいけないですし、そんな中気がつくと敵に囲まれていて、早く逃げなちゃ!って焦ってしまうし、敵によっては倒しても復活するので、これまた焦る。

 

こういった演出が常にあるというわけではなく、忘れて頃にやってくるからたちが悪い。

 

しかも、初めて通った道には何も無かったのに、フラグを立てた途端そこら中にバケモノが配置されていた時の恐怖は常に脳裏に焼き付いていて、ここでもあの演出があるのではないか?って常に考えさせられるんですよ。

 

でも、そういう時に限って何も異変がなかったりする。

 

この緊張感と焦りの中プレイする本作は一切の休憩がなくノンストップで続くから正直頭が疲れてしまうことも。

 

それでも、怖いもの見たさなのか、先へ進みたくなるこの気持ちは一体なんなんだろうか?と思ってしまうほど楽しめました。

 

気になったところ

キャラクターの動き

戦闘アクションに続き、移動など通常アクションもモッサリしており、慣れるまでは凄く気になる。

 

戦闘アクションは先ほどご紹介したように、モッサリ感が逆に緊張があり個人的にはよかったのですが、探索パートに関してはもう少しスムーズな動きにしてほしかった。

 

前方に進むにはあまり問題がないが、後方に進む際、キャラクターがこちら側に方向転換して進むのではなく、後ろ歩きしながら戻るんですよね。

 

ホラーならではの「後ずさり」を演出しているのだろうけど、個人的にはちょっと操作しづらかったかな。

 

また、アイテムを手に入れる際や重要なものを調べる際、PS5版だと×ボタンを押して調べられるのですが、調べる対象と少し距離が離れていないと調べられないという所が小さいところですが、気になりましたね。

 

まとめ:サイレントヒルf

このクオリティーのホラーゲームはほぼ初めてプレイさせていただきましたが、ここまで面白いとは思わず、今後色々なホラーゲームにも挑戦したくなったほど、本作をキッカケにホラーゲームにハマってしまった。

 

サイレントヒルシリーズを全く遊んだことがない方でも充分に遊べる内容ですので、気になっている方は是非プレイしてみてください。

 

きっと、この気持ち悪さが癖になりますよ。