ゆあのゲームブログ

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【レビュー】PS4『ラッドロジャース』ゲーム好きの少年ラッドと古いゲーム機ダスティの夢の中の冒険が今はじまる!【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今日は日本未発売の海外限定ゲーム「RAD RODGERS」のレビュー記事です。

一体どんなゲームなのか?軽くゲーム紹介をした後、ゲーム内容にも触れていきたいと思います。

 

(ラッドロジャースは元々、日本未発売のゲームですが、Nintendo SwitchのDL購入は出来るみたいです。PS4版は北米版のパッケージ版を購入する必要があります。)

 

昔ながらのドット絵が好きの方、癖のある世界観が好きな方、横スクロールアクションのゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

  • 昔懐かしい横スクロールアクションゲーム

  • 所々ドット絵で表現されていてレトロ感がある

  • ボリュームが少なく物足りなさを感じる

 

作品紹介

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作品紹介
製品名 RAD RODGERS(ラッドロジャース)
ハード PlayStation4Nintendo SwitchXbox One
ジャンル 横スクロールアクションゲーム
発売元 ワーカービー、HandyGames、3D Realms、THQ Nordic
開発元 Slipgate Ironworks
発売日 2018年2月21日
備考 日本未発売(日本語対応あり)
海外ゲームの購入方法はこちら https://www.yuablog.jp/entry/USGAME

 

RAD RODGERSってどんなゲーム?

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結論から言うと、90年代に流行った横スクロールアクションゲームをモチーフにして作られたゲーム。

 

スーファミで言うスーパードンキーコングや悪魔城ドラキュラのような感じかな。

それを、現代のゲームと融合して作られたのがラッドロジャーズです。

 

こちらの画面は一番初めのメニュー画面なんだけど、画像中央に木箱と緑色のダイヤが見えるのが分かりますか?

 

ダイヤは本作でステージの道中に配置されており収集アイテムのひとつです。

 

木箱もステージ道中で配置されており、TNT木箱を壊すと爆発し?木箱からはさまざまなアイテムが出現します。

 

これを見てもう気がついた人居るのではないでしょうか?笑

そう、ダイヤと木箱といえばクラッシュバンディクーだよね!

 

ダイヤはともかく、木箱のデザインはクラッシュそのまんまと言えるほどのデザイン笑

 

更に主人公のラッドと相棒のダスティのこのシルエットもどこかで見たことあるような?笑

 

これはバンジョーとカズーイのシルエットに似ている。

主人公のリュックに入って共に冒険するという設定がもうそのまんまだよね(o^-^o) 

 

90年代のゲームに影響されて作られたらしいゲームなので、色々なところが見たことあるようなものが多いです笑

 

では、実際にどんなストーリーなのかご紹介したいと思います。

 

ストーリーは夢の中

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ある日、ラッドは夜ゲームしていると母親に早く寝なさいと怒られる。

しぶしぶゲームをやめ、布団に入り寝ようとウトウトしていると何やら勝手にゲームが起動する。

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気がつくとラッドはゲームの世界に引きずり込まれてしまう。

 

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目が覚め気がつくとそこには古びたゲーム機ダスティが居た。

さっきまでラッドがやっていた古いゲーム機だ。

太い眉毛にいかした表情のゲーム機・・・笑

完全に僕好みですねこれ笑

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すると何故かラッドが背負っていたリュックにダスティが潜り込みバンカズ風のスタイルに笑

ダスティから銃をもらい、ここから冒険がはじまる。

 

もちろんこれはラッドが見ている夢の中の設定だったはず。

こんな夢が見られるなら僕も見てみたいものです_(^^;)ゞ

では、ここからはゲームの内容をご紹介していきたいと思います。

 

日本語対応

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まず、メニュー画面で左の項目のうち、上から4番目のOPTIONSを押してください。

 

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するとこちらの画面が開きます。

3つ項目があり、真ん中の項目が字幕言語の設定です。

その中にJapaneseという項目がありますので、そちらを選択してください。

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するとこの様にメニュー選択や字幕が日本語化され、遊べやすくなりますので設定は忘れずに!

 

3つの基本アクション

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基本アクションは銃を撃つ、ダスティを地面に叩きつける、ジャンプ。

この3つを使い冒険をスタートしていきます。

 

ただ、選択できるキャラクターによってはダスティを叩きつけるではなく固有の特殊攻撃が出せるようになります。

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例えばこのオッサンキャラ。名前が分からないからオッサンで笑

このオッサンはダスティではなく刀で攻撃ができるみたい。

ただ、威力は弱かった。

 

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このように色々なキャラクターが使えるみたい。

解放条件は今のところ分からず、多分ステージをクリアしていけば使えるようになるのではないかなーと思っています。

 

ただ、その前にPS4バージョンの場合は事前にゲームを無料アップデートする必要があります。でないとラッドしか使えないみたいなので要注意!

 

ドットで描かれたステータス

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次に、左右上部に表示されているステータスについて。

 

左上のハートマークは体力です。敵に当たったり、攻撃を受けたり、水に落ちたり、障害物にぶつかったりすると体力が減り、全てのハートを失うとゲームオーバー。

とってもシンプルだよね。

 

また、ハートの横にラッドの顔アイコンがあるんだけど、その横に小さな数字が表示されているのが分かるかな?

 

この画像では3と表示されているんだけど、いわゆる残機。

残機が0になるとセーブしたところからやりなおしになる。

ステージの途中で残機が0になった場合は、またステージの初めからやり直しとなる。

 

それまでに収集したダイヤなどのアイテムは全て没収されて、また集めなおさないといけないので、残機には注意が必要です。

 

そして、右のアイコンは一番上が集めたダイヤの数。

その下がスコアで、一番下がタイム。

 

タイムは減っていくのではなく、増えていきます。

多分タイムアタック用に用意されているものではないでしょうか?

タイムアタックではなく、普通にプレイを楽しみたい方は気にする事ないです。

 

ダスティで謎解き

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次に相棒のダスティのみを操作することの出来る空間があります。

ちょっと見にくいのですが画像中央に何やら怪しいポリゴンの塊があるんだけど、そこへ飛び込むと異次元へと飛ばされ操作キャラクターがダスティに代わります。

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ここの空間では基本的に移動しか出来ず、目的地までダスティを操作します。

一応、攻撃もできますが、あまり使ってないです_(^^;)ゞ

 

現実世界とリンクしていて現実世界で邪魔な岩や、壊れていた橋などが表示されており、そういった障害物に近づくと、▲ボタンのマークが出現するので▲ボタンを押すと、邪魔な岩が壊れたり、壊れていた橋が復元されたりと先へ進めるようになります。

 

いわゆるパラレルワールドみたいな空間でステージの謎を解くのに必須とも言える謎解きのひとつです。

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こういった謎解き要素もあります。

 

大中小と青い球体が設置されており、見にくいですが一番左の赤く円で囲っているところがスタート地点です。ゴール地点は一番右にある赤い円です。

 

既に答えとなる白い矢印を書いたのですが、スタート地点からゴール地点まで同じ青い球体と重ならないように中サイズの青い球体を全て通りつつゴールに向かわないといけません。

 

更に画面中央の一番上に55という数字が書かれていると思うのですが、これが制限時間です。

制限時間内にクリアしないとラッドがダメージを受けてしまうので注意が必要。

 

制限時間の左右に書かれている1~4の数字は中サイズの円の数を表しており、4箇所全て通れって言う意味です。

 

これがめちゃくちゃ難しかった。

今この画像は全体図で確認していますが、これはミッションが始まる前です。

 

実際にこの謎解きミッションが始まると、カメラがダスティをアップにするので、全体図画見えなくなります。

 

ということはこの全体図を一度暗記して順路を確実に進まないといけないっていうことなんだよね。

暗記が苦手な人はかなり苦戦する謎解きのひとつだと思います。

 

欠片を集めてステージクリア

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ステージ道中にこういった円盤の欠片が落ちています。

こちらの欠片を4つ集めるとステージクリアとなり次のステージへ進むことが出来ます。

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無事クリアするとギターを弾くようなしぐさをして喜ぶラッド。

コレを見て、スーパードンキーコング2のディクシーを思い出しました!

 

色々なところに昔のゲームでみたような要素が入っているので探す目的でもゲームをやっちゃいますね。

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こういった洞窟ステージで流れてくる丸太の上に乗って移動するところなんてスーパーファミコンのアラジンを思い出しました!

知っている人は知っている名作ですよね(o^-^o) 

 

ステージ画面選択

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他にも、これはステージ選択画面なんだけど、スーパードンキーコングみたいでこれまた懐かしい。1面2面と移動しながら選択してその世界に入るようになっています。

ステージに入る前に前回のステージスコアも確認できます。

 

ボス戦

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このバケモノの木がボス。

難しそうに見えて案外簡単に倒すことができました。

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こちらが戦闘画面。

画面下に表示されている黄色いバーがボスの体力。

これを全て削れば倒せます。

 

画面中央に紫色のクリスタルが見えるでしょうか?それを攻撃することによってボスにダメージを与える事が出来ます。

 

下から上に銃を撃ったり、左右の足場や鉄棒にしがみつき銃を撃ったり、とにかくクリスタルに攻撃を当てればOKです。

ボスの攻撃は基本的に両手で攻撃をしてきます。

ダメージは低いので数回当たっても大丈夫。

基本はジャンプで避けられるのであまり難しく考えなくていいです(o^-^o) 

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ボスの体力を削っていくと途中で世界が逆転します。

画面酔いする人は要注意です_(^^;)ゞ

僕は完全に酔いましたけどね笑

 

この状態だと左右上下が逆さまになり操作も逆になるため、難しいですが、やることは変わらずクリスタルをひたすら撃っていればOK。

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体力が半分くらいになると今度はダスティを使ってボス戦です。

 

といってもここはボスの体内なのか、どこか異次元に飛ばされたのかは分らないけど、紫色のトゲトゲしたしたものを見つけて破壊すれば、この空間が脱出できる模様。

 

対して難しくは無く、このトゲトゲを探し回って合計5個ぐらいだったかなー笑

それぐらい破壊すると中央に大きなコアみたいなものが出現するのでそれも攻撃。

すると現実世界へ戻されます。

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後はこれの繰り返し。

なーんも難しくはありません_(^^;)ゞ

 

一応画面左側にひとつだけ体力回復アイテムがあるし、ボスの体力を減らした状態でこちら側が死んで、残機を使いリスタートした場合ボスの体力は回復せずダメージを負ったまま再開できるため、残機が多い場合ゴリ押しすることも可能です。

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無事倒すと、先ほどの木が正気を取り戻し精霊みたいな美しい見た目へと変わります。

ただ、パイプ吸ってるところがアメリカっぽいんだよなー笑

日本のゲームだとまずダメだろうからね_(^^;)ゞ

 

ゲームを通して微妙だった点

まず言えることはゲームのボリュームが少なかった。

毎日2時間ほどプレイして3日程でクリアできました。

 

イメージしていたものは、各ワールド毎に細かくステージが設定されていて、一番最後に1面のボスが現れて倒すと次のワールドへ・・・

 

というようなドンキーコングっぽいものをイメージしていたのですが、何故かワールドはひとつしかなく、ステージも9つしかなかったです。

今後DLCで増やしていくのかは分かりませんが、ちょっと物足りなかった。

 

また、バグが致命的。

岩と岩の間に挟まり身動きが取れなくなり止む終えずリセットするしかなかったり、一番酷かったのはゲームをプレイしようとステージ選択画面までは進められるもののそこからまったく動かなくなったバグ・・・笑

 

PS4を再起動までしたけど、ダメで結局データを消して一番初めからやり直すハメに(・・、)こういった致命的なバグが目立っちゃってました。

 

最後に、ステージ内の収集アイテムについて。

ダイヤを集めながらステージをクリアしていくのですが、全てのダイヤを集めずに一度クリアしてしまうと今まで取ったダイヤが再配置されてしまい、一度入手したダイヤも再度取らなくてはならないこと。

 

ということは、中途半端にダイヤを集めても意味が無いということです。

全て取らないと意味が無いのでここはアップデートで改善してほしいところです。

 

ゲームを通して良かった点

微妙だった点、意外は全て良かったと言えます。

キャラ設定や各ステージの作りこみ、グラフィックにアクション、隠しアイテムなんかもあり、収集するのが楽しくなる要素もちゃんとありました。

 

やり込み要素としてそういったものを用意してあったので、一度クリアした人でも100%目指してまだまだ遊べるように作ってあるのではないでしょうか。

 

 こういった方にオススメ

横スクロールアクションが好きな人は当たり前のことなのですが、実際に僕がプレイしていて気がついたのは、せっかちな人には向いていないということでした。

 

というのも、様々なトラップやギミックが用意されているので、焦って先へ先へどんどん進みたがる人はまず、すぐに死にます笑

ひとつひとつ深呼吸して落ち着いてゆっくりプレイできる人向けだと思いました。

 

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ゲーム自体は期待以上の面白さで元々90年代のゲームが好きな僕にとってはツボにハマったゲームでした。

 

ただ、やはりゲームボリュームが少ない印象で終わってしまった為ちょっと物足りなさはありましたね_(^^;)ゞ

 

それでもゲーム内容は凄い面白いし、やり込み要素もしっかりしていて、こういったジャンルのゲームが好きな人はハマるかと思います!

是非気になる人はプレイしてみてください。

それでは(*'-'*)マタネ

Rad Rodgers (輸入版:北米) - PS4

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  • 出版社/メーカー: Nordic(World)
  • 発売日: 2018/01/21
  • メディア: Video Game

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