ゆあのゲームブログ

海外のゲーム、マイナーなゲームを主にレビュー記事を書いています。時より最新ゲームのレビューや攻略も書いています。

ゆあのゲームブログ


【レビュー】『ルイージマンション3』今度の舞台はオバケ達が徘徊するホテル!?シリーズ最凶の怖さを誇る雰囲気抜群のホラーアクション【評価・感想】

(^-^*)コンチャ! ゆあです。(@yua_gameblog)

 

今回は、シリーズ最凶の怖さを誇る雰囲気抜群のホラーアクション『ルイージマンション3』のレビューをさせていただきます。

 

前作と比べ圧倒的に面白くなったルイージマンション3。

多彩なアクションが増えた他、謎解きの難易度が上がっていたり、頭を使うボス戦など、全てがグレードアップしていました。

 

さらに今回はホテルを探索するのですが、雰囲気が過去作と比べダントツにホラー感が増していて最高に面白かったです。

 

そんなルイージマンション3を最後までプレイしたプレイ後の感想とともに『よかった所』『気になった所』をご紹介させていただきます。

 

ルイージマンションシリーズが好きの方、アクションゲームが好きな方、switchの面白いゲームをお探しの方におすすめのゲームです!ぜひ参考にして下さい。

ネタバレ内容が含まれますのでご注意してください。

 

このゲームを簡単に説明すると

10点満点中【7点】

 

  • シリーズ最高傑作のホラーアクション

  • オバケの種類、謎解き、ギミック全てに置いたボリュームがアップ

  • マルチで遊べる他にミニゲームもマルチでプレイ可能

 

作品紹介

作品紹介
製品名 ルイージマンション3
ハード Switch
ジャンル ホラーアクション
発売元 任天堂
開発元 Next Level Games
発売日 2019年10月31日
総プレイ時間 13時間

 

プレイ後の感想

間違いなくシリーズの中で一番面白く、オバケの種類、謎解きの難易度、そして丁寧に作られたホテル内部と新しいアクション、最高に面白いルイージマンションをプレイすることができました。

 

まず本作の世界観をご紹介すると、

「豪華ホテルに招待されたルイージ御一行。

しかしそれは『キングテレサ』の大ファンであるオーナーの罠でした。


ホテルでルイージがうたた寝をしている間に、マリオ、ピーチ、キノピオたちがさらわれて、絵の中に閉じ込められてしまいます。


仲間を助けるため、ちょっぴり臆病なルイージは、「オヤ・マー博士」の発明した新型「オバキューム」を片手に、奇妙なフロアが続く「オバケホテル」での新たな冒険に旅立ちます。」

 

とのことなのですが、本作の魅力はやっぱりオバケホテル。

 

シリーズを通してホテルというステージは初めてであり、まさしく映画『ゴーストバスターズ』を彷彿とさせる作りになっていました。

本作はホテル内を探索し、さらわれたマリオやピーチといった仲間を探しつつ、各階層に蔓延るオバケを退治したり、謎解き、ギミックを潜り抜け、ボスと戦うといったシンプルかつ丁寧に作られたホラーアクションに仕上がっていました。

 

雰囲気、アクション、敵の種類、ステージとどれをとっても過去作に比べダントツで面白く仕上がっており、なにより新アクションが面白すぎた。

 

オバケを叩きつける「スラム」や空気の力で大ジャンプする「バースト」、さらには新たな相棒「グーイージ」など、数々のアクションに魅了されました。

相棒のグーイージはルイージそっくりなスライムのような物体で、グーイージを使い謎解きやボスに挑むことができ、臨場感がさらにパワーアップしていました。

 

弱点が水なので水場では役立たずなんですけどね

 

新アクションも最高に面白かったのですが、それよりも一番魅了されたのはホテル内部。

 

新しいオバケや難しい謎解きも、全て丁寧に作られたホテル内で起こっており、ひとつひとつ細かいところまで作りこまれており、探索してもしきれないほど、飽きさない工夫が「これでもか!」と散りばめられていました。

 

隠し扉や扉隠し通路は至る所にありますし、各階層によって様々なコンセプトが決められており、そのコンセプトに沿った内容になっていました。

海賊ステージですと、宝の地図を探して宝の在処を見つけたり、不思議の国のアリスのようなステージでは地面と天井が逆さまになっていたりと、とにかく毎回新しい発見があるんですよね。

 

ボス戦も過去作と比べると一癖あり難易度が上がっていました。

 

オヤ・マー博士によりオバキュームが強化されたり、一筋縄では倒せなくなったオバケやパズルゲームをプレイしているかのような難易度が高い謎解きなど、シリーズ最高峰のルイージマンション3を是非プレイして欲しいですね。

 

よかった所

ボリュームアップしたアクションと探索そして謎解き

圧倒的に探索する場所が増えたし、むしろステージ長!と思うほどボリュームが増えているんですよね。

 

1と2の探索はどちらかと言えば平面が多かったのに比べ、本作の探索は立体的になっているんですよ。

 

というのも本作から新しく追加されたアクション『キューバンショット』で色々なものに紐をつっく付けて動かすことができたり、『バースト』で大ジャンプしたり、極めつけは『グーイージ』といってルイージの形をしたスライムみたいな相棒が加わりました。

 

ルイージでは進めないような鉄格子危険なワナの上も、すり抜けて進むことができるようになったので、探索の幅が一気に増えたんですよね。

 

これらの新アクションが増えたことによって、探索と謎解きが大幅にパワーアップし、今まで以上により立体的に楽しめるようになっていました。

 

また、2で採用されていたテレサ集めや宝石集めも本作では継続されており、宝石に関しては博士から便利アイテムを購入することによってマップに宝石の位置が表示されたり、テレサに関しては隠れている場所に近づくとコントローラーが振動して教えてくれたりと、収集アイテムの探索に至ってもかなり遊びやすくパワーアップしていました。

 

特性豊かなオバケ達

シリーズの中で一番オバケの特性が強かった。

とくに苦戦するボス戦。

 

というのも、今まではただ吸い込んでやっつけるだけのボス戦だったのに比べ、本作ではしっかりとした攻略法があり、それが分からないと倒せない仕様になっていました。

 

例えば鎧を纏ったオバケの場合、オバキュームで鎧を吸い込むだけではなく、一度ボスを怯ませてから特定のアクションを使い隙を作ってからオバキュームで吸い込むなど、オバキュームを使うタイミングまでが2工程ぐらいあるんですよね。

 

ボス一体一体の個性が豊かでボス戦が凄く楽しいんですよ。

ただ、これが意外と難しくて倒し方が分かるまでマジで苦戦しました。

 

また、小さなオバケも似たような特性を持っているものもいるし、なにより新しいアクションを駆使して吸い込むのが凄く気持ちがよかった。

 

過去作では一体吸い込むか複数一度に吸い込むか、とにかく吸い込むしかアクションがなかったのに比べ、本作では吸い込みながら周りにいる他のオバケに吸い込み途中のオバケを叩きつけてダメージを与えることができるので、複数のオバケに囲まれた時の一気にやっつけられる爽快感がとにかく気持ちよかった。

 

過去作No1の雰囲気

1では洋館風、2ではマンションや砂漠といった色々なステージへ探索できたのに比べ、本作の舞台はホテルなんですよね。

 

薄暗いホテル、急に止まるエレベーター、誰も居ない客室など、ホラーの雰囲気は過去作と比べてもダントツ。

 

ルイージマンションのモデルは映画『ゴーストバスターズ』と言われていますが、本作に関してはホテルで探索するので、まさにゴーストバスターズなんですよ。

 

エレベーターで各階に降りて探索するのですが、どの階も丁寧に作りこまれていますし、ひとつひとつ見て回る楽しさがありましたね。

 

1と2は正直何となくでプレイしていてもクリアできた反面、3は逆によく見ておかないとアイテムの取り逃しや謎解きに苦戦させられてしまうんですよ。

 

この作りこみが面白い反面、謎が解けない時の焦りやちょっと面倒な部分もありました。

ただ、それ込みで凄く楽しめます。

 

気になった所

ボリュームが多い

一見ボリュームが多いと聞くとたくさんゲームが遊べるので良く聞こえがちですが、本作の場合、確かにボリュームが多くたくさん遊べる反面、面倒だと感じる部分がありました。

 

エレベーターで各エリアへ行き、オバケを退治したり謎を解いたりするのですが、階層によって長いステージもあれば短いステージもあるんですよね。

 

短いステージはコンパクトに収まっていて丁度いいボリュームに比べ、長いステージは無駄に長いといいますか、あっち行ったりこっち行ったり動き回るんですよ。

 

クリアする頃には少し疲れてしまっている自分が居ました。

 

なのでボリュームが多いことが良いというわけではなく、マリオシリーズのゲームにおいては丁度良いボリュームを求めてしまいますね。

 

まとめ:ルイージマンション3

シリーズ最高峰と言ってもいいぐらいマジで面白かったルイージマンション3。

続編を期待したいところだけど、これ以上どう面白く作れるのだろうか?と思えるほど完成が高かったです。

 

この夏、どんなゲームで過ごそうかと悩んでいる方は是非本作をプレイしてみてはいかがでしょうか?