ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『パックマンワールド2 リ・パック』今度の敵は邪悪なゴースト・スプーキー!?奪われたゴールデンフルーツを取り戻すPS2時代の王道3Dアクション!【評価・感想】

こんにちは! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、奪われたゴールデンフルーツを取り戻すPS2時代の王道3Dアクション!『パックマンワールド2 リ・パック』のレビューをさせていただきます。

 

本作は2002年にPS2で発売されたパックマンワールド2のリメイク作となっており、今作ではフィギュアコレクション、パックマンの衣装、そして2人協力プレイなど多くの新機能が追加されています。

 

前作、パックマンワールド リ・パックでは疑似的な3Dプラットフォームとなっており、基本一本道だったのに対して、本作では完全に3Dマップを自由に探索できるようになっています。

 

そんなパックマンワールド2 リ・パックを最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『良かったところ』『気になったところ』をご紹介させていただきます。

 

パックマンシリーズ好きの方、3Dアクションゲームが好きな方、レトロゲームが好きな方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【9点】

 

  • 昔懐かしい王道の3Dプラットフォーム

  • 裏ステージも含めると25時間以上遊べる

  • 裏ボスや裏ラスボスが強すぎて死にゲーかと思うぐらい難しい

 

作品紹介

作品紹介
製品名 パックマンワールド2 リ・パック
ハード PlayStation4、PlayStation5、Switch、Xbox
ジャンル 3Dアクション
発売元 NOW PRODUCTION Co., Ltd.
開発元 バンダイナムコ
発売日 2025年9月25日
総プレイ時間 25時間
youtubeで観る

レビュー動画

 

プレイ後の感想

丁寧に作られたリメイク+裏ラスボスやまさかのアイツが隠しボスと登場したりと驚きの連続かつ裏ステージの高難易度にはビックリさせられたほど、やり込みとやりがいのある昔懐かしいレトロゲーム時代の3Dアクションゲームを感じられた最高のリメイク作でした

 

まずは本作の世界観ですが、古の時代パックナイトという勇者がゴールデンフルーツの木の下に邪悪なゴースト「スプーキー」を封印した。

 

そうとは知らず、ゴールデンフルーツの木の周りで遊んでいたいつものゴースト「ブリンキー」「インキー」「ピンキー」「クライド」たち。

 

突如して復活したスプーキーによって盗まれたゴールデンフルーツを取り返し、再び平和な日々を取り戻すため、パックマンは冒険に旅立つ。

 

果たしてパックマンはスプーキーを倒せるのか?そして、邪悪な木「ウォームウッド」の根に脅かされたパックマン達の住むパックランドを救うことができるのか?と、いうのは本作の世界観となっており、意外にもしっかりとしたストーリーが作られているんですよね。

 

パックマンと言えば、ひたすら黄色いドットとゴースト達を食べるゲームかと思いきや、本作はこのように世界観やストーリーが作りこまれており、今までのパックマンシリーズよりも、没入感が増していました。

 

ストーリーもさることながら、本作の魅力はやっぱり自由に動き回れる3Dマップ。

 

パックマンと言えば2Dの平面や横スクロールのイメージがありますが、本作はキャラクターやマップ、そして冒険エリアが全て3Dで表現されており、前作のパックマンワールド リ・パックよりもさらに自由度が増しています。

前作も3Dデザインでしたが、実際に動き回れる場所はさほど広くはなく、どちらかと言えば一本道でした。

 

ただ、自由度が増しているといっても3Dマリオのように好きなところから自由になんでもあり!というわけではなく、どちらかと言えばクラッシュバンディクーに似ているゲームデザインです。

ステージは森、雪山、火山など、地形を活かしたギミックや個性があり、ステージを選択して攻略するいわゆる箱庭タイプとなっている。

 

しかも裏ステージ合わせて全30以上あるステージと意外にもステージ数は多くたっぷり遊ぶことができる。

 

地形によってさまざまなギミックが用意されており、例えば雪山だと岩に追いかけられたり、氷の上をスケートシューズで滑ることができたり、火山だと吹き出る溶岩に触れないようにジャンプやぶら下がりで避けたり、メタルパックマンに変身して火山の上を歩いたりと、遊びの幅が多いんですよね。

ただ、先ほどもクラッシュバンディクーに似ているとご紹介したように、初代PSやPS2時代で流行ったステージデザインやギミックばかりなので、斬新さは正直なかった。

 

パックマンのアクションも、蹴る、ダッシュ、ヒップドロップと、とてもシンプルなアクションで遊びやすさはあるけど、物足りなさもある。

 

リメイクするにあたって、ひとつぐらい新しい技は欲しかったかな

 

そんなちょっと不満も残る本作ですが、個人的に面白かったのが各ステージに設定されているミッションとタイムアタックのやり込み要素。

ミッションとは「全てのフルーツを集める」「敵を全て倒す」「全ての木箱を破壊する」など、ステージごとに決められており、ミッションを達成すればパックマンのスキンが手に入る。

 

これの何が面白いかって、そのステージにはどれだけの敵がいるのか、どのくらい木箱が落ちているのかが数字で表示されないこと。

 

なので、自分の中では全ての敵を倒したつもりでもゴールするとミッション達成されないなんてことが結構あったんだよね。

 

ゴールしても、敵の数や木箱の数は表示されないので、どこを取り逃したのか探索しながらプレイすることができるんですよ。

 

また、フルーツは全ての数が表示されていますが、中でもメロンが一番厄介で、他のフルーツと比べると見つけづらいところに隠されているんですよ。

 

一度ハマるとずっと探してしまうステージもあり、探索好きの僕は楽しめました。

それと最後に、本作から追加されたフィギュアコレクションも魅力の一つ。

ステージミッションをクリアすると特殊なガシャポンが追加され、ステージ内で手に入るコインを使えば、ガシャポンが回せるようになります。

 

収集アイテムってついつい全て集めたくなってしまう僕は必死にガシャポンを回していました

 

ここで手に入れたフィギュアは街の中に飾ることができ、自分ならではの街づくりもできるんですよ。

 

ゲーム序盤では暗い雰囲気だったパックマン達の街が徐々に活気づいていく様子を見ているだけで面白くなっちゃうんですよね。

 

パックマン好きはもちろんのこと、3Dアクションゲームや当時PS2でパックマンワールド2を遊んでいた方にも、おすすめのリメイク作ですので、これを機に是非プレイしてみてはいかがでしょうか?

 

良かったところ

昔懐かしい王道3Dプラットフォーム

森、雪山、火山、海、沼といった昔懐かしい3Dプラットフォームの王道ステージに加え、シンプルな操作性で誰でも気軽に遊べるゲームデザインが懐かしさと遊びやすさを感じることができました。

 

パックマンは良く喋るし、キャラクターの個性やステージの個性など、全てが丁寧にリメイクされていて、とても評価が高い。

 

そんな遊びやすいステージの他にも、パックランドにはゲームセンターがあり、ここでは昔懐かしい初代パックマンから、他のシリーズのアーケードが遊べるようになっており、パックマンファンにもたまらないサービスが満載です。

 

さらに、一度ストーリーをクリアするとエンドコンテンツとして裏ステージが出現するのですが、これが舐めてかかると痛い目に合いました。

 

とにかく裏ボスがバケモンかよって思うほど強い。

 

普通にクリアするだけならちょっと難しくなっただけと感じますが、各ボスのミッションに「一度も力尽きずクリアする」といったバケモンじみたミッションがあり、これを全ての裏ボスで達成するのが、とにかく難し過ぎた。

 

ソウルライクかな?と思ってしまうほど、とにかく強い。

コンティニューができないギリギリの戦いが体験できます。

 

とくに裏ラスボスの強さがハンパなく、ミッション達成も含めると1時間は戦っていた気がしますね。

 

僕はもちろん裏ラスボスを含む全ての裏ボスのミッションをコンプリートさせましたので、アクションゲームが得意な方は是非チャレンジしてほしい。

 

裏ボスのおかげで、総プレイ時間が25時間もいきましたからね。

間違いなくパックマンシリーズの中で一番難しいと思う。

 

収集アイテムがたくさん

ステージ内にはパックマンでお馴染みのチェリーやイチゴといったフルーツを集めながらミッションをこなす面白さがあるのですが、中でもメロンの隠し場所が絶妙な場所で一度ではなかなかクリアできず、何度も同じステージを楽しめるようになっていました。

 

また、一度クリアしたステージにはストップウォッチが出現しタイムアタックを競うことができる。

 

タイムアタックはクリア時間を競うだけではなく、パックマンの衣装が手に入るミッションにもかかわってくるので、積極的にトライするといいんですよ。

 

ここでしか見られない可愛らしいパックマンの衣装に着替えて冒険できるから、ファンとしては最高なんですよね。

ちなみに、前作パックマンワールド リ・パックのセーブデータがあればトックマンの衣装が手に入るので、忘れずに手に入れておこう。

 

また、オンラインに繋げば世界中の人のタイムを競うこともできる。

 

その他にも、先ほどご紹介したガシャポンでフィギュアが手に入ったり、パックマンのアーケードゲームが遊べる筐体なんかも手に入れることができ、本編のみならずゲームセンターで、昔懐かしいパックマンも遊べるようになっています。

 

やり込み要素として、ここまでの収集アイテムが用意されていることに面白さを感じました。

 

気になったところ

新ステージが欲しかった

本作はあくまでPS2で発売したパックマンワールド2を基に作られているので、ステージのボリュームやクオリティーには満足しつつも、数はちょっと少な目。

 

それでも、十分に楽しめる内容なのですが、リメイクするにあたって新ステージは欲しかったところ。

 

ただ、11月にソニックコラボで新ステージがDLCとして追加されるみたいですね。

ソニックの有名なステージ「グリーンヒル」が追加されると知って、今からワクワクしています。

 

まとめ:パックマンワールド2 リ・パック

前作も楽しめましたが、今作がここまで面白いとは思わなかった。

というか裏ステージと裏ボスが難し過ぎてビックリした。

 

僕が今遊んでいるのってパックマンだよね?って疑いたくなるほどの難易度でしたからね。

 

ここまでの完成度は本当に満足いくものなので、是非皆さんもプレイしてみてください。